老後に年金はもらえるのだろうか心配です。

女性30代 asap156192さん 30代/女性 解決済み

加速する少子高齢化、長くなる寿命、先細る社会保障……など、老後の生活に対する不安が高まってきています。
中でも、人生100年時代といわれるように、平均寿命が伸び、老後の生活が長くなったことが、老後の生活不安を増大させている大きな要因といえます。実際、厚生労働省が2019年7月に公表した簡易生命表によると、2018年の日本人の平均寿命は、男性81.25歳、女性は87.32歳で過去最高を更新しています。平均寿命は、今後もさらに伸びると予想され、内閣府発表の高齢社会白書によると、2065年には、男性84.95歳、女性91.35歳になるようです。これから老後を迎える人の多くは、65歳で退職し、65歳から年金が支給されると思いますが、90歳、100歳まで生きるとなると、65歳で退職後、30年〜40年も老後生活が続きます。
本来、長生きすることは嬉しいことですが、お給料がなかなか伸びず、税金や社会保障の負担が増え、将来の年金も不安という状況の中では、長生きは「リスク」と考えなければならず、今からしっかりと、老後の生活についてどうするのがいいでしょうか。

1 名の専門家が回答しています

森 拓哉 モリ タクヤ
分野 老後のお金全般
40代後半    男性

京都府 大阪府 兵庫県

2021/03/09

老後の不安を漠然とお持ちの方は大勢いらっしゃいます。長寿を祝う傾向が、長寿を恐れる傾向が現代にはあり、課題の傾向や性質が変わってきていますね。相談者様は若い世代ですから、65歳まであと30年~40年の時間があります。時間があるというのは、老後に備えるために最も有利で代えがたい条件を持っているということです。筆者は45歳ですが、65歳まで20年間です。例えば2000万円を65歳までの20年間で貯めようと思うと、2%の複利運用で毎月70,460円の積立が必要です。これが30歳の方の場合、65歳まで35年間の時間があります。35年間、2%の複利運用で2000万円を貯めようと思うと、毎月35,121円の積立で済みます。45歳で始める場合と比べると、約半分の積立額で2000万円が貯められることになりますね。「時間が使える」というのは、どんな立派な知識よりも大きな可能性を持ちます。上述は「投資に時間を使う」についてですが、「仕事(副業)に時間を使う」ということも注目してください。筆者もサラリーマン時代を経て現在に至りますが、現在の仕事の進め方は、サラリーマン時代に原型を作っていました。副業含めて、仕事を自ら作ることができれば、とても有効な老後対策になります。いづれにしても、不安だ不安だと感じているだけで、行動しないと、折角の絶対的に有利な条件を少しずつですが、手放していることになります。是非、行動を一つずつして頂くことをお勧めします。この際、よくある話として、投資も副業もリスクはないのでしょうか?という話です。当然に投資も副業もリスクはあります。まずはご自分が背負えると感じられる範囲で、取り組まれることが大切です。小さなリスクをとって、小さな成功や失敗を積み重ねて、やがて積み重なって大きな成果に繋いでいく。大きなリスクをとって、大きな成果や失敗を一気に手に入れる。色々なパターンがありますから、このあたりはご自身でご判断なさってくださいね。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

万が一、一人になっても生きていけるだけのお金を貯めたい

現在、夫婦と大学2年になる息子と生活しています。現在50歳です。息子が自立した後は二人で細々と生活していきたいと思っています。二人ならなんとかなると思っていますが、旦那に先立たれた場合、私はほぼパートしかしてきていないので、年金が少ないです。持病もあるので、病院通いも続きます。現在何とか私自身200万弱の収入を得ています。これを65歳まで続けられたら少しは年金に反映されますか。それとも今のうちになんとか頑張って300万程度稼がないと大変な老後になるのでしょうか。どれくらいの収入があると年金額がどれくらい増えるのかが想像しにくいです。何か確かめる方法はありますか。また、旦那がなくなった後、遺族年金はもらえるのでしょうか。小さな子供等がもういなくても。それもわからないので、聞いてみたいことの一つです。

