2021/07/26

終活はそのようにしたら良いか分かりません

男性70代 きーちゃんさん 70代/男性 解決済み

私は40年余り教員生活を送り、65歳で定年退職しました。その後、5年程塾の講師をして過ごしましたが、新型コロナ蔓延のため、その仕事もなくなりました。現役の時は生活に困ることもありませんでした。老後は、年金で十分な生活が出来ると思っていました。そのため、老後の生活を考えて貯金を使用などと考えたこともありませんでした。ということで、現役の時は旅行、外食、3年毎の車の購入など、贅沢三昧の生活を送りました。家も一戸建てを購入しました。そして、いよいよ定年退職を迎え、生活は一変しました。年金だけの生活は、毎日の衣食住だけの生活になりました。勿論、旅行、外食などほとんど行きません。私は今、70歳です。人生は80歳で終わるかもしれません。子供二人に残せるのは、家と土地だけです。そんな家と土地の相続には、どのようにしたら良いか教えていただきたいと思います。

1 名の専門家が回答しています

吉野 裕一 ヨシノ ユウイチ
分野 その他
50代前半    男性

島根県 岡山県 広島県 山口県

2021/07/26

きーちゃん様、ご質問ありがとうございます

相続で、現金などは少なく不動産の割合が多い場合や複数の相続人がいる場合に争う族の争族になる可能性が高くなると言われています。

お子様のどちらかの方が同居されていて、その家を受け継ぐ場合でも対策は必要になります。仮に相続財産が家と土地だけとしても、法定相続分で考えても配偶者に2分の1、お子様2人に4分の1ずつとして分ける必要があり、現金化するのが難しい不動産では代償分割が考えられます。
ただ代償分割となると、不動産を相続される方に大きなお金が必要になります。

また相続財産を全て配偶者に相続するという遺言を書いてあった場合でも、遺留分が発生し、法定相続分の2分の1は相続人に権利がありますので、何かしらの対応を行っておく必要があります。

争族には生命保険も有効となります。

生命保険は相続財産に加算されますが、受取人固有の財産となることや500万円の相続人の人数は非課税となりますので、まずは生命保険の活用も考えておきましょう。

争族は、相続税が必要な方よりも相続税が必要のない方の方が起こりやすいとも言えます。是非、早めに対策を取っておきましょう

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