昔入ったがん保険の扱いに困っています

女性50代 NAOko(go0606)さん 50代/女性 解決済み

アフラックのがん保険に入っていますが、プランを見直すべきか、迷っています。というのも、入ったのはもう20年以上前なのですが、ひんぱんに「がん保険の内容を、入院治療よりも通院治療に手厚いタイプに変えませんか」というお知らせがきます。変えたい気持ちはあるのですが、料金が減るどころか上がることに、釈然としない思いがあります。もう50代が見えてきたので、ここまで無事だったのなら、今後がんになって通院するとしても、保険プラス貯蓄でいけるのではという気持ちもあり、迷っています。

3 名の専門家が回答しています

松山 智彦 マツヤマ トモヒコ
分野 医療保険・がん保険
60代前半    男性

茨城県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 静岡県

2021/05/06

 ここでは個別の商品についての回答することを差し控えるのがルールなのですが、あえて言及させていただきたいと思います。

 アフラックからがん保険についての案内の件ですが、現在、アフラックに限らずがん保険は、診断給付金という、がんと診断された場合、入院の有無を問わず、一時金を支払うのが主流になっています。

 しかし、アフラックの昔のがん保険は、入院給付金を主契約にしたものだったので、入院を伴わない、または入院期間が短期の場合、治療に充分な保障が得られない可能性があります。

 診断給付金が主流になった経緯として考えられるのは、がんの治療方法が、入院を伴わないものが増えてきて、しかし、療養期間が長期に渡ったり、先進医療などで治療する場合に諸費用が高額(そもそも先進医療の技術料も高額ですが)なのだと思います。

 近年のがん保険は、診断給付金を中心に、通院や治療法別の給付金を付加できるものが増えつつあります。治療法には手術の他に放射線治療、抗がん剤療法、免疫療法などがあり、それをがん保険に付加できるものがあります。

 なので、アフラックが通院中心のものを勧誘するのはそういった経緯を考慮したものだと考えられます。

 しかし、現在の保険と貯蓄で賄えるという考え方は、決して間違ったものではなく、ここでがんに対する保障を厚くしない選択も良いと思います。

園田 武史 ソノダ タケシ
分野 医療保険・がん保険
40代後半    男性

大阪府

2021/05/08

ご質問いただきありがとうございます。昔に加入しているガン保険についてですね。

古い保険を見直す際に注意したいことは大きく2つです。

保険は基本的に加入時の年齢によって保険料が決まります。同程度の保障内容の保険に加入する場合、20代の人と40代の人とでは保険料に大きな差が出ます。年齢が高くなればなるほど病気になるリスクは高くなるためです。
新たに加入する場合は保険料が高くなることを理解しておきましょう。

もう一つは解約返戻金です。
昨今では保険料負担を安くするために解約返戻金を無くしている商品がほとんどになっていますが、昔は解約返戻金のある商品も多くありました。質問者様の加入している商品がどうなっているかは分かりませんが、解約返戻金があるかもしれないということです。
解約返戻金は加入年数によって推移しますが、ある年齢までは解約返戻金が増えていき、そこからは減っていくような内容であったりします。ですので、単純に保障内容だけを見るのではなく、金融商品として見る必要があるということです。

以上の2点を理解された上で、どうすれば良いか判断されると良いです。

さて、医療の進歩とともに入院日数は短期化してきており、特にガンの治療では抗がん剤や放射線の治療を通院で受けることも増えてきています。
そのため保険会社は通院に手厚い保障をと案内してきているわけですが、結論から言えば、治療費を払えれば良いわけで、おっしゃっている通りに貯蓄で払えれば問題はございません。

費用の目安ですが、仮に一生涯に再発や転移により2度ガンの治療を受けたとして200万円程度を見ておけば良いと思います。あくまで目安ですので、収入やどんな治療を受かるかによっても大きく左右されますことを書き加えておきます。

まずは今一度、加入している保険の中身を確認し、ご自身にとっての最善を検討されると良いです。

舘野 光広 タテノ ミツヒロ
分野 医療保険・がん保険
60代後半    男性

全国

2021/05/09

ご質問ありがとうございます。
埼玉県のブレイン・トータル・プランナーの舘野です。

医学は日進月歩ですから、死の病と言われたガンも、現在では治る病気に位置づけられました。つまり、保険診療で対応可能な範囲が広がったという事です。しかし、病は未知の世界でもありますから、現在の治療方法では完治出来ないものもあり、そのような時には、国内で保険診療以外に位置づけられる対応は自由診療となります。

また、抗がん剤治療や、放射線治療の中でも特別な処置も、一部の治療を除くと自由診療の扱いもあり、自己負担額が数百万となるケースもあります。しかし、その時代ごとに先進医療が開発されていますが、先進医療の中でも公的保険の対象となる治療もあります。但し、自由診療に対応するガン保険はなく、基本的には先進医療特約は厚生労働省が指定した治療に限定されます。

このように考えますと、通院に備える保険の意味が明らかになりますが、手術で完治が保障されなかった場合に、残された部位に対する対応として、抗がん剤や先進医療の必要があり、その費用を保険で補填しようとするものです。確かに、通院回数で補償が支払われますが、保険治療が可能であれば、所得に合わせた高額治療費制度の利用が可能であり、有事に対応できる資産を形成してあれば、あえてガン保険に頼る必要はありません。

最後に、保険会社によっては、先進医療(更生労働省指定治療)のみを保険商品として判断していますから、検討されてみるのも良いでしょう。

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