副業や個人的で会社を起業し仕事をしたいが確定申告がよく分からない

男性40代 dragon桜さん 40代/男性 解決済み

副業や個人的で会社を起業し仕事をしてゆきたいのですが、今はサラリーマンで確定申告を気にする必要がないので、今後確定申告する場合に青色申告にした方が良いのかまたは別の方法にした方が良いのかわかりません。

1 名の専門家が回答しています

佐藤 元宣 サトウ  モトノブ
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
40代前半    男性

全国

2021/07/17

ご質問の件について、税金計算の仕組上、質問者様が個人的に収入を得るのか、会社を設立して収入を得るのかによって、確定申告のしかたが異なります。

具体的には、実際にかかる税金の種類が、所得税なのか法人税なのかに違いがあり、個人で収入を得た場合は所得税の対象、設立した法人として収入を得た場合は、法人税の対象といったイメージです。

ちなみに、所得税法における青色申告は、事業所得・不動産所得・山林所得と呼ばれるいずれかの所得が生じており、かつ、税務署に対して青色申告承認申請書と呼ばれる書類を提出しなければ青色申告者として認めてもらうことはできません。

そのため、質問者様が個人的に得た収入が、上記所得のいずれかに該当をしているのかどうかをあらかじめ確認しておく必要があり、所得の判断は少々専門的な知識が必要となることから、事前に税理士や税務署、税務に詳しいFPなどの専門家へお聞きになることが望ましいでしょう。

最後に、法人を設立するには設立費用が多くかかるほか、個人とは異なり、仮に法人での収益が赤字(損失)であったとしても、納めなければならない税金(法人住民税の均等割り)があります。

そのため、個人で収入を得る場合と法人で収入を得る場合の違いや注意点、税金や社会保険などの取り扱いの違いもあらかじめ把握した上で、どちらで収入を得ることが望ましいのか知ることが極めて大切になります。

回答者個人と致しましては、ある程度まとまった収入(収益)を得られる保証がないのであれば、まずは、個人的に事業を始め、法人成り(法人化)した方が得策になるまでは、最初から法人設立するよりも個人事業主として始められた方がよろしいのではないかと思っています。

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