銀行のカードローンの審査が通らない

銀行系のカードローンは金利が低い分、審査のハードルは高くなります。審査のハードルは返済が確実に履行されるか否かです。そのため、一番通りやすいのは、給料振込口座や公共料金支払口座のある銀行です。それは、銀行側で資金の流れが把握しやすく、ローンの返済遅延が起こりにくいからです。また、メガバンクよりもネット銀行の方が審査が緩いということは原則的にありません。銀行系が利用している信用調査会社が同じの可能性が極めて高いからです。社内での基準により審査が通ることは考えられますが、限度額を引き下げること等により返済不履行の額が小さくなるような措置を採っています。

審査や金利の高さ、返済が確実に履行されるか否か＝「個人の信用」によって決まります。極端な話ですが、この１点のみで決まると言っても過言ではありません。住宅ローン等のカードローン以外のローンでも自営業者より公務員の方がローンに通りやすいとされています。理由は収入が安定しているからです。
過去にローンの返済やクレジットカードの返済遅延を1回でもあると、信用事故扱いとしての記録が残ります。この記載回数が多くなると、俗に言うブラックリストに載ったということになります（そのため、ブラックリストなるものは実在しません）。

申込にも注意が必要です。信用の記録には支払・返済記録の他にローンやクレジットカードの発行申し込みの記録も残されます。そこで、審査通らなければその旨も記載されます。何度も立て続けに審査が通らなければ、記載事項が増えることで注意人物として審査が通らない可能性はより高くなってしまいます。一般的に一度申し込んだ後は、6か月以上間隔を開けた方が良いとされています。これは消費者金融でも一緒です。何故なら、消費者金融会社多くはメガバンクなど銀行の系列になっている企業が多いからです。