質問内容を一通り確認させていただき、はじめに、質問者様がおっしゃっている通り、一般的、平均的と謡っているファイナンシャルプランは、個々にあてはめて考えますと、現実的ではないものが非常に多く出回っています。
そのため、今回の質問者様の疑問を解決するためには、「ご自身だけに合ったファイナンシャルプランを知ること」に尽きると言い切れます。
つまり、ご質問にある「生涯収入モデルから外れている場合のファイナンシャルプランおよびぎりぎりまで削ったプラン」を知ったところで、質問者様の今回の疑問が解決されることはなく、「ご自身だけに合ったファイナンシャルプランを知ること(作成すること)」で問題が解決されることを意味します。
質問者様もお気づきのように、世帯(個人を含む)によって収入や支出の金額はすべて異なり、何よりも「お金に対する価値観」が全く異なります。
そのため、1つの型にはまってファイナンシャルプランを作成することはできませんし、巷で騒がれている「老後2,000万円問題」のようなことを公表して、変に不安を煽り、型にはまった考え方を持たせることは大きな問題だと回答者は感じています。
少なくとも、回答者自身は、老後2,000万円の資産が無くても何ら問題ないと思っている立場です。
質問に対する回答が逸脱してしまいましたが、質問者様が今回の問題を解決するには、自分だけのファイナンシャルプランを立てるために、まずは、将来のキャッシュフロー表を作成してみるのが望ましいと考えます。
将来のキャッシュフロー表は、現在から数年後、数十年後にお金の推移がどのように推移するのか?それによって、資産がどのように推移するのかを概算金額であるものの、それらを一通り知ることができるものです。
この時、あらかじめご自身が思い描く将来のファイナンシャルプランがどのようなものなのかを明確にしておき、その上で、将来のキャッシュフロー表を作成することによって、実現できるのか、実現することができないのかを知ることもできます。
仮に、実現できない場合は、どのようにしたら実現しやすくなるのか?も判断しやすくなるため、対策するための情報として将来のキャッシュフロー表が役立ちます。
このような理由から、質問者様には、将来のキャッシュフロー表を作成してみることを検討いただくべきだと結論付けます。
最後に、将来のキャッシュフロー表は、作り方を見ながら、ご自身で作成することもできます。
参考:日本FP協会 便利ツールで家計をチェック
https://www.jafp.or.jp/know/fp/sheet/
ただし、思い描いているファイナンシャルプランの実現といった面を考慮しますと、費用負担が発生してしまう可能性が高いものの、FPに将来のキャッシュフロー表を作成してもらい、合わせて、思い描いているファイナンシャルプランを実現するための提案をしてもらうことが、より確実で安心できるのではないかと感じています。
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