積み立てニーサのファンドを一つに絞るか、このまま続ければいいのかを教えてください。

女性30代 かかしさん 30代/女性 解決済み

雑誌と動画で投資に興味を抱き、自分なりに調べてから積み立てニーサを始めました。
ですが、6ヶ月ぐらい経ちますがあまり貯まりません。
人によって積み立て金は違うというのはわかりますが、積み立て金額平均値の3万を出すのは少し厳しく感じたので小額でおこなっています。
なので、1000円以下でバランス型のトップ10に入るシンプルな資産構成のインデックスファンドに4つに投資しています。
目論見書に載っている資産商品は少し被っている名もありますが、だいたいは別々で違います。
このまま4つで続けるか、3~2にし減らすか、1つに絞るか。
もしくは、掛け金をもうちょっとだけあげるかで悩んでいます。
お答え頂ければ幸いです。宜しくお願い致します。


1 名の専門家が回答しています

佐藤 元宣 サトウ  モトノブ
分野 株式投資・NISA・投資信託・ETF・REIT
40代前半    男性

全国

2021/05/28

ご質問の件について、質問者様は、つみたてNISAでお金が増える仕組みを知ることによって今回の疑問は解決されます。

はじめに、結論から申し上げますと、今の運用では「当然にお金が増える期待値は高くならない」と言い切ります。

1つ目の理由として、つみたてNISAは長期の資産運用であることがあげられます。

長期の資産運用とは、長い時間をかけて積立を継続することによって、大きな資産形成を期待できる資産運用です。

そのため、6ヶ月という短期間で質問者様が望んでおられるような金額にはならず、一時的にまとまった大きな運用益を得られる期待はないことを意味します。

2つ目の理由として、積立金額が少額であることがあげられます。

質問内容を見ますと、「1つの銘柄に対して1000円以下」で積立していることが確認でき、毎月の積立金額が少額ですと、短期的に見た時の含み損益も小さいままであることは言うまでもありません。

もちろん、長期的に見た時も、最終的な資産形成金額がそこまで多くならない可能性もあるため、資産運用のしかたや方針というものを見直す必要はあるでしょう。

3つ目の理由として、分散投資をしすぎていることがあげられます。

質問内容を見ますと、「1000円以下でバランス型のトップ10に入るシンプルな資産構成のインデックスファンドに4つに投資しています」とあります。

そもそも、バランスファンドは、国内株式・海外株式・国内債券・海外債券など、複数の金融商品が入り混じったファンドであり、1つのバランスファンドを買付することで「分散投資」がなされていると言っても決して過言ではありません。

つまり、バランスファンド4本に少額の資金を積立するということは、分散投資をしすぎていることを意味し、これでは当然にお金が増える期待は下がってしまいます。

これまでの回答を基に、つみたてNISAで大きな運用益を得るためのポイントをまとめます。

・長い時間をかけて継続した積立を行うことで大きな運用益を得られる期待が高まる
・毎月の積立金額が大きくなければ、大きな運用益は期待できない
・分散投資をしすぎない

上記に加え、海外株式や先進国株式のインデックスファンドを選んで積立投資をするだけでも、10年後、20年後の概算資産形成金額の期待は高まることでしょう。

質問者様が、仮に、これまで通りバランスファンドで運用していきたい希望があるのであれば、4つ投じているバランスファンドの中から、最も期待できるファンド1本に集中して積み立てする方が、長い時間をかけた時の期待は持てると考えます。

質問者様は、つみたてNISAで得る最終的な目標金額をいくらに設定しているのかわかりませんが、少なくとも現在の運用方法を見直すことが望ましいと言えます。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

