確定拠出年金の運用について相談したい

男性50代 NMB45さん 50代/男性 解決済み

はじめまして。
千葉県在住の40代会社員です。

現在の会社で確定拠出年金を運用しておりますが、なかなか思ったように利益が取れていません。年率1.5%程度の利益率になっています。
開始当初に積極的な運用だけになってしまうとマイナスになった時に元本を割り込んでしまうリスクがあるのでお勧めしないと言われ、定期預金タイプ40%、国内債券40%、バランス型投資信託20%で設定しました。結果が年1.5%です。
あと12年ほど勤めるとしてこのままの利率では退職後の生活が不安です。
昨年のコロナショック以降、国内外の株価は軒並み上昇しており、今の時点で割合を例えば国内株式50%、海外株式20%、国内債券30%へ変更したと仮定した場合、株価が急落すれば利益どころの話ではなくなり、最悪元本を割り込んでしまう結果になりそうで不安です。
しかし定期預金では全くと言っていいほど利益はつかないのである程度リスクを見たうえで利益を目指すべきかどうか考えています。今から5~7年は積極的なプランへ変更し、定年を迎える頃に徐々に定期預金型へ割合を上げていく方がいいのでしょうか。

現在の残高から飛躍的に利益が出なくともある程度の利益が取れればと考えております。
宜しくお願いいたします。

1 名の専門家が回答しています

山口 雅史 ヤマグチ マサフミ
分野 年金・個人年金・iDeco
50代後半    男性

兵庫県 岡山県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県

2021/07/20

時間的に難しい判断になりそうです。
「開始当初に積極的な運用だけになってしまうとマイナスになった時に元本を割り込んでしまうリスクがあるのでお勧めしないと言われ、定期預金タイプ40%、国内債券40%、バランス型投資信託20%で設定しました。結果が年1.5%です」とありますが、同じような人が多いのが現状です。金融庁が公表しているデータ(2019年2月22日第1回社会保障審議会資料)では、企業型確定拠出年金の運用利回りで、運用実績が「元本割れ+1%未満」が全体の半分を占めています。その原因として考えられているのが、運用商品の半分以上が元本確保型商品になっていることとされています。確定拠出年金もコストがかかります。このコストを度外視して運用商品を選んだために結果と考えられます。
逆に10%以上の利回りもあります。海外の株式運用の投資信託で運用している銘柄を選んだと考えられます。

最近になって、一括投資と積立投資の理論や常識が異なることが取り上げられるようになりました。よく、投資における株式の割合を計算するのに「100-今の年齢」がありますが、これは一括投資の場合であって積立投資の場合は当てはまりません。また、20年を超える運用の場合では、株式のみの運用の方がリスクが小さいことが周知されるようになりました。
残り12年という時間での運用は微妙なタイミングと言えます。もう少し長い時間があれば株式のみの運用に切り替えることをお勧めしますが、最終判断は自身ですべきことです。定年後もその会社で再雇用するかどうかを決めるのは本人になるからです。

今後は資産寿命を延ばすことも重要になります。つまり、退職した時点が運用の終わりではなくなり可能性が高くなります。そのため、取崩運用の有効性がクローズアップされると考えます。運用しながら必要な分を資産から取り崩す方法です。運用の期待利回りは高い方が有利となります。この取崩運用まで視野に入れた場合、株式投資信託での運用がやはりベターとなります。

企業型確定拠出年金の場合、どのような銘柄があるのかわからないため無責任なことは言えません。ですが、リーマン・ショックのようなことが起これば株式・債券関係なく資産価値は目減りします。であれば、ある程度のリスクを採った運用の方がリターンが期待できると思います。

あくまで現状を踏まえた個人的な意見に近い回答ですが、参考になれば幸いです。

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