老後の貯蓄について

男性30代 nak31さん 30代/男性 解決済み

現在会社員で働いていますが、老後の生活資金が心配です。退職した後収入が年金のみになり、その後の生活費用のやりくりにおいて、事前に貯蓄しておく必要があると思いますが、どのくらいたくわえがあればよいのかわかりません。老後資金としてiDecoも考えているのですが、現在の収入状況ではその積立もできない状況です。退職金も転職したため、満額もらえず、住宅ローンを返したら全てなくなってしますような状態ですが、退職したとたん年金開始年齢にもならず、貯蓄がない状態では生活ができないため、今の段階で漠然とした不安があります。一応わたしなりにライフプランニングを行っていますが、老後の生活費をどのようにシミュレーションすればよいか、なにか良い方法があれば教えていただきたいと思います。

1 名の専門家が回答しています

山本 昌義 ヤマモト マサヨシ
分野 老後のお金全般
40代前半    男性

全国

2021/06/28

こんにちは、婚活FP山本です。まずはご質問の前に、今後のお金の基本についてお伝えします。まず先般、老後資金2000万円問題が騒がれましたが、一般的には倍の4000万円程度が一つの目安です。仮に60歳まで25年ほど準備時間があるとすれば一年あたり160万円、月13万円ほど貯金が必要になります。またもし既婚でお子様がいるなら、教育費は22年総額平均で1400万円ほど必要です。仮に22年で平均的に準備するとすれば一年あたり約64万円、月5万円ほど貯金が必要になります。もし可能であれば、上乗せで介護費用あたりも準備しておけると安心です。まずは基本として、しっかり今後のことを数字で意識しておきましょう。

そのうえで、ご質問についてお伝えします。上記の通り、あなた様は少なくとも老後資金で月13万円、1人分の教育費も加えれば月18万円ほど貯金が必要です。iDeCoの積立もできていないなら、老後の前に教育費などで現在の生活が少し狂えば簡単に家計破綻してしまいます。これを改善するには、簡単にいえば月18万円貯金ができるほどの「年収アップ」が必要です。年収アップの手段は、「出世か転職」が基本になります。現在の勤め先での出世が見込めそうにないなら、年齢が高まるほど不利ですから、早めに転職を考えることがおすすめです。定年後は仮に再雇用されても年収は激減するものですから、今からしっかり備えていきましょう。

少し補足させて頂きます。そもそも上記の老後資金とは、「生活費-年金額×無職期間」という考え方が基本です。つまり、年金では不足する生活費を定年後の無職期間分が必要…と考えます。会社員の平均年金額は月14万円、無職期間は30年(360ヶ月)程度で考えるのが基本です。またiDeCoなどの資産運用は、有効な対策手段の一つといえます。リスクはありますが資産運用なら、仮に5%運用を狙えば一年あたり約84万円、月7万円ほどで25年後に4000万円を準備できる計算です。いずれにしても、普段の貯金もままならないなら、まずは目先の生活安定のためにも収入アップが必要といえます。しっかりライフプランを考えつつも、まずは相応の貯金ができるように対処していきましょう。

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