老後のお金が心配です。

国が信用できないことが証明された文献等を私は見たことがありませんので、本当に国が信用できないのかはよくわかりませんが、少なくとも国を構成しているのが私たち一人ひとりであることは確かです。

ですから、いつまでも国に頼るのはそろそろやめて、一人ひとりが何でも自分事として捉えて自立して生きていこうとするのであれば、結果として国を信用することもできるようになっていくのではないでしょうか。

そのためには、さすがに死ぬまで働くことは現実的に困難であると思いますが、できる限り健康に気を付けて長く働いていくことはよい方法だと思います。

そのうえで、収入の1割ほどの金額を目安に、コツコツと積み立て投資を継続していくことが効果的です。

普通の生活者にとって最適な金融商品は、「投資信託（ファンド）」です。

本業で社会課題を解決する、これからも世の中に欠かせないと考えられる企業を丹念にリサーチして選定しているファンドを一つ選び、例えば毎月2万円、というように定期定額購入の設定をしておくだけでOKです。

お金を貯めるためには、お金を手放すことが大切です。

手放したお金が世の中をぐるぐると回り、社会がより豊かになっていくからこそ、結果として自分も豊かになっていけるのです。

長期投資に資する本格的なファンドさえ選んでおけば、ほったらかしにしておいても複利の威力で資産は加速的に増えていくでしょう。

ファンドを選ぶ際には、投資未経験者向けのセミナーを何度も開催したりして、何でも気軽に質問できる距離感の近い投信会社、理念を確実に伝えるために直接販売（直販）にこだわっている投信会社などを検討されると、間違いはないのではないでしょうか。

いつまでも国のせいにするのではなく、自分事として考えてまずは行動を起こしていきましょう。

気が付けば、老後のお金の心配など消えているはずですよ。