老後を安心して暮らせるか不安です

男性40代 cugo14さん 40代/男性 解決済み

私は今30代の独身で、福祉系の仕事に就いています。
一定の収入はあるものの、貯蓄を増やしていくにはまだまだ足りないと感じています。
また、国民年金を毎月支払っていますが、年金制度の仕組みが確立されているとしても、それが老後の暮らしを約束するものになるとはあまり思えません。
今は年金を支払いながら、少しでも貯蓄を増やそうと積み立てや定期預金などを実践しています。
とは言え、十分とは言えない収入のままではいつまでも安定した暮らしを手に入れるには程遠いままのような気がしていて、年金だけに頼らず、自分自身の資産をいかに増やし運用していくかが重要な課題だと感じています。
豊かとは言えないまでも、お金に困らない老後を迎えるには、さらにどのような取り組みを実践していけばいいのか、具体的なアドバイスをいただきたいです。

1 名の専門家が回答しています

中村 真里子 ナカムラ マリコ
分野 老後のお金全般
60代前半    女性

京都府 大阪府 兵庫県 奈良県

2021/03/09

こんにちは。ご質問ありがとうございます。
質問文の中で「国民年金を毎月支払っている」と書かれているのですが、
お勤め先は「厚生年金」ではないのでしょうか?
それがよくわからなかったのですが、現在積み立てや定期預金などを行っておられるとのこと、貯金の習慣が身につかれているのは素晴らしいと思います。
ただ、現在は低金利で定期預金などはほとんど利息がないような状態です。
今後少しずつでよいので「積み立てで投資信託を買われる」というのはいかがでしょうか。
その場合「iDeCo」という国の制度があります。
「iDeCo」という口座を金融機関に開設し、毎月その口座で積み立てを行っていきます。
掛金は相談者様が会社で「厚生年金」を支払っている場合は会社に企業年金等がなければ年間276,000円まで掛金を拠出できます。
もし相談者様がご自分で国民年金を支払っているのであれば年間816,000円まで掛金を拠出できます。
「iDeCo」のメリットは掛金が全額所得控除できますのでその分税金が安くなります。
他にも「iDeCo」で買われた商品の利益は非課税となります。
但し、「iDeCo」は60歳まで現金化はできません(商品の売買は可能)。
このように「iDeCo」は60歳まで現金化できないという不自由な面はありますが、
老後の資金を作るのには最適な制度だといえると思います。
これから積み立ての何割かを「iDeCo」で運用してはいかがでしょうか。

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