自宅を担保にして、入居一時金を貸してくれる老人ホームについて

男性30代 tokiyori875さん 30代/男性 解決済み

私は30代半ばの年齢のサラリーマンです。年収800万円で、妻と公立小学校に通う子供が一人います。現在は賃貸マンションで生活しています。近い将来、分譲マンションもしくは戸建て住宅を購入する予定で、現在、妻とは話し合いを重ねています。
一方、妻とは30年後や40年後に私たち夫婦が高齢者となり、要介護者の状態となったときのことについても話し合いをしています。ネット上の記事などを読むと、在宅介護では手に負えない状態になった人は、自宅を売却し、その資金を元手にして有料老人ホームに入居するケースが多いようです。
しかし、有料老人ホームに入居した人の中には、他の入居者や介護士との相性が悪くなってしまい、自宅を処分してしまったことを後悔している人も少なくないようです。
そこで相談なのですが、高齢になり、夫婦で有料老人ホームに入居することになり高額の一時入居金を工面する必要ができた場合、自宅を担保にすることで、一時入居金を有料老人ホームに用意してもらうことはできないのでしょうか?
自宅を売却せずに、入居可能な有料老人ホームがあれば、ぜひ教えてください。

1 名の専門家が回答しています

植田 英三郎 ウエダ エイザブロウ
分野 老後のお金全般
80代前半    男性

大阪府 兵庫県 奈良県

2021/05/05

ご相談頂き有難うございます。

結論から申し上げて、自宅を担保にして入所一時金などに充当する制度のある介護施設は、現時点では無いでしょう。
ご意見の通りそのようなニーズは大変多いのと有料老人ホームの競争もありますので、今後そのような制度に踏み切る有料老人ホームが出てくる可能性は大いに考えられます。

現在は、そのような場合に使われるのはリバースモーゲージと呼ばれるしくみになります。
ただし、リバースモーゲージは、①一戸建てにほぼ限定されていること ②相続予定者の承認が必要なこと ③自宅の評価に対しての融資枠が少ないこと(70%以下と言われる)④居住エリアに取り扱い金融機関がない など、幅広く利用できる制度になっていない点が指摘されています。

30年後ですから、制度も社会構造も多いに変わっていることと思われますが、施設入所費を含めた老後資金を貯めるのがひとつの方法です。その場合は、現役時の支出を相当に抑えることになって、結果的には死去後に相当の資産を残してしまうことになります。

最後まで、自宅で過ごす在宅介護も進んでいますので、後はご自身の価値観の問題になりそうです。
 

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

老後の資金の準備法

現在私が41歳、主人が45歳です。高齢出産のため子どもたち2人がまだ小さく、これから教育資金や生活費が必要になってきます。ですが、長年不妊治療を続けていたため貯金がありません。下の子が成人したときには主人は62歳になります。子どもたちの教育資金については何とか私たちが必死に働いていけば何とかなるのかな?と漠然と思っているのですが、特に学資保険なども加入はしていません。生活費のあまりを少しずつ貯めている状態です。また私が非正規雇用であり、ボーナスもなく雇用が不安定な状態でこれから先ずっと同じ収入を維持できるかも分かりません。この状態で自分達の老後資金まで準備できる自信がまったくありません。収入が多くないため保険加入は今のところ考えてはいないのですが、教育資金と老後資金を同時に準備するにはどうしたら良いでしょうか?

女性40代前半 めるさん 40代前半/女性 解決済み
山本 昌義 舘野 光広 2名が回答

老後資金の使い方

最近ニュースで老後資金は2000万円ほど貯めなくてはいけないと言うニュースを見かけました。老後の生活と言うのは、あまり情報がなく実際にどこにお金がかかって、実際に2000万円で足りているのか、どのように配分すればお金をもつのか、お金が足りなくなった場合にどのような働き口があり、収入はどれほどなのかということが全くわかりません。①実際のところ老後の医療費はどれくらい見積もっておけばいいのか、もし病気した場合どれくらいの保険があるのかと言う点を知りたいです。②持ち家である場合や賃貸の家だとどのくらい老後の生活に違いがあるのかもしくは影響が出てくるのかという点を知りたいです。③老後のために現在の資金はどのように持っていればいいのか、もし老後資金が足りなくなってきた場合、高齢者や後期高齢者はどのような働き口がお勧めなのかと言う点を知りたいです。④実際にお金がなくなり高齢者施設等にも入れない場合など、国や地方公共団体はどのように助けているのかと言う点を知りたいです。

男性30代後半 ポテトさんさん 30代後半/男性 解決済み
山本 昌義 1名が回答

老後に備え、今から出来ることについて

私、夫と子ども一人の3人家族です。現在、夫は会社員として働いておりまして、私は無職です。恥ずかしながら、我が家にはまとまった貯金がありません。自宅も持ち家ではなく、賃貸アパートに住んでおります。老後についての質問なのですが、政府の老後2000万円問題の頃から、自分達の老後にかなり不安を抱いております。お聞きしたいことがあるのですが、もし、私達夫婦がこのまま老後を迎えた場合、賃貸アパートはそのまま借りることが出来るのでしょうか。高齢者には、貸してもらえないこともあるということを耳にしたので、不安に思っております。あと、介護が必要になった場合、貯金がなくても施設を利用することは可能なのでしょうか。また、今から何か準備しておいた方が良いことはありますでしょうか。どうぞ宜しくお願い致します。

女性40代前半 maupyさん 40代前半/女性 解決済み
吉野 裕一 1名が回答

老後資金の2000万円の根拠とは、

高齢化社会の現在から、老後に関する将来の生き方についての悩みというのは色々な角度から論議されていて多方面から情報が発信されていますが、多分、一番に挙げられるのがお金の問題であり、次には健康や病気の問題、其れに生きがいや趣味を持つということが代表的なものでしょう。特にお金の問題というのは深刻で、国の指針によれば老後資金として2000万円も必要とかされているようですね。 一部の層の人たちは別にして、我ら普通の中小企業のサラリーマンやその他の中産以下の人たちにはどうしても2000万円というのは高額に写りますし、とても不可能な金額にも思えるのです。 其処で質問ですけど2000万円の根拠はどこにあるのですか・・?。

男性30代前半 orimasaさん 30代前半/男性 解決済み
松村 勝宜 1名が回答

養育費収入がなくなった後の生活について

37歳シングルマザーです。建築関係の会社で正社員の事務をしています。よろしくお願いします。今小学三年生の娘がいます。収入はとても少なく、毎月13万円程度しかありません。ボーナスは一応年に二回という事にはなっていますが、二回分を合わせても15万円程度しかありません。毎月の生活で頼りにしているのは前夫からの毎月6万円の養育費と、国や市からの補助です。これは娘が18歳になるまで貰える取り決めになっていますが、それ以降の生活の事を考えるととてもつらく途方に暮れてしまいます。娘が大学に入ったら、アルバイトをしてお小遣いは自分で何とかしてもらうとしても学費と、県外の大学に行くのであれば生活費の面倒も見てあげなくてはいけませんので、そのときの足しになればと思いほんのわずかづつですが貯金をしてはいます。ですが、いったいどのくらい用意して”養育費の無い生活”を迎えればよいのかが見当が付きません。今の収入のままここで働き続けるのか、収入を増やすために何かしらの行動を(リスクを伴ってでも)起こすべきなのか、何かアドバイスしていただけると幸いです。

女性40代前半 maroni_maroniさん 40代前半/女性 解決済み
キムラ ミキ 1名が回答