2021/07/06

低所得者が起業をするために必要なスキル

女性40代 ぽろりんさん 40代/女性 解決済み

40代、独身、非正規雇用で働いています。

定年を70歳まで引き上げていくことを国が推奨していますが、近い将来、推奨ではなく定年70歳が義務になる世代だと感じております。正規雇用でそのような状況になるのであれば、非正規雇用の人間は死ぬまで働き続けなければならないのかと悲観しています。

私たちの世代が老齢基礎年金を受け取れる年齢は今後何歳まで引き上げられるのでしょうか。生きているうちに貰えるのか不安です。正規雇用の場合でも老後に2000万円不足するといわれている時代に非正規雇用はその何倍のお金を用意しなければならないのか。

最近は、起業をすることでその不安は無くなるのかもしれないと考え始めました。起業といっても様々な職種があります。職種によって必要なスキルは違いますが、この資格を持っていたら応用が利く、この知識があれば役に立つなどFP目線でのアドバイスをいただければ幸いです。

2 名の専門家が回答しています

田仲 幹生 タナカ ミキオ
分野 起業・独立
40代前半    男性

茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県

2021/07/06

年金に対して不安を抱く人は多いです。
言ってしまえば私もその一人です。ただ、おそらくとしか言えませんが、どんな時代になったとしても、平均的な年齢まで生きた時にもらう年金の総額が支払った保険料総額を下回ることはないのではないかと思っています。
仮に厚生年金の場合には、企業と個人で半分づつ厚生年金保険料を支払っているわけですから、単純に考えて、私たちが負担している厚生年金保険料の2倍程度の年金額は受け取れるのだろうと思っています。
しかし、それだけでは老後の生活費として足りないというのも当然の不安です。

そこで起業して定年のない仕事をするというのはとてもいい着眼点だと思います。
起業にはいろいろなデメリットもありますが、メリットも多いと感じています。
そしてその一番のメリットは、自分の裁量で時間が使える、働く意思があれば定年もなく生涯現役の人もいる、というとことではないかと思います。

ただし起業をすると、会社に所属しているという看板を失います。
他者から仕事をもらうために、自分自身で自分の信用を作っていくことが不可欠になると感じています。
資格とは言ってみれば、そのための材料。資格を取れば仕事がもらえるとは限りません。私の知る所では、「税理士」という独占業務を持つ取得の難しい国家資格を持っていても、お客様の確保で苦労している税理士もいます。
逆に、資格なんてなくたって、独立して仕事をして上手くいっている人もいます。

結局のところ、起業するためには資格ではなく、人から依頼されるような特技があって、その特技へのニーズが潜在的に多く存在していることが重要なのかもしれません。
アドバイスできることがあるとすれば、週末の時間などを使って、副業的に自分で仕事をしてみるといいように思います。
親類や友人などに相談するなどして、顧客を探してみたりするのも一つかもしれません。

あとは、お金を貯めることです。
起業して不安になる一番の原因は、「お金」です。
お金さえあれば、起業して1,2年上手く行かなくたって焦らず前向きに仕事に取り組むことが出来ます。
今のうちに、一円でも多くのお金を貯めることを心がけるといいと思います。
他には、リスクがありますが、「不労所得を得るため」の投資等も個人的には検討したいとことですが、失敗したら起業できなくなるので、おすすめとまでは言えなそうです。

古戸 賢一 フルト ケンイチ
分野 起業・独立
50代前半    男性

全国

2021/07/06

ぽろりん様
 
ご質問ありがとうございます。FPオフィス ピーエス・アセットの古戸と申します。
 
人生100年時代に起業は非常に素晴らしい選択だと思います。
 
ですが、まずは副業をおすすめします。
 
私はサラリーマン時代に副業をはじめ、サラリーマンをやめるつもりはなかったのですが、やんごとなき理由があり、サラリーマンをやめて、当時していた副業から始まって、いくつかの仕事をしてきた経験があります。
 
どれも、自分がやりたい、また自分に向いている、将来性もある、と思って始めたものですが、うまくいったもの、うまくいかなかったもの、いろいろあります。
 
まずは副業で損しない程度に小さく始めてください。
 
経験談でしかありませんが、資格で食えるという発想は捨てた方がいいです。
 
資格取得にかかる時間を副業のテストに使ってください。
  
 
ご参考になれば幸いです。

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2021/04/16

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