再就職できるかわからない中、積み立ては続けるべき?

男性50代 amakuwa0413さん 50代/男性 解決済み

50歳代男性です。会社に勤めているのですが、会社側の退職金制度の変更があり、現在、退職金の一部を企業型確定拠出年金として積み立てています。時代の流れで、会社での仕事も年々厳しくなってきていることもあり、早期退職制度を利用して定年を前に、退職をしたいと考えております。つきましては、60歳を前に早期退職をした場合、この確定拠出年金の取り扱いは、どのようにしていけば良い方法かのアドバイスが欲しいです。調べると、転職した際、転職先に確定拠出年金制度があれば移行できるようですが、制度が無かった(もしくは無職が続いた)場合、iDeCoに切り替えをする必要があることは理解できています。しかし、年齢からしても、再就職先が見つかるかどうかも分かりませんので、積立自体が継続できないことも考えられます。その場合、積立自体を止めてしまっても支障が出ないかどうか等を知りたいです。あまりに無知ですので、ご教示ください。よろしくお願い致します。

1 名の専門家が回答しています

松山 智彦 マツヤマ トモヒコ
分野 年金・個人年金・iDeco
60代前半    男性

茨城県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 静岡県

2021/05/13

 確定拠出年金の現在の残高や投資銘柄等にもよりますが、無職で収入が得られない場合、運用指図者(掛金の拠出をせずに、残高の管理だけを行う)になる方法もあります。その期間中も管理手数料等は掛かりますが、残高によっては運用収益で賄えると思います(もちろん、相場状況によってはマイナスになることはあります)。

 一方、再就職先が見つかった場合、2つの選択肢があります。
ひとつは確定拠出年金制度がある場合は、残高を移管することができます。ただし、資産管理会社が異なってる場合、一度換金してから移管することになります。
もうひとつは確定拠出金制度がない場合、iDeCoに加入することになります。その場合でも、会社への申し出により、給与天引きにすることが可能です。

 理想をいえば、せっかくここまで続けてきたので、継続するのが望ましいのですが、貯蓄を取り崩して掛金を拠出するのは、単に財産を移管しているだけで、あまり意味がない行動なので、収入がなければ、運用指図者になる方が合理的だと思います。

 なお、ご存じだと思いますが、60歳より以前に換金することは原則できません。

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