投資信託と貯金の振り分け方。

男性30代 21さんさん 30代/男性 解決済み

将来どうなるのかわからないので投資信託を始めたけど、投資信託と貯金の振り分けを10年単位で見るとどちらに多く振り分ければ良いのか悩んでいます。一応、投資信託のメリットとデメリットを理解はしているつもりです。

1 名の専門家が回答しています

水上 克朗 ミズカミ カツロウ
分野 貯金・預金・定期預金・外貨預金・積立
60代後半    男性

東京都

2021/06/22

まず、貯蓄と投資の配分バランスについては、どれだけリスクをとれるかによって差が生まれるものです。

ちなみに、どれくらい資金が減っても平気でいられるでしょうか。30%減っても大丈夫でしょうか。10%なら耐えられるでしょうか。
投資はお金が増えることもありますが、お金が減るというリスクもあります。
30%減っても大丈夫であれば、それなりにリスクの高い商品に投資できますが、10%減っただけで動揺してしまうようであれば、リスクの低い商品を中心に投資することをおすすめします。

結論として、まずは「貯金50%、投資50%」で様子をみたらいかがでしょうか。投資は、必ず値動きがあります。万一お金が減っていく局面で、ドキドキして不安になるようであれば、「貯金70%、投資30%」などと、投資のパーセンテージを小さくすることを考えたほうがいいかもしれません。反対に、長期で運用するから、小さな値下がりはあまり気にならないというならば、「貯金30%、投資70%」などと、投資のパーセンテージを増やして問題ないでしょう。

ただ、投資の比率を高める場合には、ひとつだけ注意点があります。
近い将来、まとまったお金が必要となるイベント(たとえば、結婚式、資格取得、出産の資金、教育費などが)あるなら、その分は貯金で増やしたほうが安心です。金融商品に投資していると、短期的には大きく値下がりする可能性があります。そのとき、まとまった資金が必要なイベントが重なると、資金が足りないという問題に直面する可能性もゼロではありません。また、貯金はすぐにお金を引き出すことができますが、金融商品を引き出すのは、2~3日かかるのが一般的です

一方「とりあえず使い道がはっきりしていない」「老後資金をつくりたい」ということであれば、一時的に資産が減っても実害が出るわけでもないので、貯金ではなく、投資に回した方が賢明でしょう。

参考として、たとえば毎月5万円を10年積み立てた場合、過去のデータをもとに試算(*)すると、10年後の合計額は、次のようになります。
*野村アセットマネジメントのFunds-iのウェブサイトで試算。なお、利回りは、2011年6月~2021年5月までの実績によるもので確約されたものではありません。
〇安全な商品(貯金)で貯めた場合・・・600万円(+0万円)
〇投資型の商品で貯めた場合
①日本の株式で運用すると・・・964万円(+364万円)
②海外の株式で運用すると・・・1229万円(+629万円)
③海外の債券で運用すると・・・706万円(+106万円)

10年後、いくらのお金を持っておきたいでしょうか。どれだけリスクをとれるでしょうか。
それにより、「貯金と投資をどういう組み合わせにもっていくか」につながっていくでしょう。

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