ペアローンを組んだ場合の住宅ローン控除

住宅ローン控除についてです。中古マンション購入時、妻とペアローンを組みました。それぞれ住宅ローン控除をしているのですが、妻が出産等で、勤め先を変え、働き方も変わり、年収が大幅にさがりました。その為か、妻側が当初予定していた還付金の額とはなっておりません。何か対策はありますか。
住宅ローン控除についてです。中古マンション購入時、妻とペアローンを組みました。それぞれ住宅ローン控除をしているのですが、妻が出産等で、勤め先を変え、働き方も変わり、年収が大幅にさがりました。その為か、妻側が当初予定していた還付金の額とはなっておりません。何か対策はありますか。
1 名の専門家が回答しています
「対策」というのは、年収が大幅に下がったものの当初想定されていた減税額相当分の金額を受け取ることはできないか、ということでしょうか。
そもそもこの制度は、納めた所得税および住民税が戻ってくるというものです。納税額以上に戻ってくることはありません。もし当初想定されていた減税額を確保されたい場合は、そのときと同様の所得税・住民税が発生するだけの収入が得られる働き方をされるしかない、としか申し上げられません。
しかし、ここはひとつ前向きに、広い意味での「対策」を考えてみたいと思います。
そもそも節税というのは、オマケみたいなものです。住宅ローン控除にかかわらず税制優遇策はいろいろと存在しますが、何だか得しそうに思える魅力的な言葉の響きに惑わされ、節税ありきで物事を考えてしまうと本質を見失います。
住宅ローン控除で節税できるのは、年間たった1%に過ぎません。
もともとたった1%の節税額にこだわるよりも、もう少し高いリターンが期待できる方法にも目を向けてみてください。
ご相談者さまは、まだ30代のお若い方のようです。
例えば、株式を主な投資対象とした「投資信託(ファンド)」を一つ選び、毎月世帯収入の1割の金額で数十年かけて積み立て投資を行うというのは有効だと思います。
今回購入されたマンションもそうですが、私たちの身の回りにある様々なモノやサービスは、企業によって生み出されたものです。歴史をさかのぼれば、人々の少しでもより良い生活をしたいという欲望が原動力となって今まで経済が成長してきましたし、おそらくこれからもそうなっていくでしょう。であれば、株価は短期的には大きく上下動しますが、長期的にはその企業の価値に収れんしていくはずです。
ですから、少額ずつ時間を分散させながら株式にコツコツ投資していくという手法こそ、高い再現可能性をもって着実な資産形成を行うための王道です。
その際には、少額から投資できる投資信託(ファンド)の活用が最適です。本業を通じて社会課題を解決し、より良い世の中づくりに欠かせない企業を丹念にリサーチして投資先企業を選定している、長期での投資に資する本格的なファンドを選ぶ手間を惜しまなければ、何も心配することなく、時間を味方につけていずれ大きなリターンを手にすることができるでしょう。
目先の節税にこだわるのではなく、長期的に資産を増やしていくことを考えることこそ、今必要な対策であると考えます。
現在、家を新築(名義は共有にしています)したことに伴い、住宅ローンを30年で組んでいます。ローンの審査をしていた時期は、夫が転職したばかりで正社員ではなく、年収も今よりずっと低い時期だったため、審査に受かった金融機関も限られてしまいました。とりあえず今は受かったところで借りよう、ということで返済をスタートしましたが、それから数年経っており、今後としては借り換えを検討しています。夫の年収は、これからもほぼコンスタントに増えていく予定です。借り換えは、ローンを組んでから何年程度で、また契約時の収入からどの程度増えた時点で検討するのがよいのでしょうか?また、基準にしたらよいタイミングや目安などはありますか?
実家がだいぶ古く、売るか別の中古住宅を探すか賃貸に移るかずっと迷っています。今の実家を売るか壊したりする場合にどのような費用がどのくらいかかるか、また中古住宅と市営住宅とどちらを選ぶべきかアドバイスがあれば聞きたいです。
夫43歳と妻42歳の共働き夫婦と8歳と5歳の女児の4人家族です。2LDKの賃貸に住んでいるのですが、家が狭くなってきたので引っ越しを考えています。ここで悩んでいるのが、また賃貸にするか、購入するかということです。しかし、夫が現在の収入でローンを組んで住宅を購入することに抵抗があるようです。私としては、そろそろ購入して腰を落ち着けたい気持ちはあります。夫には、実家の営む不動産賃貸業での副収入が少しあり、将来的にすべてを相続したら月に80万くらいの収入が見込めるそうです。ローンを組むとしても、それが入るようになってから数年で一気に返してしまいたいそうです。夫のいう事もわかりますが、義親がいつ亡くなり相続できるかもわからないのに、どの間に子供はどんどん成長してしまうのになあという気持ちがあります。
現在神奈川県の社宅にて家賃補助をもらいながら住んでおりますが数年内にマイホームを購入、主人の希望もあり東北の生まれ育った町に引っ越す予定です。現在の義実家を取り壊して二世帯を建てるか、近隣に建て売りを買うか悩んでます。義実家近隣の建て売りだと30坪前後で土地含め約2000万ですが、義実家であれば60坪の土地があり二世帯を建てても2500万程度で建てられます。金額が払えるなら二世帯の方が広さもあり得に考えられますが建て売りの場合は将来義実家の土地を売却できるので端的にどちらが得か分からない状況です。二世帯は若干抵抗があるのですが他に考慮する点として金銭面だけでなく二世帯であれば子供ももうすぐ産まれるので義実家にサポートしてもらいやすく主人もその方が安心と思っていること、また単純に義実家の土地を手放していいのかという点も決めかねているポイントです。
私は33歳の会社員であり、家族構成は同年齢の妻と6歳、3歳の息子がおります。勤める会社では役も付き、収入面についても安定していることや勤め先の勧めもあり、住宅の取得を考えているところなのですが、将来的な貯蓄もしていかなければならないため悩んでおります。年収は妻と合わせて600万円程度です。現在は民間企業が管理する賃貸アパートに入居しており、支払いしている家賃を勘案すると住宅取得後においても支払いは可能であると考えておりますが、取得した場合の光熱費や固定資産税等がどのくらいかかってくるのかがわからず不安に思う点も多々あります。また、住宅ローンは長期間となるため、将来的に子供にかかる教育資金等の備えについてはどのような対策が必要であるのか、老後の蓄えのため、資産をどのように運用すべきであるかを考えています。住宅を取得し、将来的な資産を蓄える考え方は難しいのでしょうか。