現職を50代までに早期退職するための資産形成術について教えてください

男性30代 Kay50さん 30代/男性 解決済み

現職を定年前の40代もしくは50代で退職し、余生を趣味などに費やして生活したい。現在の生活水準を維持することを目的とすると、株や投資信託などに投資をしても年間利回りが3~4%と仮定すると、少なくとも投資資産が1億円以上が必要である。
現在31歳なので、残り9年もしくは19年で1億円が必要だが、なにか良い策はあるだろうか。

1 名の専門家が回答しています

山口 雅史 ヤマグチ マサフミ
分野 株式投資・NISA・投資信託・ETF・REIT
50代後半    男性

兵庫県 岡山県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県

2021/06/02

難しい質問ですね。

年間利回り4%と仮定して9年間で1億円を貯めるには月額約80万円が必要です。19年としても約30万円となります。いずれも大きな金額ですが、決してできない金額ではありません。年収ベースで1500万円程度あれば可能でしょう。

まずは、1億円を貯めるための方法として運用以外に自身の価値を上げることを考えるべきです。自身の価値をあげることができれば収入が上がります。転職する場合でも高額を提示してくれる企業が出てきます。
昭和時代であれば高度経済成長期で収入も上昇基調、株式を持つことで株主として配当などで大きな資産を作ることができました。しかし、現在では夢物語です。

現在、けた違いの資金を短期間で得る方法は、自身で起業することです。
自分で起業すれば創業経営者と同時に最大株主として、事業全体から得られる種駅の一部を自身で得ることができます。事業が大きく成長すれば、けた違いの収入と資産を得ることもできます。起業は、自分の才能と他人の才能を掛け合わせて、その相乗効果を使って社会に貢献する究極の投資・運用ということもできます。

起業するにも自分自身の価値をあげる必要があります。自己投資は年率11%の利回りに匹敵するというデータもあります。

ちなみに、過去30年間の世界株式インデックスの年利回りは6.6%です。この場合、19年間で1億円貯めるには月額約20万円です。やはり長期・積立・分散投資でコツコツするのがベターではないでしょうか。そして、1億円が貯まった段階がゴールではなく、その後も運用を続けることで資産を使いながら増やすこと(取崩運用)も可能です。

参考になれば幸いです。

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