効率的な資産運用の考え方

男性50代 taroyama12323さん 50代/男性 解決済み

私は会社員です。年収は500万程度で家族は3人おります。子育てもそろそろ終わるので老後のことが気になり始めました。タイトルにあります通り、効率的に資産運用をする方法をご教授いただければと思います。少ないながらも積み立てをしており、原資は300万ほどあります。運用することで少しでも楽な老後にしたいと思っておりますが何も学習しておらず、何に投資をすればよいかわからない状況です。投資は必ずリスクがあるので、リスクをすくなくリターンを大きく取れる金融商品の説明や、リスクの取り方、運用の方法やメンテナンスの方法などを説明いただいて、納得してから投資を始めたいと考えています。サラリーマンのため社会人生活も限られているのでよろしくお願いします。

1 名の専門家が回答しています

松村 勝宜 マツムラ カツノリ
分野 株式投資・NISA・投資信託・ETF・REIT
50代前半    男性

全国

2021/03/09

資産運用においてそもそもリスクとは、「危険」や「お金が減ること」という怖い意味ではありません。「変動幅の大きさ」という意味であり、お金が増えることもリスクです。
また、リスクは大きいほどリターンも大きいというのが資産運用における鉄則です。同様に、リスクがほとんどないならリターンもほとんどありません。少ないリスクで大きなリターンが期待できる金融商品は、ありません。
ですから、リターンをできる限り大きくするためには、リスクの大きい資産にお金を投じることが必要です。その前提で、リスクをできる限り小さくするための方法を考え、実行していけばよいのです。
具体的には、株式を主な投資対象とすることが最善です。
身の回りにあるさまざまなモノやサービスは、企業によって生み出されています。歴史をさかのぼれば、人々の少しでもより良い生活をしたいという欲望が原動力となって今まで経済が成長してきましたし、おそらくこれからもそうなっていくでしょう。そう考えると、株価は短期的には大きく上下動しますが、長期的にはその企業の価値に収れんし、価格は上昇していくはずだからです。
その上で、投資先企業と投資タイミングを分散しておけば、リスクを小さくすることが期待できます。
そのような投資手法を可能にするのが、「投資信託(ファンド)」です。
多くの人から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用会社が株式などに分散投資して運用を行います。その運用成果が、一人ひとりの投資額に応じて配分される仕組みの金融商品です。
具体的には、長期投資に資する本格的なファンドを一つ選び、毎月1万円ずつでも2万円ずつでもよいのでコツコツと積み立てていけばよいだけです。
ご相談者さまの場合は、ひとまず300万円はそのまま予備費として置いておいて、現在積み立てておられる金額をそのままファンドの購入に充てられればよいのではないでしょうか。
300万円を一度に投資しないで時間を分散して投資するのは、株式は価格の変動幅が大きいからです。今の株価が高いか安いかは、誰にもわかりません。コツコツと積み立てて一定額ずつ購入していくと、価格が高いときは少なく、価格が下がればたくさん購入できますので、平均購入単価を下げる効果が期待できます。
無理をしないでゆったりとしたリズムで投資を継続されることが、リスクを小さくすることにつながるのです。
ファンドを選ぶ際には、一般生活者向けのセミナーをこまめに行っている会社、理念を確実に伝えるために直接販売(直販)にこだわっている会社などの商品であれば、安心して「信じて託す」ことができるかと思います。
投資するファンドさえ決まれば、あとはできる限り早くスタートし、できる限りほったらかしにしておくことが大切です。
お金が必要になったときには必要な分だけ解約して現金化し、残りはそのまま世の中の経済成長に乗せておきましょう。
それだけで、生涯お金の心配なく暮らし続けていかれるには十分であると考えます。

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