投資信託だけで豊かになれる?

女性30代 くのいち01さん 30代/女性 解決済み

26歳女性です。年収は300万円ほどで、新生児と旦那(年収250万ほど)の3人家族です。2019年から投資信託を始め、2020年からつみたてNISAとiDeCoを始めました。投資信託ではs&p500に貯金の5分の1を投資しました。運用損益はプラスになっているのですが、いまいち、生活が豊かになったという感覚はありません。子どもが3歳になったら会社員を辞めて、フリーランスとして働き、自分の自由な時間を大切にしていきたいと考えていますが、今のような資産運用では老後に困ってしまうような気もしています。ちなみに、夫婦で家計は別で、私は毎年約120万を貯金しています。この額を貯金できるのも、会社員のうちだけかなと思っています。
私にとっての人生の豊かさは、経済的に困窮することなく、仕事を自分で選ぶことができ、人間関係でのストレスがない状態です。仕事を辞めると経済的に困窮するのではないかと不安に思い、ご質問させていただきました。
現在の私の状況で、より早く老後の資金を貯めることができる方法があれば教えていただきたいです。

1 名の専門家が回答しています

中山 国秀 ナカヤマ クニヒデ
分野 株式投資・NISA・投資信託・ETF・REIT
50代前半    男性

福岡県 佐賀県 長崎県

2021/03/09

では、回答させていただきます。

まずは、現状の『想い』の点を踏まえますと(預貯金/資産形成計画のためにも)ご家庭の[ライフプランニング]をなさってみられると、少しずつでも「お気持ちの整理」・「将来への見通し」をつくるきっかけになるのでは?と一言お伝えできます。

具体的には二点です。
A《ライフイベント表の作成》~手書きにて、ご主人〇〇歳;奥さま26歳;お子さま0歳から→「時系列に、年齢の推移を書き出し」→「それぞれ〇〇歳の時に、おこり得るイベント・想定できる事など書き出し」→「仕事のこと・教育のこと・住まいのこと・ご夫妻それぞれについて・老後へ向けてetc...を書き出し」

次に、
B《収入と支出を整理してみる》ことです。具体的には 「家計のお金を見つめなおす」ことといえます..方法は2つ・・・Ⅰ ; 流動費  Ⅱ ; 固定費をじっくり確認してみることです。
※流動費=生活によって、月々の支出が変わるもの(食費:水道光熱費:レジャー費など)~普段のお金の使い方に注意(レシート管理など)
※ 固定費=毎月、ほぼ決まった金額の支出となるもの(住宅費:民間保険料:通信費など)~一度見直すだけで、大幅な支出改善も考えられる(勧められるままでなく、自身で充分内容を吟味してみる)

AとBに着手することで、「遠回りに感じる?」かもしれませんが「結果的に近道」≒すなわち、「適切な貯蓄・投資可能額がみえてくる」「何のため・誰のための貯えか?」などが整理されてくることでしょう。

【貯え・資産形成計画】につきましては
『現在の私の状況で、より早く老後の資金を貯めることができる方法があれば教えていただきたい...』という思いの中「より早く?」の基本的概念(許容できる年限など)は、短期(02~03年)?..あるいは中長期(10年~15年超など)いずれでしょうか。

短期としての発想は《投機・ギャンブル的発想》となることもあり、当サイトなどでの情報共有につきましては不可(不適切)情報ともとらえかねませず、あくまでも「中長期での、資産形成/運用」の情報発信と認識させていただきます。

既に
・『2020年からつみたてNISAとiDeCoを始めました。投資信託ではs&p500に貯金の5分の1を投資...』
・『夫婦で家計は別で、私は毎年約120万を貯金しています。この額を貯金できるのも、会社員のうちだけかなと思っています。』
ということから、「今後の見込みは断言できないですが、現時点で“良き選択肢”にて運用をスタートなさってらっしゃる」ことがうかがえます、素晴らしいです。

※ここは考え方ですが、冒頭お伝えしました《ライフプランニングシミュレーション》(あくまでも想定額試算)次第では「現状維持」でもいいでしょうし、目標設定の上「増額/追加設定」なさることをご検討してみては?と考えられます。

と申しますのは、気になりますのが将来の《教育資金》です...お子さまにかかる資金をあらゆる角度から検証(もちろん、第2子/第3子計画)し、日常に「かかるお金」・お子さまに「かけるお金」を想定し→「預貯金/資産形成計画」とのバランスを見通すことも大事な点でしょう...。

それらの点を踏まえて【方法論】としまして、現時代に合った“貯え”としまして(既に賢明な方法もスタートなさってますが)少しでも“貯えを増やす”基本(中長期)としましては、
個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」・NISA/積立NISA・変額個人年金・変額保険・外貨建て商品・外貨建て生命保険・積立投資信託・個人向け国債・財形貯蓄...など、元本“確保”ありorなし~運用は自己責任~引き出し/解約時の制限ありorなしをしっかりと「自身の許容・納得できる範囲内」でそれぞれの商品の特徴/特性を活かし、自助努力できる方法でしょう。

