将来に向けてのお金の貯め方・増やし方

男性30代 TBTさん 30代/男性 解決済み

現在、夫婦で生活しています。子供はいませんが、将来的に作りたいとは思っています。
また、今は賃貸で生活していますが、1年以内に家を購入したいと思っています。
しかし、年収は多い方ではなく、毎月貯金できる金額には限りがあります。
今後の家のローンと子供の養育費が捻出できるのか、また老後資金の貯蓄が出来るのか、など不安があります。

子供が出来たときの事を考えるとどの程度の家までなら購入できるか、
老後のためにiDecoや積立NISAなどは初めたほうがいいのか、
生命保険は入ったほうがいいのか、などが気になります。

1 名の専門家が回答しています

舘野 光広 タテノ ミツヒロ
分野 家計全般・ライフプラン・家計簿・節約
60代後半    男性

全国

2021/06/22

ご質問ありがとうございます。
FP事務所ブレイン・トータル・プランナーの舘野です。

文部科学省の平成30年度子供の学資調査によりますと、お子様お一人につき、幼稚園から大学までを全て国公立で卒業された場合で約1000万円、反して全て私立で卒業される場合には、約2400万円が必要となるとのデータが発表されています。

このデータをステージごとに見てみますと、全て私立による場合、幼稚園で約95万円、小学校で約960万円、中学校で約420万円、高校で約290万円、大学で約640万円となっています。この数値は校外学習費用も含まれていますので、各ご家庭ごとの教育方針で変わると思われます。公立となると高校までは、ほぼ無償化となっておりますので、必ず準備しておかなければならないのが、17歳迄の大学費用となります。

おそらく、校外学習費が高くなる傾向は、中学生の時であり、概ね年間50万円は公立でも必要となっているようですから、小学校時で年間30万円、高校で年間40万円を目途としておけばよろしいかと思わます。

また、老後の生活費は二人世帯で、平均月額で27万円が必要であると言われていますが、現在の年金ベースで受給額は平均月額で22万円と言われており、毎月5万円が不足すると考えれています。そのため、90歳迄の寿命として考えた場合には、65歳以降の25年間を補填する資金が老後の準備金となり、概ね1,500万円を準備しておかねばなりません。しかし、就労年数も伸びておりますから、65歳で年金受給せず、繰り下げ受給を選択すれば、5年間で42%受給金が増加しますから、老後資金を準備されなくても、老後の生活は安定して維持が可能です。

さて、住宅の購入は住宅ローンを使われることが多いですが、借入の規準は年収が400万円以内で総返済負担率は30%、400万円を超えれば35%という基準が一般的です。但し、上記のような教育資金や老後資金の準備を予定されているのであれば、総返済負担率は15~20%としておくことが安全です。そのように考えますと、年収400万円で購入出来るマイホームは、総返済負担率20%で毎月の返済額は約6万6千円となり、フルローンであれば、金利1.5%で元利均等返済として35年ローンで、約2150万円が上限となります。

いずれにしても、人生の資金計画を明確にするためには、御自身のライフプランをシミュレーションすることが大切であり、今後予測されるライフイベントをすべて含んで資金計画をなされて下さい。シミュレーションによって、必要な資金をどのような方法で何年をかけて準備されるか、もしくは、不測の事態に備えてどのような保険をセットしておかねばならないのかもはっきりと見えてきます。

大切なことは、モヤモヤ感でむやみに進められるままに保険に加入されたり、憧れに囚われて高額な住宅ローンを組まれたりすると、舵のないボートのように、ただ時流に流されるだけでコントロールが効かなくなり、所得のダウンなどが起こると同時に、返済の目途が付かなくなります。

そのようなことが、起こらないためにも、終身における資金計画を立てられれば、後は必要なものをセットするだけですから、しっかりと目標に向かって進むことが出来ます。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

老後に資金を貯める1番有効的な方法は?

