退職金なしの会社。いっそ転職すべき?

女性30代 anne84249さん 30代/女性 解決済み

現在の勤務先が退職金なしの会社のため、老後への漠然とした不安が常に付き纏っています。
毎月の貯金額も決して多くはありませんが、必ず先取り貯金をしていますが、それで十分なのか気になります。
将来もし結婚しなかった場合、貯蓄をしていたとしても暮らしていけなくなるのではと不安です。
また、年金も必ず支給されるか分からないのでますます不安が増大しています。
これから、いくら貯金があれば安心なのか、転職を考えた方が賢明なのかアドバイスを頂ければ幸いです。
また、積み立てnisaやiDeCoなどの制度も積極的に利用を検討した方が良いのかもご意見を伺えましたら助かります。
よろしくお願い致します。

1 名の専門家が回答しています

小林 恵 コバヤシ ケイ
分野 老後のお金全般
50代前半    男性

石川県 福井県

2021/05/12

私も以前退職金制度のある会社に勤めていて、自分が退職する時には退職金を貰えましたが、その後退職金制度が廃止され、企業型確定拠出年金制度に移行したということです。(因みにiDeCoは、個人型の確定拠出年金制度です。)

私の場合、定年まで勤めれば1000万円近く貰えたのだと思いますが、12年半勤務の後に辞めたので220万円でした。退職金制度というのは長く勤めればそれだけ多く出るようになっているのです。また、よほど金額が高くない限りは税金もかからないようになっています。

一方で、これからの企業経営を考えると、中途採用でその時その時に必要なスキルを持った人材を採用していかないと競争力を保てません。転職したら退職金の面で不利という仕組みは企業と転職者双方にとってプラスにはなりません。
また、退職金のために企業が資金を積み立てても、元本割れの可能性の少ない運用しか出来ないので、積み立てた資金を増やすことが出来ません。そのお金を他の事に使ったほうが有意義ですよね。

そんな訳で、退職金制度を廃止してその分を確定拠出年金制度に移行する会社が増えています。確定拠出年金であれば転職しても社員がそのまま積み立てた(拠出した)お金を持ち出せるので転職しても不利な扱いは受けませんし、拠出した金額は所得税住民税の対象になる収入から減らせるので税金面でのメリットも大きいです。仮に今の会社に企業型確定拠出年金の仕組みが無くてもiDeCoを使えます。

ということで、退職金制度が無いからといって転職しなければいけないということもありませんし、仮に退職金制度がある会社に転職したとしても退職金制度が廃止にならないとも限りません。老後の問題と転職は切り離して考えましょう。

質問者様がおっしゃっておられるように、老後の備えにはiDeCoを活用すべきですし、iDeCoだと60歳になるまで拠出した金額を取り崩すことはできないので、拠出する金額が多過ぎると途中で生活資金が底をつくという事態になりかねません。積立NISAと組み合わせて活用しましょう。

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