自立した生活のためにやるべきことは?

男性40代 cugo14さん 40代/男性 解決済み

私は今、福祉関係の仕事に就き正社員として働いていますが、月収は20万円にも満たず、上がる見込みもありません。毎月積み立てをして貯蓄し、資産運用にも取り組んでいるものの、やはり少ない収入からでは増えるペースは鈍く、着実に実績は生まれているのですが、なかなか資産を増やしているという実感が得られません。副業も考えますが、今の仕事では時間に余裕がなく、他にどう資産を増やしたらよいか分かりません。地道にコツコツと取り組むしかないとは言え、実家で家計に月5万円を入れながらの暮らしから少しでも早く脱して本当の意味での自立した生活を得たいと考えており焦りも感じています。いずれは今よりも少しでも収入の良い仕事に転職したいと考えていますが、今のところほとんど見通しは立っていません。できることと言えば毎月の積み立てと資産運用しかなく、それらをより効果的に活用するにはどうしたら良いのか悩んでいます。

3 名の専門家が回答しています

山本 昌義 ヤマモト マサヨシ
分野 貯金・預金・定期預金・外貨預金・積立
40代前半    男性

全国

2021/05/21

こんにちは、婚活FP山本です。まずはご質問の前に、今後のお金の基本についてお伝えします。まず先般、老後資金2000万円問題が騒がれましたが、実際には一般的に少なくとも3000万円程度は必要です。仮に60歳まで20年ほど準備時間があるとすれば、一年あたり150万円、月13万円ほど貯金が必要になります。また今後、結婚や子供なども視野に入れているなら相応のお金が必要ですし、逆に入れていないなら代わりに老後は独居老人ですから、相応の介護費用(目安は1人500~1000万円)の準備が必要です。まずは基本として、自立の先にある未来についてしっかり意識しておきましょう。

そのうえで、ご質問についてお伝えします。結局のところ、貯金額を増やすには「節約と年収アップ」が必要です。そして年収アップの基本は出世か転職、あるいは副業になります。しかし、いずれも厳しいということであれば、あとは「独立」を考えてみることが一つの手段です。独立すれば、努力次第で相応の年収アップが狙えるだけでなく、定年が関係なくなりますから、実力次第で60歳以降も長く稼ぐことができます。また独立には、年齢が関係ない点も一つの特徴です。どのような仕事をするかは悩みどころですし、準備に相応の時間も必要ですが、少なくとも希望はあるかと思います。まずはこのような方向性で、今後を考えてみましょう。

少し補足させて頂きます。今後への対策に資産運用は、確かに有効な手段です。ただ資産運用でも、仮に5%運用で20年後に3000万円を準備する考えなら、一年あたり約91万円、月8万円ほど必要な計算になります。一方、60歳以降も相応に稼ぐことができれば、その分だけ長い運用が可能です。同じく5%運用で30年後に3000万円を準備する考えなら、一年あたり約45万円、月4万円ほどで達成できる計算になります。ただし、ただ働く考えでは、60歳以降は十分な稼ぎは得にくいかもしれません。運用と仕事は両輪で考えたほうが有利です。まずは収入アップを意識して、増やせた貯金を運用で回し、改めて明るいライフプランを設計していきましょう。

松村 勝宜 マツムラ カツノリ
分野 貯金・預金・定期預金・外貨預金・積立
50代前半    男性

全国

2021/05/22

ご相談者さまが考える「本当の意味での自立した生活」というのは、実家暮らしではなく、どこかにアパートなどを借りて一人暮らしをするということでしょうか。

であれば、今の仕事では時間に余裕がないと言い切っておられる時点で、一人暮らしは困難だと思います。

さらに、暮らしが好転しない原因を収入が少ないことに帰属させていらっしゃるようですが、それは自立とは真逆の思考です。

本当に資産を増やしたいのであれば、収入を増やす努力を続け、生活費を見直して支出を抑え、資産運用に回す金額を増やすよう、自分の力で何とかして変えていこうと行動するしかありません。

そもそも、「自立」とは、「うまく依存すること」でもあります。

今はご実家から職場に通える環境でいらっしゃるようですので、うまく実家に依存されればよいと思います。

そのうえで、「自立した生活のためにやるべきこと」は、ご自身のアタマで考えるということです。

資産をより効果的に活用するにはどうしたらよいのかお悩みとのことですが、簡単です。

自分に投資してください。

すぐに結果は出なくても、長い目でみれば絶対に裏切られることはありませんから。

何でもよいので勉強することを、今すぐ習慣づけていきましょう。

舘野 光広 タテノ ミツヒロ
分野 貯金・預金・定期預金・外貨預金・積立
60代後半    男性

全国

2021/05/23

ご質問ありがとうございます。
埼玉県のFP事務所ブレイン・トータル・プランナーの舘野です。

確かに少額の積立では、資産形成の実感は薄いかも知れませんが、ここはあまり焦らず長期に継続することにしましょう。例えば、税制効果が高い、つみたてNISAであっても、資産運用の効果が表れてくるのには5年を要します。これは、投資する金融商品には値動きに波がありますから、投資期間でリスクとリターンを分散させることで、平準化を図ることがメリットを活用できるからです。反対にNISAのような一括投資の場合には、時期によっては、大きなリターンを得ることは可能ですが、常勝し続けることは難しく、リスク時期を考えると危険度は高まります。