女性50代前半 はるか彼方さん 50代前半/女性 解決済み
松山 智彦 1名が回答

老後の資金について、その金額、貯蓄方法などについての相談

今後の収入と支出を踏まえ、我が家の老後の生活資金は大丈夫なのか、どのような問題があるのか、さらには老後、自宅のリフォームなどにはどの程度、資金を用意しておくべきか、そしてその注意点などをファイナンシャルプランナーの方に相談をしたいと思います。また、病気や怪我、失業などの不測の事態にはどのように対処をすれば良いのか、手元資金はどのくらいの割合で確保しておけば良いのか、世間相場と照らし合わせて具体的な水準をアドバイス頂き、また具体的な対処方法について相談に乗っていただけると有り難いと思います。少し前に国が余裕のある老後を過ごすには3,000万円が必要との見解を出していましたが、その根拠や詳細な内容についても教えていただけると嬉しいです。

男性50代前半 バイク乗りとうちゃん。さん 50代前半/男性 解決済み
吉野 裕一 1名が回答

本当の老後のお金対策とは

本当の老後のお金対策が知りたいのでお願いします。昨今、老後の資金として2,000万円が必要であるといわれています。しかし、現在生活していて2,000万円ものお金を保持している人たちがいったいどれくらいいるのか。金融機関、行政、国などでいろいろなアンケートを行っても、そもそも貯蓄のない人たちの方が多いのが事実です。わたしは現在投資などに回している資金がありますが、とても2,000万円とはいえません。2,000万円の根拠として例などが示されていますが、あまりにリアル感がないのでほとんど参考にはなりません。働けないリスクはあると思いますが、それにしても根拠が希薄すぎると思います。FPの方たちはどのようにお考えなのでしょうか。

男性60代前半 yellowtiger19さん 60代前半/男性 解決済み
小松 康之 1名が回答

現有資産を増やすにはどうしたらいいですか?

60代の年金生活者です。妻と二人暮らしです。別居している30代の子供が二人居るのですが、ふたりとも障害をかかえており、(二人とも障害年金を需受給)一人は職に就くこともままなりません。現在一戸住宅の持ち家に住んでおり、貯金が1500万円、株式400万円、年金が夫婦合わせて月当たり25万円程ですが、年金は毎月の生活費等で貯金の余裕はありません。今後の不測の事態への備えや、子供への生活支援、又遺産も残してやりたいと考えております。そこで現有資産を金融商品の投資によって増やしたいのですが、(今後10年で出来れば2500万円ぐらいまで)あまりハイリスクなものは私の年齢的な観点から避けるとして今後の経済情勢を鑑み、世の中の商品に対してどのような配分で考えればいいのかご教示下さい。又、投資だけでは難しくアルバイトなどの収入が必要になるのかも併せてアドバイスをお願いします。

男性70代前半 ejimabmw1さん 70代前半/男性 解決済み
植田 英三郎 1名が回答

プロのアドバイスが欲しいです。

まずコロナで収入が減ってしまいました。そして、もともと家計簿もつけておらずていねいな家計の見直しもできていないので、具体的に自分の家の家計の今後も客観的に見れるようにしていきたいです。子どもが小学生になり、食費や教育費などの支出もどんどん増えてきています。それに加えて、家計費から今後4万ほど捻出しないといけなくなってしまい、私も働きにいかなくてはいけないと考えているところです。また、万が一離婚してしまったときの今後のお金のことも知りたいし、このまま結婚生活を続けて場合の自分の老後はどうなっていくかも知りたいです。退職金がいくらくらい出るか、厚生年金はいくらくらいもらえるかなど、恥ずかしながら、なにもわかっていないなぁと今になって思います。自分でも今後のお金のありようをしっかりと考えていかなくてはいけないと思い直しているところです。何か参考になるアドバイスが欲しくなりました。

女性40代前半 iku-01234さん 40代前半/女性 解決済み
植田 英三郎 1名が回答