老後資金のために個人年金やiDecoを始めるべきでしょうか

女性50代 f4n8dj0206さん 50代/女性 解決済み

「老後2000万円問題」がニュースで取り上げられてから、自分たちの老後の資金作りについて考えるようになりました。
世帯年収は600万円ほどで、小学生の子どもが一人います。
子どもの進路については、できれば「高校までは公立で、大学は私立でも国公立でも」という考えです。
現在、株や投資は全くしておらず、資産は預貯金と持ち家のみです。
住宅ローンは完済しており、預貯金もそこそこあるので、当面の生活の心配はありませんが、「老後のために2000万円蓄えられるか」と言われると難しいと考えています。
私がパートの勤務時間を増やすなどの対応策はありますが、体力的にも大幅に勤務時間を増やすのも難しいので、個人年金やiDecoを始めたほうがいいのかな、と思うようになりました。
ですが、個人年金やiDecoの知識がほとんどないため、「掛け金よりも戻ってくるお金が少なくなったらどうしよう」と思うと、なかなか手が出せない状況です。
専門家の目から見て、今からでも個人年金やiDecoを始めるべきかどうか、またメリット・デメリットなどを詳しく教えていただけると幸いです。

1 名の専門家が回答しています

松山 智彦 マツヤマ トモヒコ
分野 年金・個人年金・iDeco
60代前半    男性

茨城県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 静岡県

2021/03/09

老後生活をどのように過ごすか、勤務先の退職金制度や居住する場所、老後の就業など、生活する環境によって答えは変わります。子供の教育資金の確保も必要なので、老後と現在のライフプランを検討する所から始めてみてはいかがでしょうか?そこから必要な老後生活に準備すべき金額が見えてくると思います。老後生活資金の準備方法として、個人年金とiDeCoが上げられていますが、ここではその辺も言及しておきたいと思います。個人年金保険は、その掛金の一定額が個人年金保険料控除として所得控除の適用が受けられます(10年以上の払込期間、及び受取期間などの一定の要件があります)。一方iDeCoは、掛金の全額が所得控除の適用が受けられ、運用期間中の利益は、引き出し時まで非課税になります。さらに引き出し時には、雑所得として課税されますが公的年金等掛金控除の適用が受けられます。運用対象となっている金融商品は、収益性の高い株式投資信託から、預貯金などの元本確保型までさまざまです。運用リスクなどがありますが、毎月同じ掛金を拠出することで、平均買付単価をさげる(ドルコスト平均法といいます)効果で幾分リスクを軽減することができます。これ以外につみたてNISAという制度を活用することで、20年に渡って運用収益に非課税が適用され、iDeCoだと60歳まで引きだすことができませんが、つみたてNISAであればいつでも換金が可能です。「老後資金2,000万円問題」の数字だけが一人歩きしているようですが、必要となる金額は、人によってさまざまですので、まずはライフプランの検討することをお勧めします。

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