父方の実家の処遇について

男性40代 nishikata05さん 40代/男性 解決済み

30代の自営業者です。現在マンションを所有し住んでいますが、それの他に父方の実家の処遇について悩んでいます。祖母と祖父が亡くなり、しばらくの間空き家状態で放置してあるのですが、人が住まなくなった家の劣化は早く、たまに帰省して手を入れるくらいではとてもではないが対処しきれない状態です。所有者は父なのですが、数年前に大病を患って以降、認知症のような状態も進み、とても自身では手を下せる状態ではないので、かわりに私や兄などまわりの親族のものが負担を分担しています。固定資産税などの必要経費も重く、なにかせっかくの資産をもっと有効活用するすべはないものかと考えています。空き家を貸しに出すためにはどのような経路を使うのが最も好ましいのか、またその際に注意するべき点などはあるのか。さらに将来売って処分することも考える場合に気をつけるべき点などはあるのか。実家の扱い方についてなにか知恵を貸していただけると助かります。

1 名の専門家が回答しています

古戸 賢一 フルト ケンイチ
分野 不動産投資・賃貸経営
50代前半    男性

全国

2021/06/22

Nishikata05様

ご質問ありがとうございます。FPオフィス ピーエス・アセットの古戸と申します。

不動産の有効活用についてと、売却時の気をつけることということでお答えしたいと思います。

不動産の有効活用としては『住む・貸す・売る』が大きく分けて考えられます。その中で『住む・売る』の選択肢が今はないものとして『貸す』についてお考えということですね。

貸すについては、ご自分が家主となって貸し出すパターンと、不動産を業者に貸し出し運営代行をしてもらうパターンが考えられます。

まず不動産を貸し出す場合は、家主としての責任が発生します。この点はしっかりと認識しておく必要があります。

まず、ご自分で貸し出す場合です。

日々のもろもろの多くは管理会社が代行してくれますが、細かい点については家主自身が動かなくてはならないことも多々あります。

次に代行してもらう場合です。

手残りは少なくなりますが、大きな手間がかからないという利点があります。

どちらの場合も、当該不動産に関わる人が複数いる状態ですと、連絡系統が管理会社も大変だと思います。少し交通整理が必要かもしれません。




経路についてです。

ご自分でやられる場合は、リフォーム等を施し、その地域の不動産管理会社に入居づけから依頼するのが一般的です。管理会社は玉石混交の世界ですので、必ず複数社あたるようにしてください。

ちなみにですが、リフォーム等では自治体における相談サービスや補助金・助成金などがある場合もありますので、確認してみることをおすすめします。

代行の場合は、業者に依頼することになりますが、住居なのか、宿泊施設なのかなど、業者によっても得意不得意がありますので比較検討すしてください。



次に売却のことです。

将来は売却とのことですが、注意点としては税金があります。どのくらい先の話なのかわかりませんが、譲渡と相続では税金が違います。

相談者の年齢から考えますとお父様はまだお若いと思います。お話しができるようならば、まずは今後についてお話しされることをおすすめします。

相続での話ということになりますと、複数人の相続人がおられるようですので、事前にお父様をご意向を確認しておくべきかと思います。遺言作成が必要になるかもしれません。

細かい状況がわからず、答えになっているかわかりませんが、空き家問題と相続(特に不動産)の問題は早くから取り組むことが大切です。必要に応じて専門家を交えてお話しされることをおすすめします。

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