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松村 勝宜 マツムラ カツノリ
分野 貯金・預金・定期預金・外貨預金・積立
50代前半    男性

全国

2021/08/12

限られたスペースで具体的な手順までお伝えすることは困難ですので、ここでは投資を行うにあたって必ず理解しておくべき考え方についてのみ、記載しておきます。

単にハウツーを知るだけでは、うまくいかなかったときの後悔と失望が計り知れませんから。

お金を増やすためには、価値の向上が期待できるものに、長期的に投資することが不可欠です。

価値が増えるものとは、まずは人であり、その集合体である企業、すなわち「株式」が最たるものです。

私たちの身の回りの多くのモノやサービスは、企業によって生み出されています。

ですから、これからも世の中になくてはならないと考える企業の株式に投資することによって、社会がより良くなるとともに企業価値が向上し、株価の上昇によって自分の資産も増えていくのです。

普通の生活者が着実に資産形成を行うためには、株式を主な投資対象とする「投資信託(ファンド)」を活用することが効果的です。

少額から投資可能であり、また例えば毎月数万円ずつというように投資タイミングを分散させることで、平均購入単価を下げることが期待できるからです。

明るい未来づくりに欠かせないと考える企業を丹念にリサーチして選定している、長期投資に資する本格的なファンドを選ぶ手間を惜しまないことが大切です。

なお、学資保険も、広い意味では投資です。

しかし、「還元率がそこまで高くない」どころか、ほとんど増えないと言うべきです。

しかもそれだけではなく、お金を受け取るまでに世の中のモノやサービスの値段が上昇していけば(インフレと言います)、お金の価値は下がってしまうことになります。

極論ですが、今は100円のペットボトルが1,000円出さないと買えない世の中になれば、学資保険でコツコツ貯めた100万円は、実質10万円ほどの価値になってしまうのです。

このように、将来受け取るお金を現時点で決めておかざるを得ない学資保険は、インフレリスクへの対応が難しく、長期的に価値が低下する恐れがありますので、お勧めすることはできません。

価値が下がるかもしれない学資保険ではなく、価値の向上が期待できるものにお金を投じることが、お金を増やすための基本的な考え方です。

投資で増やすためには、このことをまずはしっかりと腹落ちさせることから、始めてみてください。

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