今後の老後に必要なお金

女性40代 harutomo1922さん 40代/女性 解決済み

今現在、母子で子供は1人巣立ちした2人と暮らしています。国民保険と国民年金に加入していますが、実際に自分が年金を貰う歳になった時に、年金だけでは足りるのか?このご時世で私たちが貰う頃にはもっと貰える年金額が下がってしまうのではないか?と言う心配があります。
2000万円必要だ!と少し前に騒がれていましたが、母子で貯金を2000万円もするのは相当難しいと言うか無理に近いものがあると思うので、老後が暮らせるのか?とても心配です。
そのような不安をお持ちの方はたくさんいらっしゃるかと思いますが、どのような生活をされているのか?知りたいなと思います。
貯金も少なく、年金額も少ない人達の生活はどのように暮らしたら良いのか?も聞いてみたいです。

1 名の専門家が回答しています

山口 雅史 ヤマグチ マサフミ
分野 老後のお金全般
50代後半    男性

兵庫県 岡山県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県

2021/04/27

コロナの感染再拡大もあり、収入減から老後の生活資金を気にする人が増えています。母子家庭であれば尚更だと思います。
2000万円問題でクローズアップされた「2000万円」には前提条件があることをお話しします。

2000万円の根拠は、金融庁の金融審査会がまとめた報告書です。夫が65歳以上、妻が60歳以上の無職世帯において平均的な実収入が月額約21万円で、一方、消費支出は26万4000円としています。毎月5万円が不足する計算です。30年間で、5万円×12か月×30年=1800万円が不足すると計算されます。この不足分を貯蓄で補填する必要がある、というのが報告書に書かれた内容です。老後資金の不足は以前から指摘されていたことで、急に降って湧いた話ではありません。そもそも、報告書が資産に使用したデータは平均値です。平均値は大きな数字に引きずられやすいため、必ずしも実態を表したものではありません。しかも、「夫が65歳以上、妻が60歳以上の無職世帯」という前提条件が1つでも崩れると成り立たなくなってしまいます。つまり、母子家庭のように1人の家庭では根本から異なることになります。

しかし、今後は年金額が下がることは否めません。少子高齢社会で年金原資となる保険料は減り、受給者は増加する傾向が続きます。現行の年金制度では減額せざるを得ない環境です。一方、年金受給額は現役世代の手取り収入(ボーナスを含む)の50%以上にしなければならない(所得代替率)という決まりもあるので、現役世代の収入が上昇する限りはそんなに大きく減少しない(現状から2万円程度)という見方もあります。「2000万円」という文字が独り歩きして不安心理を煽っている感はありますが、早い時期から準備する必要はあると思います。

生活スタイルは十人十色で、生活費も千差万別です。しかも、この10年で生活環境は大きく変わるとされています。つまり、現在は参考にならないということです。当然、社会保障制度も変わってくると考えられます。政府や自治体もそれ相応の対策は採ると思いますが、政府頼りという訳にはいきません。「行動する人が報われる」時代となりつつあります。
悲観的にならずに将来のために「今、自分に何ができるか」を考えてください。

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老後の生活の不安について

老後の2000万円問題が取り沙汰されてから自分の老後にそんな貯蓄を残しておけるか不安です。現在、新型コロナウイルスが蔓延して、会社の業績も落ち込んでいます。日々の生活を送るための給与も残業代の削減やボーナスカットの影響を受けて減少しています。そのため毎月赤字で生活することになり、非常に苦しいです。先の見えないこの状況において、貯金をしっかり実行しながら生活することが出来ずにいます。ファイナンシャルプランナーさんに減少した給与でのベストな生活を教えていただきたいです。将来の貯蓄を考えながらする現在の生活水準における節約するべきことについて教えて頂きたいです。将来の不安もあるので、今実施しておくべき上手な貯蓄方法を教えて欲しいです。

男性30代前半 oedoblacksheepさん 30代前半/男性 解決済み
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老後に必要な費用は、パターン別にいくらなのか。

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