積立NISAの始め方について
これまで資産運用に取り組んでこなかったのですが、つみたてNISAをきっかけに運用に挑戦したいと考えております。資産運用は「まとまった資金の運用」というイメージを持っていましたが、つみたてNISAが良いと聞き、確定拠出年金制度の普及とともに、これから資産を作っていき老後を心配せずに過ごせたら幸せだなと思い、若いうちに資産運用をしたいと考えているのですが、つみたてNISAはどう選べば良いでしょうか?
これまで資産運用に取り組んでこなかったのですが、つみたてNISAをきっかけに運用に挑戦したいと考えております。資産運用は「まとまった資金の運用」というイメージを持っていましたが、つみたてNISAが良いと聞き、確定拠出年金制度の普及とともに、これから資産を作っていき老後を心配せずに過ごせたら幸せだなと思い、若いうちに資産運用をしたいと考えているのですが、つみたてNISAはどう選べば良いでしょうか?
3 名の専門家が回答しています
口座開設先と銘柄選びの2点について回答させてください。
つみたてNISAをするには口座を作らなければなりません。証券会社のほかに銀行や信用金庫などの金融機関でも解説が可能ですが、大手ネット証券会社がお勧めです。
口座開設をネットで完結できることもありますが、投資先となる投資信託のラインナップが豊富なこと。そして、コスト面で有利なことが挙げられます。つみたてNISAの対象投資信託は金融庁が選んだ銘柄に限定されています。限られた銘柄になってしまうため、少しでも選択肢の多いところで口座を開設することが重要になると思います。
コストも重要な要素の1つです。手数料が高ければその分利回りが減ってしまいます。つみたてNISAは収益や配当が非課税になるので、課されるコストは手数料や口座維持費です。コストは低いに越したことはありません。
銘柄選びです。投資対象が投資信託に限定されている以上、リスクはあります。しかし、リスクがないと大きく収益が挙げられないことも事実です。
つみたてNISAの根幹となる長期・積立・分散運用では様々なリスクを軽減する効果が期待できます。金融庁が過去に出したレポートにも20年間にわたって国内・先進国・新興国の株・債券に6分の1ずつ投資した場合の利回りは年平均4.0%になったことや長い期間続けるほど元本割れしにくくなるなどが報告されています。つまり、短期間では値動きのあり、長期では右肩上がりとなる銘柄がベストとなります。結論は世界株式を対象とした投資信託になります。
同じような銘柄が複数ある時は、自身の目標達成に近づける利回りを継続的に挙げている銘柄を選ぶのがベターです。
そして、成功の秘訣は「早く始めて、途中で止めずに長く続ける」ことです。
こんにちは。
ご質問ありがとうございます。
「つみたてNISA」のご質問ですが、
まず「どの金融機関に口座を開設すればよいのか」ということがあります。
「つみたてNISA」について力を入れている金融機関もあれば
特に力を入れていない金融機関もあります。
力を入れていない金融機関の場合、
品揃えが悪く数本しか取り扱いのないところもあります。
そういう金融機関は避けられることが望ましいです。
やはり最低でも数十本はラインナップがある
金融機関をお勧めします。
「投資信託」を選ぶ際には「信託報酬」にも
目を向けられることが必要です。
「つみたてNISA」は長期の積立になりますので
「信託報酬」が高い「投資信託」を選ばれると
コストが上がりリターンが下がります。
リターンは確定しているわけではありませんが、
コストは決まっていますので
「いかにコストを抑えるのか」も大切なことです。
「信託報酬」の安いものということであれば
「インデックス型」(指数に連動するもの)の
「投資信託」がよいと考えます。
世界中の株式に投資している「インデックス型」の
「投資信託」をお勧めしたいと思いますが、
相談者様が株式だけではリスクが高く不安とお考えであれば、
「バランス型」(複合資産に投資するもの)を選択されるのも
よいかと思います。
まず、つみたてNISAを始めるには、金融機関につみたてNISA口座を開設する必要があります。
なお、金融機関につみたてNISA口座だけを開設することはできません。証券会社ならほかに「証券(総合)口座」、銀行ならば「普通預金口座(総合口座)」と「投資信託口座」が必要になります。初めて利用する金融機関の場合、これらの口座を先に開設してから、つみたてNISA口座を開設します。なお、同時に手続きができる金融機関もあります。
また、つみたてNISAの金融機関は、品ぞろえの多さや最低投資金額、積立ての頻度などをもとに選ぶといいでしょう。これらのポイントで圧倒的に有利なのはネット証券です。つみたてNISAの投資信託の9割以上を網羅しているところや、最低投資金額も100円からです。積立ての頻度も毎日、毎週といった具合に設定できるところもあります。ネットだけですべての申し込みができるのも手軽で便利です。
次に、つみたてNISAで買うことのできる金融商品は、金融庁の一定の基準を満たした投資信託・ETF(上場投資信託)です。つみたてNISAで購入できる投資信託は、手数料が安いことがポイントです。買う時の購入手数料は無料、持っている間にずっとかかる信託報酬も控えめなものが揃っています。約6000本もある投資信託のうち、つみたてNISAで購入できるのは160本程度です。初心者でも投資信託を選びやすくなっているといえるでしょう。