【個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」・NISA/積立NISA】~“税制優遇策”などの利点もあり、比較的少額からでも始めることが可能。
【変額個人年金・変額保険】~“保障/保険”などのお守りを持ちつつ、資産形成機能を併せもつことが可能。
【外貨建て商品・外貨建て生命保険】~“日本国内情勢”を踏まえながら、自身として魅力を感じ“経済的な将来像”が期待できる“外国通貨”に投資していく。
などが考えられます。

注意点として「元本保証の有無確認」・「国内外の経済情勢に大きく左右される」・「金利変動」etc...さまざまな“リスク”が、ご自身として「許容できる範囲/価値観で」という重要なことが考えられるところです。
また、「アクティブ運用」(積極的)or「インデックス/パッシブ運用」(安定的)など、「どう?運用していきたいのか...」と「これから先、どういった産業/企業/国が成長していくのか...」などの基本の概念的な要素も「入口」の大事な点です。

文面によりますと「会社おつとめ」の環境で、これから先「“時間”を味方につけて」【貯え】・【運用/投資】などをじっくりとご検討なさって、着手されてみてはいかがでしょうか。

今回は、「より早く」での情報は伝えにくい点もございますが、「ご家族のライフプラン」(収入と支出と正面から向き合い)想いを描き~理想となさる生活設計をつくりあげていかれることを願っております。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

年齢に合った適切なポートフォリオを組みたい?

40代、会社員です。妻と中学生になる子供と3人家族です。資産運用に関する質問です。現在、預貯金が1400万円。アメリカ株etfに100万円投資しています。金融資産に対して、リスク資産は10%弱。現在、超低金利政策で銀行に貯金しついても金利がほとんどゼロに近いので、巷では貯蓄から投資へ。と叫ばれていますが、元金割れリスクにばかり目がとられ、なかなかリスク資産を増やすことができません。しかし、老後2000万円必要。なんて発言もよく耳にし、正直焦っています。そこで、現在40代の私に適した最適なポートフォリオ、無リスク、リスク資産の配分率、など、専門家の方の意見をいただきたいと思います。希望としては、値動きが荒くない、マイルドなポートフォリオをお願いします。

男性50代前半 u5kripzrzkさん 50代前半/男性 解決済み
松村 勝宜 1名が回答

株を買うときの注目ポイントは?

現在会社員として安定した給与を得ている身ですが、こういった世の中でそれもいつまでも続く安心があるとは思えません。そこで未来に向けて投資したいと思います。中でも株に興味があります。しかし知識が薄い素人であり、株といっても多くの企業が退対象となるので、どこのものを選べばよいのか大変混乱しています。初心者に向けて、どうせ買うならその会社のこういう点を重視するべきという基本的なポイントを教えてほしいです。そのポイントを押さえるためには、その企業のどういった情報に注目するのが良いのかということも合わせて知りたいと考えています。お願いします。

男性30代前半 doujimayoshiteruさん 30代前半/男性 解決済み
中村 真里子 1名が回答

株式投資のはじめ方は?

20代学生です。来年から社会人になります。テレビで老後2000万問題を知り、今から資産形成ができるかどうか不安です。来年からの勤め先は、お世辞にも給料が良い方とは言えません。今からでも将来のために、資産形成について勉強しておきたいと思いました。そこで、以前から興味があった株式投資について知りたいと思い、検索してみたのですが、NISAやらPERやらよくわからない単語がたくさん出てきてしまい、困惑しています。何をどう勉強したらいいかの指針もない状態です。そこで2点質問です。1点目は、株式投資について何も知らない者がいちから勉強する際、どのように勉強をしていけばいいのか教えてください。2点目は、株式投資を始める際、これだけは知っておいた方がいいことや注意点を教えてください。

男性20代後半 0513nariさん 20代後半/男性 解決済み
松村 勝宜 1名が回答

積立NISAやiDeCoなどで老後2000万円を用意できるか不安

今現在、積立NISAやiDeCoなどを使用して、定年後のための貯蓄をしていますが、この方法で老後に必要とされている2,000万円を貯めることができるのか不安です。株式投資について勉強はしていますが、やはり資金が減ってしまう可能性を考えると、この2つしかまだ利用できていません。今28歳で、今後子供が産まれたり、家を買って住宅ローンを組んだりといった未来を考えると、貯蓄ペースが遅いと感じていて、結局収入を増やすのが一番はやいと考え、スキルをつけるため通信大学に通い始めましたが、この選択があっているのかも不安です。また、両親ともに還暦を過ぎ、いつ相続の話になってもおかしくありません。最近結婚しましたが、夫には90近い義祖母がいるそうで、そちらの相続の手続も今から不安です。

女性30代前半 naiさん 30代前半/女性 解決済み
山口 雅史 1名が回答

手取り25万円、身体が弱い自分におすすめの資産運用は?

手取りが25万円ほどしかなく、ここ数年はそこから増えそうにありません。iDeCoというものがあるとお聞きしたのですが、私自身体が弱く長生きできるか不安なため60歳まで引き下ろすことができないiDeCoは不向きだと感じました。今のところ積立NISAを月々33333円ずつ積み立てている状態です。今の状況からさらに貯蓄を増やすためには何をすれば良いのでしょうか。私には特にこれといった特技もないため、凡人である私でも何か良い提案があればお聞きしたいです。よろしくお願いします。

女性20代後半 luzさん 20代後半/女性 解決済み
山口 雅史 1名が回答