リスクの少ない資産運用の方法を教えてください
資産運用をして資産を増やしたいのですが、始め方がわかりません。またできるだけリスクの少ない方法で行いたいのですが、どのようにすれば良いのでしょうか?
資産運用をして資産を増やしたいのですが、始め方がわかりません。またできるだけリスクの少ない方法で行いたいのですが、どのようにすれば良いのでしょうか?
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まずは、全くリスクが伴わない資産運用をみていきましょう。
元金保証の金融商品ということで、次の3つが考えられます。
なお、リターンはかなり少なくなります。また、③iDeCoは、60歳まで引き出せません。
①ネット銀行を活用する
2021年5月現在、メガバンクの普通預金の金利は年0.001%、定期預金の金利は年0.002%です。100万円を1年間預けても税引き後利息は普通預金で7円、定期預金で15円です。しかし、ちなみに、ネット専業の某銀行の定期預金の「1年もの」の金利は年0.12%(なんと60倍~120倍の金利)。1年後の税引き後の利息は956円です。その他、3年ものの定期預金金利は、0.20%、5年もので0.23%となっています。また、定期預金の優遇キャンペーンなどが行われているネット銀行もあります。なお、満期を迎える前に解約することは可能です。
②個人向け国債を購入する
銀行や証券会社の窓口で購入できる「個人向け国債」は、1万円からという手軽さに加え、国が発行しており、事実上元本割れしない安心感があります。 個人向け国債は、0.05%の最低金利保証があります。個人向け国債は、金利タイプと期間によって「固定3年」、「固定5年」と「変動10年」がありますが、低金利水準の現在では、今後の金利上昇局面に期待が持てるので「変動10年」が注目されています。なお、発行から1年経過以降に解約できます。
③定期預金積み立てで「iDeCo」を活用する
iDeCoは、積み立てるお金の運用先を自分で選んで、60歳以降に受け取る「じぶん年金」です。
最大の特徴は「節税メリット」にあります。掛金は全額控除となって毎年、所得税と住民税が軽減されます。そのうえ、運用益が非課税で、受け取りの際にも税制優遇があります
iDeCoには、投資信託(リスクあり)などで積み立てるイメージがあるかもしれませんが、運用先としては「定期預金」も選べるのです。資産を守ることを優先したい人はiDeCoで積立型の定期預金を選んで、元本割れリスクを避けながら(但し、手数料については要確認)、節税メリットを享受する手があります。
(例)25歳の会社員(課税所得195万円未満)が勤め先を退職する60歳までの35年間、毎月2万円ずつ年間24万円を積み立てた場合
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掛け金が毎年所得控除となって年末調整で還付される上に、翌年の住民税も安くなります。所得税(5%)と住民税(10%)の合計15%分、年間3万6000円分(=年間掛け金24万×15%)の節税効果があります。これを35年間続けるだけで、126万円の節税効果になります。ちなみに、定期預金の利息は、年利0.002%、35年で、2934円です。なお、最大のデメリットは、一度始めたら60歳まで引き出せません。なお、iDeCoには、勤務先で、確定拠出年金や確定給付年金等の制度がある場合は、掛け金に限度がある場合もありますので、確認してみましょう。
次に 、リスクはありますが、おすすめするのは④「つみたてNISA」(積み立てしかできません)です。運用益が非課税で、いつでも引き出しができます。対象商品は、金融庁が定めた「手数料の安いもの」に限られます。買う時の購入手数料は無料、持っている間にずっとかかる信託報酬も控えめなものがそろっています。投資初心者で、どのような組み合わせをしたらいいのか悩むという人は、インデックス投資信託のうち、バランス型に投資するのも良いでしょう。
まずは、ネット上から、ネット証券会社に専用口座を開き、少額から投資(③「iDeCo」は月5000円から、④「つみたてNISA」は月100円から投資可能)をしてみたらいかがでしょうか。実践することで、自然と、投資能力が磨かれます。習うより慣れろです。慣れてきたら、徐々に、リスクとリターンの高い商品に変えたり、金額をアップしていけば良いでしょう。自分に合った投資方法が、必ずみつかると思います。