なお、投資初心者で、どのように組み合わせたらいいのか悩むという人は、長期投資向きのインデックス型投資信託のうち、バランス型に投資するのも良いでしょう。バランス型とは、国内外の株や債券、REITなど複数の資産に対して1本で投資できる投資信託です。ファンドによって投資対象は異なりますが、1本で分散投資の効果が期待できます。ただし、新興国に対して積極的に投資を行うバランス型はリスクが大きいので、国内や先進国をメインに投資を行うバランス型を選んだほうが無難でしょう。
また、「つみたてNISA」の年間の投資上限額は40万円ですから、12ヵ月で割って、毎月投資上限額は、約3万3333円までとなります。40万円は、年間投資上限額です。
結論としまして、まずは、ネット上から、ネット証券会社に「つみたてNISA」の専用口座を開くことをおススメします。そして、バランス型の投資信託を選び、少額から投資(毎月100円から投資可能です)をしてみたらいかがでしょうか。投資に慣れることにより、徐々に、自分に合った投資信託を選べるようになるでしょう。
貯蓄が思うように増やすことができないので、不動産を含めて投資を検討中です。色々本を読んだりネット記事を読んだりして、基礎的な知識は勉強中なのですが、基本の「キ」は恥ずかしくて誰にも聞けないことが多く、分からないままだと先に進めないので質問させていただきます。不動産投資を考えるとき、日本の不動産か、海外の不動産かによっても異なるとは思いますので、初心者の自分は情勢をつかみやすい日本の不動産でチャレンジしてみようかと思っているのですが、そもそも、日本の不動産は「どんなとき」が買い時なのでしょうか?好景気の時なのか、不景気の時なのか。円高の時なのか、円安の時なのか。狙いを定めて一気に買うべきなのか、毎月積み立てで買うべきなのか。世界情勢がどのようなときに、日本の不動産価格が上がりやすいのか。(オリンピック前は高騰して、オリンピック後は下落すると言われたりしますよね。アメリカが好調なときは日本も好調になりやすいとか、あるのでしょうか?)株価を見ながら予測を立てて・・・などと言いますが、初心者なので、どこがどうなった時が買い時なのかすらさっぱり分かりません。人によって株の買い方が異なることは承知していますが、一般論で教えて頂けたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。
40代夫婦で子供はいません。地元の金融機関で勧められて積立NISAを始めて2年ほどになります。夫婦の年収を合わせても300万円台で、生活に余裕はありませんが、毎月5千円ほど積立NISAで運用しています。ですが、それ以外では貯金が出来ていない状況です。夫婦で仕事をしているため、車はそれぞれが持たなければ生活できず、維持費や車検などでお金がかかります。家賃4万円台のアパートで生活していますが、食費も切り詰めないと毎月赤字になってしまいます。このままNISAで運用していて今後の生活がどれほど楽になるのか分かりませんし、正直、今後の生活よりも今の生活が苦しいです。年収が少ない場合、積立NISAで資産運用していくメリットはあるのでしょうか。
投資信託について始め方を教えてほしいです。上司から100万円貯蓄が貯まったら投資信託に回したほうがいいよといわれました。上司は地方銀行の投資信託で100万円の資産運用を自分で運用先リストから好きなものを指定して1年運用してもらい10万円の利益が出たと話していました。ただ別の上司からは運用して結局損が出てもうやらないという話も聞きました。どのように運用していけばいいのかわからないのでそこら辺を詳しく聞いてみたいです。あと投資信託は手数料と利益に対する税金が分かりにくいので、全くの初心者でも分かりやすい案内や一覧の書類を見ながら案内をしてくださると納得して投資信託ができると思います。運用状況の確認の仕方も教えてほしいです。
27歳女性です。恥ずかしながら、まだまだ年収が低く(240万円前後)貯金することで精一杯な状況です。ある程度のまとまった貯金ができたので、最近、少額ではありますが、つみたてNISAは始めました。いずれは老後の資産のことも考え始めないといけないとは思いつつ、一度積み立てたら30年以上解約できないiDecoも手を出すべきか、現金貯蓄として手元に置いておくべきか悩んでいます。先行きが見えないこのご時世、あまり老後のことについてあれこれ悩みすぎるのも良くないとは思いつつも、考えないわけにはいけないよな、というのが正直なところです。今のところ、結婚・出産について具体的に決まっていないこともライフプランの立てにくさの一つではないかと思っています。年収が低い、20代後半の老後資金に対する考え方(どれくらいの重きをおいて資産確保に励むか等)、姿勢を教えてください。
以前勤めていた会社が株式を上場することになり、そこで買った未公開株を所有しています。毎日株価は眺めているのですが、いざ、売買するとなると気が引けてしまってなかなか行動に移せません。このまま死ぬまで保有したまま放置するのではないかと心配しています。この歳から株式投資の方法を学ぶのも億劫で、かと言って相談する相手もおりません。今のところは夫に任せておけばいいかなと、それほど深刻に考えてはおりませんが、夫は私より10歳年上で、すでに定年退職しており、この先いつどうなるかという不安もあります。また、株式だけではなく、私達には子供もなく、夫が死んだあとのことを考えるといろいろと不安になります。金銭的にゆとりがあれば、まだ不安は少ないのかもしれないと、副業をいろいろと試してみたり、転職を考えたりと、毎日悩みが尽きない現状です。