投資初心者でも少しずつ着実に利益を出す方法

女性30代 杏仁さん 30代/女性 解決済み

将来のことを考えると、子どもの教育や親の介護、さらには自分の老後のことなど、お金の心配が尽きない。自分たち世代には年金がほぼ支給されないのではという話も聞く。貯金はしているが、資産を増やす手段として投資を考えている。ただ、初心者であるので失敗するリスクが怖いのと、種類も様々。まずはプロに用語から解説していただきたいレベル。また、知識や元手がそう多くなくても取り組みやすいものを教えてもらいたい。

1 名の専門家が回答しています

佐藤 元宣 サトウ  モトノブ
分野 株式投資・NISA・投資信託・ETF・REIT
40代前半    男性

全国

2021/06/29

ご質問の件について、質問タイトルより質問者様は「投資初心者でも少しずつ着実に利益を出す方法」を知りたいことを確認致しました。

はじめに、資産運用(投資)は、絶対に利益を得られるといったことはございませんが、質問者様が求めている少しずつ着実に利益を出す投資方法はあります。

それは、「つみたてNISA」または「iDeCo(個人型確定拠出年金)」を活用した積立投資です。

積立投資は、毎月ご自身が設定した金額分の投資信託などを積立買付する「長期の資産運用」にあたり、将来の子供の教育資金やご自身の老後資金を準備したい目的があり、かつ、少しずつ着実に利益をあげたい人にとって向いている投資方法です。

積立投資で失敗するリスクを避けるためのポイントは、シンプルに「10年・20年などのように長い期間に渡って継続して積立を行うこと」につきます。

つまり、毎日の値動きによって一時的な運用損益が生じたとしても、気にせず、とにかく「長い期間に渡って継続して積立を行うこと」が成功への秘訣であり、失敗しないための大きなポイントです。

このポイントを考慮した時、毎月継続して無理なく積立することができる金額で、積立投資を始めることが望ましいと言い切ることができ、ここを徹底するように心がけてください。

ちなみに、「つみたてNISA」および「iDeCo(個人型確定拠出年金)」は、質問者様のように「投資初心者でも少しずつ着実に利益を出す方法」に向いている投資方法ですが、あらかじめお伝えしておくべき注意点があります。

それは、目的に応じて使い分ける必要があるということです。

たとえば、質問に回答をしている令和3年6月現在において、iDeCo(個人型確定拠出年金)に拠出したお金(積立したお金)は、原則として60歳になるまで引き出すことができません。(つみたてNISAはOK)

上記の特徴があることから、仮に、子供の教育資金準備をする目的でiDeCo(個人型確定拠出年金)を活用することは、途中でお金を引き出せない特徴を考慮すると不向きな積立投資であることがわかります。

このように、どのような目的があるのかによって、使い分ける必要がある点に注意が必要であり、以下、簡単にまとめて紹介しておきます。


・子供の教育資金準備目的:つみたてNISAが向いている
・将来の老後資金準備目的:つみたてNISA・iDeCoいずれも向いている
・毎年節税効果を得たい:iDeCoが向いている
・途中で現金化することも視野に入れたい:つみたてNISAが向いている


上記は、ほんの一例であり、つみたてNISAおよびiDeCoをどちらも併用して活用することも可能です。

最後に、つみたてNISAおよびiDeCoは、知識や元手がそう多くなくても取り組みやすいものであり、つみたてNISAは、毎月100円(金融機関によって異なる)から始められ、iDeCoは毎月5000円以上(年間拠出可能)から始められます。

ただ、賢い資産運用を長い期間に行って、目標金額を達成することが質問者様にとって望ましいことは明らかであり、ちょっとした知識や注意点、ポイントは、実際に積立投資を始める前に知っておくことがとても大切です。

そのため、回答者も含め、本サイト(マネク)内で回答をしているFPを探して、一度、詳しく一通りつみたてNISAやiDeCo(個人型確定拠出年金)についてお聞きになってみることを検討してみてはいかがでしょう?

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貯金に回す分のお金を早い段階から投資などで少額運用しながら時間に余裕ができた年齢になったときに本格的に始めたいと考えています。その為の準備として投資の判断基準となるグラフの読み方や、情報の集め方などがわかりません。また、株式で負債が出るという仕組みもよくわかっていません。会社が不渡りや倒産などをしない限り持っていれば挽回の余地があると思っているからです。よほどのことがない限り長期的な運用には負けがないと思っています。しかし、そうした不測の事態に陥った場合や一時的に値段が下がって買った時の値段より負けてしまった時その負けた分の予算を確保できる分までのラインで売りに出すべきなどの判断基準がわからないのでその点について知りたいです。

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