私は30歳の専業主婦です。娘は2歳の子1人です。旦那は34歳の会社員です。お金は今まで貯金のみで資産運用というものをやったことがありませんでしたが、最近興味が出てきたということもあり、何か資産運用をやってみようかな?と思うようになりました。使っていない貯金は300万円程度ありますが、やったことがないため、はじめは少額で始めたいなと思っています。予算は最初10万円程度で初心者でも出来そうな投資を教えて頂けると助かります。また、ハイリスクハイリターンの場合と、ローリスクローリターンの場合に分けておすすめの資産投資を教えていただきたいです。もし、ローリスクローリターンであれば、もう少し高額の資金で行っても良いかもしれません。
最近積立nisaを夫婦で開始しました。少しずつ容量がわかってきて資産が増えていくことが楽しくなってきました。もう少し資産を増やしていきたいと思い、今後は定期的に配当金も貰えて基本的に右肩に上がっていっている米国ETFの購入を検討しています。だた、今後子供の誕生(希望は2人ほしいと思っています)や、家の購入、車の購入など5年以内にかかるであろうお金もかなりあるため、どの程度手元にお金を残すべきか、資産運用として株式を購入する比率と現金比率について迷っています。投資は早く始めた方が有利というのでは早く始めたいのですが、現在は1年分ほどの生活費ほどしか貯金がなく、アドバイスをいただきたいと思います。よろしくお願いします。
年齢33歳、年収400万円程度。妻33歳、パート勤務(扶養控除内)。子供2人(5歳、3歳)の4人家族です。本年3月、10年勤務した会社を退職しました。同年4月、現在の職場へ転職したばかりです。令和3年度中には住宅を新築購入予定です。毎月の収支では多少の貯蓄はしておりますが、銀行口座に預けているだけなので、利息は微々たるものです。現在は借り入れが無いことから特段の問題はありませんが、住宅ローンを組んだ後が心配です。将来の子供2人の大学資金及び老後資金が心配です。利回りの高い株式投資等を検討しておりますが、元本割れのイメージも強いこと及び手数料等高いイメージがあります。素人が気軽に手を出してよいのか迷っております。高利回りには魅力を感じております。
定年退職後、再雇用で働いております。ある程度の貯蓄はありますが、もう少し将来への貯蓄額を増やすために資産の運用を考えております。投資できる金額は500万円程ですが、80歳(現在62歳)迄にできれば800~1000万円程に増やしておきたいと思っています。ただ投資に関しては、株式投資くらいの知識しかありません。株式投資も良いと思うのですが、1年前からの新型コロナの影響で企業業績が悪くなっておりますので、株式投資への不安を感じております。一方、1年程前に友人に投資について相談をしたところ、”金を買えばよい”というような話を聞いておりましたが、当時は踏ん切りがつかずその後は何もしない状態でした。ところが、金の相場が大きく上がっているというメディアの情報もあり正直言いまして後悔の念があります。そこでお聞きしたいのですが、今後まだ金は上がる傾向にあるのでしょうか? そして、株式投資と金への投資を比較した場合、どのような判断で運用を考えればよろしいのでしょうか? よきアドバイスをお願いします。
子なしの30代夫婦です。老後に1200万円ほどの金額が受け取れる積立保険に加入して今後のために備えていますが、まだまだ不足していると思い、非常に不安です。現在、保険とは別に月々2万円ずつ老後のために貯金していますが、これから子どもも欲しいと思っているため、どうにか今ある資産を少しずつでよいので増やしていきたいと考えています。友人からは、利率の少ない銀行預金に資産を置いておくよりも、株式投資や投資信託で動かしたほうがよいと言われ、本などで勉強しながらひとまず優待目的で40万円ほど、株式の購入をおこないました。現在、銀行預金には300万円ほどあり、年間60万円の貯金が可能な状況なのですが、あとどれくらいの株式投資が可能でしょうか。自分たちではなかなか思い切って踏み切ることができないので、ご助言いただけたらと思います。