女性特約について

女性20代 kagamimochi28さん 20代/女性 解決済み

現在県民共済に加入していますが、社会人になり家族を持った今、女性特有の病気に対する特約に加入したほうがいいのか迷っています。保険料はあまりあげたくないので共済のなかで検討していますが、正直どの共済がいいのかわかりません。県民共済は割戻金に関して大きく広告されていますが、コープ共済などほかの共済も割戻金の制度はあるのか、現在妊娠中ですが次の妊娠に備えて帝王切開などにも対応したものに加入したほうがいいのか悩んでいます。
女性の病気に特化した女性特約はいろいろな保険会社がされていますが、どこにどれだけお金をかけたほうがいいのかわかりません。
補償項目のどこに注目したほうがいいのでしょうか。家族があるため、万が一の際の家族への補償が大きいほうがいいのでしょうか

1 名の専門家が回答しています

舘野 光広 タテノ ミツヒロ
分野 生命保険・終身保険
60代後半    男性

全国

2021/03/09

ご質問ありがとうございます。
埼玉県のブレイン・トータル・プランナーの舘野です。
保障のみとするのであれば、お子様が成人する迄のご主人様の生命保険と疾病保険、御質問者様の生命保険(一時金)と疾病保険の加入、御家族の損害責任保険が考えられます。どの保険会社が良いかという事には、FPとして公平・平等な理念からお答えする事は控えますが、①生命共済=割戻金、②生命保険=配当金と呼ばれています。
①②共にそれぞれ特徴がありますが、監督している行政は異なりますし、①は非営利②営利です。
則ち、①のほうが経費を安くしていますから保険料も安く、割戻>配当金であると言えます。但し保険を割戻や配当金だけで選ぶ事もリスクがあり、そもそも保険に加入する目的は、その保険を使う時のメリットで比較すべきです。つまり、①の場合は割戻金があるが事業費を抑えてあるため、保険商品の数が少なく御自身にあった保険の選択肢が少なくなります。また、加入条件や保障条件も厳しくなっておりますのでご注意願います。
②の場合は事業費を高めに設定しており、保険商品も豊富であり、様々な保険の組み合わせが可能となっております。また、保険料を資産運用していますから、貯蓄を兼ねる事も可能であり、保険+貯蓄を目的とした方に向いています。
続いて、保障内容ですが、女性と男性との分けた場合には、女性の場合は女性特有の疾病に関する補償を備える傾向にあり、特に出産に伴う年齢から疾病保険に加入しているようです。また、三大疾病と言われている癌につきましては、「厚生労働省2016年全国がん登録・罹患数・率報告」を見ますと、女性特有な癌は30代ぐらいから発症しているため、癌に備える事も大切かも知れません。従いまして、保障につきましては入院時の費用を補填する事を目的とする必要があるでしょう。治療費は健康保険で所得別に負担上限が決められていますが、入院に必要な費用は、差額ベット代や食事代、雑費はすべて自己負担となりますから、預貯金で賄えるのであれば保険は不要ですが、保険で補填する事も必要となる場合もあります。
最後に、基本的に妊娠・出産は健康保険が適用されません。但し、帝王切開分娩の手術代や治療は健康保険の対象となり、加入している疾病保険の対象となります。疾病保険によって、入院給付金、手術給付金が支払われますが、特約で女性疾病特約に加入していれば、上乗せ給付が受けられる保険もあります。但し、妊娠発覚後は、特定不担保条件が付く場合が多く、保険会社に問い合わせる必要があるでしょう。

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