空き家や土地にかかる税金を教えてください

女性30代 reika0606さん 30代/女性 解決済み

実家の両親が農家で、広い農地を所有しているのですが、今のところ跡を継ぐものがおりません。

この状況で、もしも両親が亡くなった場合、残された農地や家にはどのような税金がかかってくるのでしょうか。

家に関しては、私は結婚してから家を出たため、両親が亡くなった場合は家は空き家になってしまいます。
空き家のまま残した状態と、取り壊して更地にした場合とでは税金額が大きく変わると聞いたことがありますが本当でしょうか。

土地については、残された農地を活用して建物を建てた場合や、何もせずにそのまま放置した状態とで、税金はどのくらい変わってくるのかも知りたいです。(そもそも、そのまま農地として税金を納めることになるのか、別の用途として納めることになるのでしょうか。)

1 名の専門家が回答しています

佐藤 元宣 サトウ  モトノブ
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
40代前半    男性

全国

2021/04/22

ご質問の件について、両親が死亡し、質問者様が残された農地や家を相続した場合、相続税がかかる可能性があります。

ただし、相続税には基礎控除額と呼ばれる控除があり、相続した財産の合計金額がこの基礎控除額以下の場合、相続税がかかることはありません。

ちなみに、相続税の基礎控除額には計算式が設けられているのですが、質問者様だけが法定相続人で財産を相続するとした場合、「3600万円以下」の財産であれば相続税がかかることはありません。

参考:国税庁 No.4152 相続税の計算
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/sozoku/4152.htm

このほか、農地や家を相続し、新たにこれらの資産の所有者になった人は、以後、固定資産税を納付していく必要性が生じることになります。

なお、「空き家のまま残した状態と、取り壊して更地にした場合とでは税金額が大きく変わると聞いたことがありますが本当でしょうか」とありますが、こちらはその通りです。

また、「土地については、残された農地を活用して建物を建てた場合や、何もせずにそのまま放置した状態とで、税金はどのくらい変わってくるのかも知りたい」とあり、この場合、簡単に話が進むような問題にはなりません。

農地を活用して建物を建てるということは、農地を転用することになり、農業委員会への確認や各種手続きが必要になり、具体的に話を進めていくには、司法書士などの専門家の協力が無いと難しいでしょう。

そのため、まずもって農地転用できるのかどうかを知ってからでなければこの質問につきましては意味をなさないと考えます。

最後に「そもそも、そのまま農地として税金を納めることになるのか、別の用途として納めることになるのでしょうか」とあり、こちらは農地として税金を納めることになります。

周りの農家仲間で農地を引き取ってくれる人がいないかどうか、代わりに作付してくれる人がいないかどうかも同時に今から確認されておくべきでしょう。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

夫婦間でも贈与になるのかどうか

45歳の夫婦で12歳の子供がいます。貯金が念願の1000万円に届きました。今までは主人の口座を私が管理しているので、貯金もすべてその口座にしていました。1000万円のうち700万円はすでに定期預金にしてあります。そして現在たまった300万円も定期預金にしてしまうとペイオフ対策ができないので、その300万円は私の口座に移そうと思います。ちなみに夫も了承済みです。ただ例え夫婦間であっても110万円を超える場合には「贈与税」を払う対象になるという記事をネットで読みました。そのため300万円を一気に移すと贈与税がかかってしまうのではないかと心配になってきました。今まで無知で、家を購入するときに義実家から200万円援助があり普通に振り込んでもらったりしたこともあったのですが、後々税務署から何か言われるようなことはありませんでしたが、たまたまでしょうか? もし贈与税がかかるのであれば100万円を3回にわけて移すなど対策をしたいと思います。アドバイスいただけると幸いです。

女性40代後半 k_s6485さん 40代後半/女性 解決済み
植田 英三郎 1名が回答

副業での収入について

当方は29歳の会社員で年収は400万円程度です。現在は持ち家一軒家で専業主婦の妻と1歳の子どもと生活しています。貯蓄は少なからずできていますが、来年に子どもが産まれる予定でして、副業として簡単な在宅ワークをしています。私が勤務している会社は副業については公には認めていませんので、ばれないようにしたいと考えています。そこで、副業での収入がどのようにばれるのかということと副業での収入が少しでもあった場合はどのように税金の手続きが必要なのかわからないです。また、手続きが必要な場合はどのように実施したらよいのかなども分からないため、詳しい方法やどの程度の金額の収入が副業であると税金がかかるのかご教授いただけると幸いです。

男性30代前半 naiyangdoujさん 30代前半/男性 解決済み
舘野 光広 1名が回答

節税について

大学を出てから会社員として企業に勤めております。一次は週末だけスキューバダイビングのインストラクターとして副業、副収入を得ていた時期があります。現在は副業は行なっておりません。まずファイナンシャルプランナーの方にお伺いしたいのは、一般的に会社員でも出来る節税対策をご教授いただきたいとおもいます。国民としての義務である納税は致しますが、必要以上に納税したくありません。もちろん脱税といった違法行為ではなく、合法的な節税対策です。少しでも節税できるなら結果として支出が抑えられますので助かります。必要であれば年末調整なども会社任せにせずに、確定申告などの労力、時間がかかっても構いません。節税と同時に副業などの副収入を得た場合の節税対策もご教示頂きたいとおもいます。今現在は副業を行っておりませんので、副収入はありませんが、この先の将来はどうなるかわかりませんので、知識として得ていたいとおもいます。

男性50代後半 shige808265さん 50代後半/男性 解決済み
石村 衛 1名が回答

将来的に一時的に海外移住する場合の節税

コロナ収束後のお話となりますが、将来的に海外移住する場合の節税を考えています。住居を残す場合、住民税などをなるべく抑えたいとなれば、どうすればよいでしょうか?今のところ一生涯、移住を考えている訳でなく、海外での就職による第二の人生を考えています。もし叶わなくとも、リタイアメント後の生活を海外で考えている程度です。したがって住宅に、家財を置く必要があるとなると、税金を支払う必要があると考えています。住まいの節税、またはこういったケースの場合、そのほかに税対策をする必要はあるでしょうか?海外に住んでいる間もの年金などは支払いを続けようと考えています。5年後あるいはそれ以降に実行できればと考えていますので、準備資金を貯めるよう今から準備すべき節税対策なども合わせて伺いたいです。

男性50代前半 shitbさん 50代前半/男性 解決済み
植田 英三郎 1名が回答

確定申告の主流の方法は今後ずっと変わらないのか?

私はフリーランスで働いているため、確定申告を毎年行っています。確定申告の方法としてはオンラインや郵便で済ますこともできますが、税務署に行って済ますというやり方も主流です。ただ、オンラインや郵便で済ますことができるならば、それは非常に楽だと思いますし、税務署側も人員を割かずに済むメリットがある気がします。したがって、税務署まで行って確定申告を済ますやり方はいずれは廃れていくのが自然だと思いますけど、日本の場合にはなんとなく今後もずっと残りそうな気がします。私はそう思っているのですが、税務署まで行って、そこに提出をするというやり方は、今後私が生きている間はずっと残り続けるのでしょうか?私は現在30代なのですが、確定申告をするたびに疑問に感じています。

男性30代後半 263823さん 30代後半/男性 解決済み
井内 義典 1名が回答