老後に必要な資金2000万円問題と対策について
近年、金融庁が試算したデータに「国民の老後に必要な資金が2000万円」との発表が世間を騒がせたことは記憶に新しく、また、コロナ禍の中で今後の国民は、より“自助”が求められる時代になってきていると実感しています。毎月の給与から差し引かれている税額は決して少なくなく、人口の減少に伴い増加の一途を辿るのではないかとさえ考えてしまいます。そんな中で、今後の何十年を過ごしながら自身の老後を想像すると一番の不安は老後の資産です。終身雇用制度が崩壊しつつあるとされている中で、果たして変わらずに現在の企業で働き続けることができるのかという不安が大きく、かと言って転職をして大きな収入アップを見込むことも年齢的に難しくなってきました。人生100年時代とされる中で、現状の収入から老後に備えた無理のない資産形成のアドバイスをしていただけると有り難いです。