インデックス投資の今後について

 近年資産運用に興味を持ち、中でも確実性が高いと言われるインデックス投信の積立投資に関心を持っています。基本的に投資先としては、今後も安定した成長が望まれる米国株のインデックスを考えているのですが、いくつか気になっていることがあります。まずはアメリカや世界経済の今後の見通しについてで、アメリカは今まで世界最大の経済圏として栄えてきましたが、今後もその状態が続くとは限りません。もしこれから先中国やインドなどの新興国がアメリカの経済を上回った場合、今までのようなインデックス指標の成長は期待できるのでしょうか。やはり、若干期待リターンが下がっても、最初から全世界投信に投資したほうが良いのか悩んでいます。また、サイトなどを読んでみると、ドルコスト平均法を用いたほうが良いという論と、一括の方が期待リターンが高いという論の双方を見かけます。これはどちらが正しいのでしょうか。よろしければ回答をお願いします。

男性40代前半 nishikata05さん 40代前半/男性 解決済み
吉野 裕一 1名が回答

積み立てニーサの利用の仕方

今後低金利が続く中、将来の資金づくりのため積み立てニーサを始めました。それに必要な説明も受けましたが、どんな専門家であるのか信頼性があるのか少し不安もあります。積み立てニーサも銀行選びからが重要なのか、いくつかに分けて投資するほうがいいのか、どんな商品選びを参考にしたら良いのか教えてもらえるところがあるのか知りたいです。また、今のところ3ヶ月に1回詳細が送られてきますが、いまいちどう解釈したり重点的に見たら良いのかがわかりません。長期的展望での積み立てなので、今すぐどうしたい、ということではありませんが、今後のアドバイスを含めた積み立てニーサの利用の仕方を教えて欲しいと思います。また、積み立てニーサ以外の将来資金の作り方など、わかりやすく知る方法があれば教えて欲しいです。

女性40代前半 rokkymtcさん 40代前半/女性 解決済み
舘野 光広 1名が回答

投資信託の運用額について

これから投資信託を始めようと考えており、基本的なことを勉強しているところなのですが、どのくらいの資金を運用に回したらいいのかがわかりません。現在銀行預金が340万円ほどあり、年収は360万円ぐらいです。保険や税金、生活費などの支出を差し引いて、月々の8〜10万円ほどの貯金ができている状況ではあるのですが、ここから、どのくらいの金額を運用に回したらいいでしょうか。今後環境が変わる予定があり、直近では結婚し、引っ越しや車の購入などをする予定で、数年の間には中古物件の購入&リノベーションを考えています。投資信託する上で夫婦間で相談し合っておいた方がいい内容や出費の予定があるものに対して、どう備えていけばいいか教えていただきたいです。

女性30代後半 soilbook00さん 30代後半/女性 解決済み
山口 雅史 1名が回答

安定的な運用について

現在、idecoをサラリーマンの限度額いっぱいで積立し、さらに積立NISAを年間の非課税枠40万円積立しています。まだまだ余裕があるので、積立していきたいですが、昨年とは違いニューヨークダウも最高値更新するなど新規で入りにくい環境でもあります。今後資産運用する上で、しばらくは様子見したほうがいいのかそれともドルコスト平均法で投資し続けたほうがよいのか教えていただけると嬉しいです。また、idecoは所得控除になりますが、60歳まで引き出せないのでそのあたりがどうかなと思っており、それであれば課税になったとしてもインデックスタイプの投資信託をしたほうがよい気もしていますので、どちらがよいか教えていただければと思います、

男性40代前半 たぬきちさん 40代前半/男性 解決済み
松山 智彦 1名が回答

老後資金、つみたてNISA以外での準備はいくら必要?

共に45歳の夫婦です。老後の資金を貯めるために夫婦ともつみたてNISAをはじめました。年間40万円×2人で、約20年後の65歳から20年間、利子も含めて2人で月10万円くらい、年金の足しになると見込んでいます。夫は公務員なので年金は少なくとも夫婦で25万円位あると思うので、プラス10万円あれば、老後の心配はしなくて良いと考え、その他に特に決まった貯金はしていません。ただつみたてNISAも投資なので、それだけで100%頼った老後資金の積み立てで多少不安もあります。その他に必要なお金としてどれくらい貯めれば安心なのか知りたいです。

女性40代後半 k_s6485さん 40代後半/女性 解決済み
園田 武史 1名が回答