iDecoを使うかどうか悩んでいます。

男性40代 namiroさん 40代/男性 解決済み

現在つみたてNISAで積み立てをしているのですが、別でiDecoを活用しようか悩んでいます。
活用する事によって節税効果がある事と、将来の貯蓄としては銀行よりもよっぽど利率が良いかと思っているので利用しようかと考えています。
ただ、そこで二の足を踏んでしまっている理由が引き落とせないという部分です。
勿論、老後の事を考えて始める事だと思うので仕方ない部分だと思うのですが、何かあった時の事を考えると引き落とせない所に入れてしまって大丈夫だろうか?という不安がぬぐえません。
多少の不安は目を瞑ってでも活用する利点があるのかどうか、わかりやすく説明して頂けると助かります。
宜しくお願いいたします。

1 名の専門家が回答しています

佐藤 元宣 サトウ  モトノブ
分野 年金・個人年金・iDeco
40代前半    男性

全国

2021/06/27

ご質問の件について、質問者様がおっしゃる通り、質問に回答をしている令和3年6月現在において、iDeCoへ拠出したお金は、原則として60歳になるまで引き出すことができません。

ただ、これはiDeCoのデメリットと見ることもできる一方、強制的で、より確実に老後資金準備が行えるメリットと捉えることができると回答者は考えています。

そのため、質問者様の考えを踏まえた時、途中でお金を引き出さなくて済む金額に調整してiDeCoを始めてみてはどうだろうか?と感じています。

たとえば、iDeCoに加入する場合、国民年金の第1号被保険者から第3号被保険者のどの属性に該当するのか?など、細かな条件によって拠出できる限度額に大きな違いがあります。

また、iDeCoへ毎月掛金を拠出する場合は「5000円以上」となっているほか、仮に、年単位でまとめて拠出する場合は、毎月5000円でなかったとしても、「5,000円×拠出区分の月数」の金額以上に設定する必要があります。

参考:iDeCo公式サイト ライブラリ 3 掛金年単位拠出の考え方
https://www.ideco-koushiki.jp/library/#archive_cateogry_cat

上記内容から考え方をまとめますと、質問者様にとって毎月5000円以上をiDeCoの掛金に拠出することが苦しくない場合、または、1年間(1月1日から12月31日)までを通じて年間60000円以上をiDeCoの掛金として拠出することが苦しくない場合のいずれかに該当するのであれば、iDeCoを活用されるのが得策だと感じています。

最後に、質問者様は、iDeCoへの加入検討および質問を通じて、おそらく事前に色々と調べていることが予測でき、今回懸念している事項とiDeCoのメリットを総合的に勘案すると、メリットの方が多く享受できるものと考えます。

・掛金の所得控除(毎年に渡って所得税および住民税の節税が可能)
・運用益に対する非課税措置(本来、20.315%の税金が発生)
・受け取ったお金の控除額適用(一時金は退職所得扱い、年金は雑所得扱いで、いずれも控除額が適用される)
・スイッチング(投資商品入れ替え)を活用した賢い資産運用で運用益を保つことができる(スイッチングによって得た運用益は非課税扱い)

長い時間をかけて、上記メリットを受けながら、無理なく老後資金準備をする目的を達成しやすいことを踏まえますと、iDeCoへ加入した方が、質問者様にとって先々の期待値は高くなるのではないか?と結論付けます。

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