クレジットカードで決済をすることが多くお金が貯まらない

クレジットカードの罠にはまりつつありますね。

クレジットカードは現金がなくても買い物ができるので利便性がある一方、持っている資産を超える買い物ができてしまう点がデメリットとなります。ついつい余計な買い物をしてしまいやすくなっています。ポイント還元制もそれに加速をかける方法の一つです。
クレジットカードは1950年代に弁護士を始めとする実業家が作り出したものです。もともと資産のある人達が不意の出費の備えてできたシステムで、資産家用に作られたものです。また、カードでの買い物は一時的とはいえ借金です。

質問にあるように「ポイント還元も受けられないので、買い物で損している気分になります」。ここがカード会社側の狙いなのです。「あと何ポイント取得するとランクが上がります」や「ポイント2倍」といったトークの時に、多くのポイントを得たいがために、普段は買わない余計なものを買ってしまう傾向が強くなってしまう傾向があるようです。ポイント還元率が高くてもタダにはなりませんし、年会費やリボルビング払い手数料でカード会社はポイント還元分以上の収益を得ています。

使い過ぎを抑えるながら、クレジットカードを使うにはカードをデビットカードにする、もしくは電子マネーのようなデポジット式の決済手段を使うことをお勧めします。それに加え、給与などから強制的に貯蓄に資金が回される財形貯蓄などの仕組みを導入し、日常に使えるお金そのものを少なくすることも有効です。そして、キャッシングやリボルビング払いは使わないことです。

余談ですが、クレジットカードやキャッシュレスでの決済が増えている関係で、「おつり」を知らない子供が増え、問題となっています。キャッシュレス決済は子供の教育によくないという意見も出始めました。社会の流れに反しているかも知れませんが、子供が小さい（小学生くらいまで）うちはお金の使い方を教える意味でも現金での支払いを増やすべきと考えます。
親が賢明に貯めた資金で大学に行って勉強しても、お金の使い方がわからず散財に走り自己破産などしては本末転倒になってしまいます。
こう考えれば、カード利用の自制になるのではないでしょうか。