賃貸アパートの経営について

男性50代 amakuwa0413さん 50代/男性 解決済み

50代男性です。賃貸アパートの経営の収支について相談させてください。親戚の叔父より、田舎にあるアパート管理を引き継いでほしいと頼まれています。叔父は、定期的にアパートの管理のため、2ヶ月に一度、田舎に行き、アパートの状況確認、敷地の清掃・管理を行っています。しかし、高齢で田舎の行き来が面倒になってきている、また子供がいないため引き継ぐ人がいないこともあり、私の所に依頼が来ています。実際は、格安で私の所に売却をして所有権は私の物になる形です。叔父の意向は、先祖から引き継いでいる土地のため、他人には譲りたくない気持ちが強いようです。そのアパートは、築20年程経っているのですが、お陰様で現在は満室の状況。私が格安で譲り受けたと仮定した場合、その満室状態が続けば、利回りは決して悪くはありません。ですが、現実的には、定期的に田舎へ行き、物件の管理のため手入れ作業を行ったり、また老朽化したところは業者に修理してもらったりと、維持・メンテンスに費用が先々掛かりそうです。そこで教えて欲しいのですが、例えば、この賃貸アパートを譲り受け、家賃収入が入ってくるのですが、確定申告する際、このアパート経営にかかる経費は、どこまで認められるのでしょうか。例えば、固定資産税、給湯器の交換費用、建物の補修工事、アパート清掃のため現地に行く際の交通費など、すべて認められるのでしょうか。今後、運営していくのに掛かりそうな費用と手間を考えると、表面上の利回りは良くても、理に合わないとも感じてます。つきましては、先々の収支を試算したく、どこまでが経費として計上できるのか、ご教示ください。よろしくお願いします。

1 名の専門家が回答しています

小松 康之 コマツ ヤスユキ
分野 不動産投資・賃貸経営
50代後半    男性

東京都 神奈川県

2021/03/09

ご質問いただき、ありがとうございます。
アパート経営に関する確定申告で、どこまで経費が認められるか、とのことですが、基本的にはアパート経営関連ならだいたい経費にできます。たとえば、アパートの固定資産税・アパートの建物および附属設備の減価償却費・アパートの火災保険料・アパート管理を委託する会社への管理費・アパートへ出向くときの交通費などは、経費にできます。
給湯設備交換や建物の補修など、高額の費用がかかるものは、金額によっては一度資産計上してから減価償却することがあります。
ですから、アパート経営で起こりうる可能性を追求して、実際にはどこまで利益を得られるのか、それが自分の労力に見合ったものなのか、といったことをよく考えてから経営に乗り出す方がいいでしょう。
できれば、現地を視察し、かつ物件のある地域の不動産の状況(同レベルの物件の家賃設定など)なども聞いて、今後も今と同レベルの収益が取れるかもあわせて試算する方がいいです。

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