老後の心配事は健康や病気のこと、

ご質問ありがとうございます。
埼玉県のブレイン・トータル・プランナーの舘野です。

ガン保険加入年齢は保険会社によって違ってきますが、概ね満70歳ぐらいです。但し保険料を支払い続ければ、終身保障の保険も多くなってきました。
但し、ガン治療に関する抗ガン剤治療や、ガン先進医療などを付帯すると毎月の保険料負担は高くなります。また、ガン診断一時金も、加入後の年齢によって減額されますから、高齢者になるにつれ保障額が下がる傾向にあります。

但し、ガンに特約した保険であることから、医療保険などと比べても、入院に伴う保障も他の疾病による入院と比較すれば、倍額の保障となっています。日本人の病気による死因のトップ3は、心筋梗塞、脳梗塞、ガンであり、他の疾病による保険対応含めて検討しなければ、高齢者としての憂いはなくなりません。

しかし、健康保険による入院と治療費は、所得に応じて高額治療費制度による上限が決められていますので、一般的な高齢者が負担する治療費は、緊急資金をしておけば、概ね自己負担額は25万円程度で収まると思われます（入院時の食事代を含む）。

そのように考えた場合には、ある程度の資産形成が出来ていれば、慌てて保険に加入する必要性はないと考えます。