2021/07/02

主人の実家の土地建物の相続の件

女性60代 うきよ金魚さん 60代/女性 解決済み

義父は家やアパートや土地を持っています。アパートは古く1階が店舗で2階が住居になっています。家賃が安いので4世帯程入居されています。入居者込みでオーナーチェンジできないかとアパートと土地を売りに出したのですが買い手はつきませんでした。義父は連れ合いに先立たれ、アパート近くの戸建てに1人で住んでいます。他にも土地があり義父が亡くなったら相続税を払う予算は我が家にはありません。少しずつ資産を処分して欲しいのですが、そう上手くはいかない状態です。私達は実家から車で40分程離れた所に戸建てがあり、子供達は仕事や学校があるので利便性の悪い義父の実家での同居は難しい状態です。現在でも売れないアパートなので本当に相続するとなるとどうなるか不安しかありません。

1 名の専門家が回答しています

佐藤 元宣 サトウ  モトノブ
分野 相続・介護
40代前半    男性

全国

2021/07/02

ご質問の件について、質問全体を通じて率直に感じていることをお伝えさせていただきます。

それは、義父が死亡した場合、そもそも相続税が確実に課されることになるのかどうか?といったことです。

質問には「他にも土地があり義父が亡くなったら相続税を払う予算は我が家にはありません」とあり、語弊のある表現になってしまうことを前置きしますが、単に不動産を多く所有していることを根拠に、相続税がかかってしまうのを懸念しているように思えてなりません。

実際のところ、相続税の計算をする過程において、相続税の基礎控除額と呼ばれる控除額が考慮されるほか、死亡した人の財産(義父の遺産)を評価する必要があります。

財産の評価にあたり、アパートをはじめとした不動産は、相続税を計算する上での財産評価額を低くさせられる特徴があるため、この辺も考慮した上で、まずは、相続税が本当に課されることになるのかどうか?を確認することが質問者様世帯にとって望ましいことだと感じています。

また、義父が死亡した場合の相続人が誰になるのかも事前に知っておく必要があり、質問者様の配偶者(義父から見た子)は法定相続人にあたりますが、この他に、誰が相続人になるのか?によって、相続税がかかるのか、かからないのかが大きく変わることになります。

加えて、義父はアパートを所有し、4世帯に対して貸付していることから、不動産所得が生じていることを確認でき、毎年、所得税の確定申告をされていることが推測できます。

できることならば、所得税の確定申告書の内容を詳しく確認しておく必要があり、どのくらいの収入(所得)があるのか、不動産所得にかかる借入金などの債務はあるのかなども早い内から把握しておくように努めておきたいものです。(黒字であれば、相続放棄するよりも相続した方が将来的に得策になる可能性も期待できるため)

このほか、義父は生命保険に加入しているのかどうか?死亡保険金が支払われるような生命保険なのか?も事前確認が極めて重要となります。

この理由は、仮に、死亡保険金がある場合、相続税の計算において一定金額が非課税財産となるほか、計算の結果、納めるべき相続税が発生した場合、相続税の納税資金として死亡保険金が活用できるからです。

このように、質問者様が懸念している問題を解決するためには、少なくとも、回答をさせていただきました多くのことを事前確認しておく必要があると言えます。

そのため、現在抱えている問題を早期、かつ、より確実に解決することを望んでいる場合、やはり税理士やFPなどをはじめとした専門家の協力とアドバイスを求めるのがよろしいでしょう。

最後に、マネク内で回答している専門家の中には、今回の問題を具体的に解決できる専門家もおりますので、探して相談することを検討してみてはいかがでしょうか?

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