ご質問頂きありがとうございます。
保険は、家族構成や年齢によって適切な保障額があります。
ですので、20代で入った保険の保障額は、現在の保障額に足らない場合や、又は多すぎる場合が多くみられます。
まず、保険の優先順位ですが、預貯金では賄いきれないものから備えていきます。
それは、発生の可能性は低いけど、経済的なダメージが大きいものです。
大きく2つあげられ、一つは世帯主の現役中の死亡です。
そしてもう一つは、世帯主の現役中の介護(働けなくなった時)です。
現役中の死亡については、生命保険を考えていきます。
そして困らない為には「いくら必要か」という必要保障額を計算するところから始めます。
必要保障額というのは、残された家族に必要なお金(生活費や教育費、介護費用など)から準備できるお金(遺族年金や貯蓄、配偶者の就労収入など)
を引いたお金です。
生活費は70%で計算し、子供が独立した後は50%で計算していきます。
また遺族年金は遺族基礎年金約122万円/年(上のお子さんが18歳になるまで)に、会社員でしたら遺族厚生年金がプラスされます。
生命保険の入り方としては、お子さんが小さいうちは教育費などの保障額も多くなるため、最初は保障額が多く段々と保障が少なくなっていく収入保障保険がお勧めです。
収入保障保険は、保険料が安いのも魅力の一つです。
続いて、現役中に働けなくなった時の保障は就業不能保険があります。
しかし、会社員であれば健康保険の中に傷病手当金というものがあります。
傷病手当金とはケガや病気で働けなくなり、連続して3日以上休んだ場合4日目から平均日額の2/3相当額が1年6か月支給されるものです
(お給料が支払われないことが前提)。
ですので、収入の減少分を補てんする目的で、お子さんの教育費やローンの支払中など、毎月決まったお金の支払いがある場合は検討されるとよいでしょう。
人生の節目では、必ず保険を見直されることをお勧めいたします。
ご自身の保障額にあった保険を選んでいきましょう。
2 名の専門家が回答しています
ゆい様、ご質問ありがとうございます
保険は必要ないという意見をいう方もおられますが、いろいろ条件によって必要か必要でないかは変わってきます。
基本的に保険というのは、病気を治すものではなく、病気や怪我になった時もしくは万が一大黒柱の方が亡くなられた時の経済的な損失の補填となります。
お子様が来られるのであれば、お子様が独立されるまでの生活費や教育費など、万が一の時に準備できるかどうかが判断材料にもなります。
またケガや病気などで、働けなくなり収入が大きく減ったり亡くなった時に、生活が成り立っていけるかということも考えていかないといけないと思います。
ですので大金持ちは、保険は必要ないかも分かりませんが、もし大黒柱の方が亡くなられた場合に、遺族年金だけでやっていけないのであれば、保険は必要になってくると思います。
ライフプランシミュレーションを行うことで、そういったリスクに対するシミュレーションもできますので、是非行ってみると良いですね。
関連する質問
受取人について気になります。
母の死亡保険金の受取人は私ですが、他の相続人は、それに対して異議申し立てられますか?原資が相続財産預金を元にした生命保険であると、受取名義人が明確でも、それは相続人同士で法定分等に従い分けるべきですか?母が亡くなり保険金を受け取りました。私が受取人と明記してある生命保険ですが、知らなかったことに、加入日付からみて、おそらく父が亡くなった後、父が残したお金で加入した生命保険と思います。父が亡くなった時に、特に母と兄弟で相続等に関して話し合っていません。母が亡くなる前年に弟が亡くなり、その保険の受取人名義を、残る一人になった私に名義を変更していました。通常、受取人が明確にされている死亡生命保険金はそのまま受け取れるとお聞きしますが、このような経緯があった場合や代襲相続人である子から求められた場合だと、どのようになりますか?


現在72歳、78歳に期限がくる死亡保険がきれたあとはどのような保険に入るべき?
日々の暮らしは企業年金もあり、特に不安はありません。しかし企業年金は退職金が原資であるため、退職一時金はもらっておらず、それもあって貯蓄は余りありません。そんな中で、葬儀代にと10年が期間の死亡保険200万円に加入しています。その期限は78歳までなのですが、それ以上に長生きした場合の手当てが出来ていません。現在72歳ですが、その手当として78歳になった時に再度10年期限の保険に加入すべきか、現在の保険を一旦解約し、終身の生命保険に加入すべきか迷っています。アドバイス頂ければ幸いです。妻と私の分を合わせて掛け金が1万円以下になるようにするため、こうした加入にしたものです。(妻は85歳までの期限で、保険金500万円としています。私の方が5歳高齢で、妻の方が長生きするであろうから、子供の負担が内容に期限を長くして、額も多くしています。)


保険に加入し続けるメリットとリスクは?
結婚もしていないのに、生命保険や医療保険など、月々の支払いが高額で、今後何もおこらなかった場合には払い戻しもない保険に、ずっと支払い続けることにメリットを感じません。毎月支払っている分を投資に回して、自分で運用した方が資産が増えるのではないかと考えています。このまま保険に加入し続けるメリットとリスクがあれば教えて欲しいです。


現在大学生で生協の保険に加入中。今後どのような保険に入るべきか
今はまだ大学生なので生協で保険に入っているのですが、将来どのような保険に入るのがいいですか?


保険料の月額平均は?
30代の夫婦二人暮らしです。現在夫のみ生命保険と医療保険に加入しています。右も左も分からない20代前半の結婚当初に加入した保険なのですが、内容を手厚くしすぎたのではないかと感じています。具体的な内容で言うと、加入している保険会社は国内の某大手保険会社、保険の最大受取額は5000万円、毎月1万5千円ほど支払っています。世間の平均が気になって周りの友人にも聞いてみたのですが、我が家ほど高い保険料をかけている友人はいませんでした。夫婦二人子なし家庭の場合、平均どの程度の保険に加入しているものなのでしょうか。保険料の支払いが難しいということではなく、必要以上のお金を支払っているなら他に回した方が自分たちのためになるのではないかと思い、見直しを検討しています。