私は現在専業主婦をしております。娘が小学生くらいになればパートには出ようと思っておりますが、自分の親も専業主婦だったということもあり、子供の学校行事には積極的に参加したいと思っているので正社員にはなかなかなれないかと思っています。そうなると厚生年金がないので老後資金がどうなるか心配しています。今はiDeCoや積立投資信託、個人年金保険などいろいろな金融商品があるのでどれが1番老後資金を貯めるのに適しているのか聞きたいです。貯めると言ってもパートをした資金の全額ではなく一部くらいを貯蓄に回していきたいのですが、毎月いくらくらいづつ貯蓄するのがいいのでしょうか。老後に孫にお小遣いをあげたり、旅行をしたりしようと思うと最低いくらくらいづつ貯蓄したら良いのでしょうか。

女性30代前半 yukimamanさん 30代前半/女性 解決済み
舘野 光広 1名が回答

介護保険についてお伺いしたいと思います、

現在は子供たちも社会人になって別世帯で暮らしています、従って現在は老夫婦の二人暮らしでしかもお国から資金をいただきながらの年金ぐらしになります。 ただ高齢の身ではありますが今は健康体で普通の暮らしを維持しております。そこで、現在は年金の中から介護保険料などを支払っていますが、やがて介護される身になってしまい介護保険を受ける立場になることも目に見えてきています。 其の介護について最近では老夫婦二人暮らしから老老介護などという言葉も取り沙汰され、其れに身内の介護や他人の介護を受ける場合もあるでしょう。其処で、実際に介護される身で介護保険というのはどのような状態で、どのような時に、誰に支払われるのかは全く判りません。 又、介護施設に入った場合も想定して介護保険というのはどのように支払われるのか、無理なお願いでしょうが宜しくおねがいします。

男性30代前半 orimasaさん 30代前半/男性 解決済み
中村 真里子 1名が回答

最近、結婚しました。ライフプランについての相談です。

結婚を去年しました。まだ、子供はいませんが、一人は作る予定です。そこで、ご相談なのですが、子供の事、今後の自分たちの老後に向けて備えていく必要があると思います。貯蓄に関しては、銀行の定期くらいなんですが。ライフプランで今後必要になるだろう、お金の概算や、貯蓄に関してのアドバイスがありましたら教えて頂けると嬉しいのですが。例えば、金融機関の金融商品、保険株式会社での保険商品など、いろいろ将来に向けての商品はあると思います。たまに、自分で調べたり、聞いたりすることはあるのですが、FPの先生にもアドバイスが頂けたらと思いまして、相談させていただきました。急いではいないのですが、少しづつ準備していく年齢でもありますので、是非お願いいたします。

男性40代前半 サンクスさん 40代前半/男性 解決済み
キムラ ミキ 1名が回答

携帯会社どこがいいのかわからない

現在、まだスマホを使用していなくてガラケーを大手携帯会社で契約しているのですが、もう直ぐガラケーのサービスが終わるというニュースを目にしてそろそろ自分もスマホに移行した方がいいのかなと考えているのですが、大手は高いということで、月々の通信費は安く抑えたいので格安SIMなどに興味があり、ネットで漠然といろんな携帯会社の公式サイトなどや格安SIMを解説しているサイトを閲覧したりして自分なりに調べたりはしているのですが、沢山格安SIMの会社がありすぎて自分にとってどこが良いのか分かりません。そうこうしているうちにこの春から大手携帯会社も価格帯が安いプランを出してきていてサービスを開始していて、実際に格安SIMなどとどのような違いがあるのかなど、さらに混乱している状態でよく分かっていません。電波状況は安定していそうなので魅力的ですが月に20GBも使わないと思うのでもったいないような気もしますし、それなら格安SIMの方がいいのかな思ったりする反面、時間帯によっては繋がりにくいという情報もあるのでどこがいいのか悩んでいます。

女性40代前半 トロさん 40代前半/女性 解決済み
舘野 光広 1名が回答

同棲のお金の管理について

近々、結婚を前提として恋人と同棲を始める予定なのですが、その際のお金の管理について、スムーズにいく方法を教えてください。基本的には生活費は折半して出し合う予定ではあるのですが、そのお金は二人の口座を開設して、そこから引き出す&引き落とすようにした方がいいのでしょうか?それとも、だいたい均等になるような額で個々の分担を組んで、それぞれの個人口座から引き落としすなどをした方がいいのでしょうか?友人に聞いても、いろんなパターンがあり、どの方法がスムーズなのか分かりませんでした。将来のことも考えて貯金もしたいと考えていますし、彼も同様の意識でいるので、先を見据えてより良い方法で始められたらと思っています。何かいい方法を教えていただけますでしょうか。

女性30代後半 soilbook00さん 30代後半/女性 解決済み
横山 晴美 1名が回答