医療費控除について

男性30代 maroonohさん 30代/男性 解決済み

30代会社員です。今年、娘が誕生し、三人家族となりました。
とても嬉しいことなのですが、妊娠から出産、さらには娘の通院等で多額の医療費がかかっているため、医療費控除について調べていますが、なかなか理解が進みません。

妊娠初期から健診に通い、出産時にも当然病院を利用しております。娘の誕生後は定期、任意含め予防接種も行っています。

妊娠、出産に伴う医療費の内、どのような費用が、いくら以上かかっていれば医療費控除の対象になるのでしょうか。また、医療費以外にも医療費控除の対象になるものはあるのでしょうか。私が調べた限りでは、出産の際に使ったタクシー代も含まれるとあったため、「医療費」とつくもの以外も含まれるのでは、という認識でいます。

ぜひ、ご教示いただければと思います。

1 名の専門家が回答しています

佐藤 元宣 サトウ  モトノブ
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
40代前半    男性

全国

2021/03/09

質問内容を一通り確認させていただき、質問が令和2年度にあったことから、令和2年度の税法に基づいて回答をしていきます。

Q.妊娠、出産に伴う医療費の内、どのような費用が、いくら以上かかっていれば医療費控除の対象になるのでしょうか。また、医療費以外にも医療費控除の対象になるものはあるのでしょうか

A.はじめに、質問者様が医療費控除の適用を受けるためには、令和2年1月1日から令和2年12月31日までの1年間で、質問者様および配偶者、子供にかかった医療費が一定金額を超えている必要があります。

ここで言う「一定金額」とは、基本的に総額10万円を超えている場合ではありますが、仮に、質問者様の総所得金額等が200万円未満の場合、総所得金額等の5%を超えた場合となります。

参考:国税庁 No.1120 医療費を支払ったとき(医療費控除)
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1120.htm

なお、質問にありますように、妊娠、出産に伴う医療費に限らず、あくまでも質問者様世帯にかかった医療費控除の対象となる医療費があった場合となります。

大まかにわかりやすくまとめますと、家族全員の医療費が1年間で10万円を超えている場合であれば、確定申告を行うことで、まずもって医療費控除の適用を受けられると覚えておくことで足りるでしょう。

また、年収や所得が少ない場合は、さらに多くの医療費控除が受けられるかもしれない程度で最低限覚えておくことが望ましいとも思われます。

ちなみに、国税庁のWEBサイトでは、医療費控除の対象となる医療費や医療費控除の対象となる出産費用の具体例などについて、わかりやすく解説しているページがありますので、そちらを参考になされてみるのも良いでしょう。

参考:国税庁 No.1122 医療費控除の対象となる医療費
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1122.htm

参考:国税庁 No.1124 医療費控除の対象となる出産費用の具体例
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1124.htm

上記2つのページを見てもどうしてもわからない場合や不安な場合は、税務署や専門家である税理士への相談をはじめ、税務に詳しいFPなどへ一度ご相談されてみるのが望ましいでしょう。

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