老後のお金がどれぐらいあれば安心かを知りたい

女性30代 スーさん 30代/女性 解決済み

今、20代後半です。
結婚はしていません、彼氏もいませんので最悪独り身を貫く気持ちでいます。
ですが、どれぐらいお金を貯めていれば老後を安心して暮らせるかがわかりません。
いつまでも1人でなんでもできたら良いですが、万が一のことがあってヘルパーさんに頼ることや、有料老人ホームに入ることだってあるかもしれません。なので生涯独り身を貫いて有料老人ホームに入ったとしても安心できる金額を貯めるためにはこれからどれだけ毎月貯金すれば良いのかを知りたいです。

2 名の専門家が回答しています

松山 智彦 マツヤマ トモヒコ
分野 お金の貯め方全般
60代前半    男性

茨城県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 静岡県

2021/06/11

 一時期、老後生活資金のための必要な貯蓄額は2,000万円というのが話題になりました。実際には、老後生活の環境等で大きなばらつきがあるので、一概にはいえませんが、これを鵜呑みして、貯蓄目標にするのはいかがでしょうか?

 例えば、30歳から60歳までの30年間で2,000万円貯蓄するとなると、年間66.6万円で月額だと月5.6万円になります。もし勤務先に賞与制度があるのであれば、月3.6万円、賞与時12万円(×2回)だと約67万円になります。

 また、退職金制度があれば、その分貯蓄額に上乗せすることができます。

 そこまで貯蓄できると、その頃の価格にもよりますが、老人ホームに入居できると思います。

 参考までに、生命保険文化センターが公表している、老後生活費ですは約21万円、豊かな老後生活をする場合は約36万円ですが、総務省の家計調査では、もう少し低いようです。ここに老齢厚生年金が15万円受給できますので、自助努力で必要なのは6万円ほど、年間だと72万円になります。

舘野 光広 タテノ ミツヒロ
分野 お金の貯め方全般
60代後半    男性

全国

2021/06/14

ご質問ありがとうございます。
FP事務所ブレイン・トータル・プランナーの舘野です。

20代で老後資金を検討されるには、早すぎると思われますが、知識として吸収しておくことは有意義なことです。

まず、現在のお仕事から得られる収入で、毎月の家計が黒字であることが大前提になります。なぜならば、赤字の場合には、ライフスタイル(生活様式)から変えてゆかなければならず、ベース作りに時間がかかるからです。もし、黒字であるのであれば、65歳までに2000万円はゆとりある老後を送るために、独身者で最低必要な資金となるでしょう。貯蓄する期間は、35年間ですから、単純に月額で計算すれば、2000万円÷420ヵ月=約4.8万円を貯める計算となります。実際には、運用利回りによって積立額が変わってきますが、運用利回りの実績は、投資信託であれば国内金融商品で1.5%、海外金融商品で3.5%程度の平均値が報告されています。

更に、老後資金よりも大切な要件として、65歳から受給出来る年金額の予測の方が重要であり、会社員であれば老齢年金が独身で毎月20万円(ゆとりある老後)を超えるように収入を増やす必要があります。20歳から60歳迄に40年間基礎年金を保険料として納めた場合には、年額で約80万円の老齢基礎年金が支給されます。残りの160万円を受給するためには、平均給与額(年)が650万円で加入年数が40年間必要となります。女性の場合には、平均して年収400万円ぐらいですから、平均年収から受給可能な厚生年金額を年額約85万円と仮定すれば、生活に不足する年額75万円を25年間補填すると、合計が1,875万円となり、平均寿命90歳で使いきる計算となります。

このように考えますと、女性の独身者でも、年収の高い人は悠々自適な老後を過ごす準備が出来ますが、年収が低い場合には、早めの老後対策が必要であるのかも知れません。

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