投資によって得られるリターンは、短期であればあるほど確立は低くなりますから、やはり、長期にリスクを分散しながら、反動としてのリターンからの収益を得る方法が堅実です。投資は、将来の資金という位置づけとして、あまり焦ることなく着実に実践を継続されて下さい。

尚、近年は社会福祉に関する御仕事に政府も関心が高くなり、介護サービスに従事する介護職員の賃金の改善を進めています。従いまして、介護職員の離職率平均16%程度を抑えるために、スキルアップのための支援によって、平均年収アップ等の改善が進められていますから、高収入に繋がるような勤務先がきっと見つかると思います。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

収入が少なくても貯蓄できる方法

収入がとても少ないのに単身世帯ということもあり、税金額がとても高く設定されています。自動車を保有しなかったり耐久消費財の購入も控えたりして支出を極限まで抑えていますが、貯蓄が全くできない状態です。このままでは最低保証の国民年金しか貰うことができず、老後は不安しかありません。他に家族がおらず助けてくれる人がいないので自分で何とかしなければいけませんが、この国の税制は単身の男性にはあまりに厳しいと言わざるを得ません。自分のように収入が少なくて生活が困窮している場合、どのような税制面での補助が受けられるのでしょうか。また、行政の助けを受けないでも老後の貯蓄を持つようにするには、どのような管理方法を実行すればいいのでしょうか。

女性20代前半 ならさん 20代前半/女性 解決済み
小松 康之 1名が回答

銀行と提携の保険会社は安いのですか?

新築を検討しているのですが、火災保険の加入が銀行の必須条件で、銀行から提携の保険会社を紹介すると言われました。広く見積もりをとるべきだとは思っているのですが、提携している保険会社だと少し優遇があったりするのでしょうか。もしくは紹介手数料みたいなものが上乗せしてあったりするのでしょうか。

女性30代前半 やまりさん 30代前半/女性 解決済み
佐藤 元宣 1名が回答

収入は増えないのに出費は増える

物価が上がり、給与が上がらないまま世帯数だけ増え出費が重なり、どうやって貯金をしていけばいいのか悩んでいます。収入を上げるという事も考えますが、子供がまだ小さいため、私自身がフルで今までのように働けず、どちらかというと収入は減っています。赤字の月もあり、産休育休で収入がかなり減り、貯金もそろそろ底をつきます。これからまた最初から貯め直しか。。。と落ち込んでいます。収入を上げることは難しいと考えて今の収入から貯金をしていくにはどういうふうにしていけばいいか相談したいです。

女性30代後半 natuさん 30代後半/女性 解決済み
中村 真里子 1名が回答

子供を大学に通わせるための費用と預金額を知りたいで

私は会社員で妻はパートで働いています。世帯年収はおよそ600万円になります。今年で中学生になる息子がいるのですが、大学に通わせたいと思い、数年前から毎月3万円ほど貯蓄とは別に積み立てています。今は学費として300万円ほど資金が貯まっている状態です。今のペースですと、息子の大学入試までには500万円といった資金は準備できそうです。ただ、大学に通わせるだけの資金としてはまだまだ乏しいと思い、もう少し毎月の学費の積み立て金を増やそうと検討しています。そこで、ファイナンシャルプランナーの方のお知恵を拝借したいのですが、今のままのペースで息子に不自由なく大学に通わせるだけの資金を用意することができそうでしょうか?また、もう少し何かいい貯蓄の方法などがあればご教授して頂きたく思います。

男性40代後半 Saboten1234さん 40代後半/男性 解決済み
小松 康之 1名が回答

外食費の節約法について

昨年から個人事業主として働いていますが、軌道に乗ってきてその前に働いていた職場とあまり変わりがない収入が得られるようになりました。しかし、天候が悪くて思うように稼働できないこともあります。そのため、メリハリのある家計管理は大切だなと認識していま。節約は意識していますが、一つの項目だけお金を使いすぎているなと思うことがしばしあります。それは、外食費ですね。外でお酒を飲みながら食事するのが好きでファミレスなどによく立ち寄ります。月の食費を計算すると5万円を超えてしまうことも珍しくありません。もう少し上手くやり繰りできれば貯蓄や投資に回せるかなと思っています。外食費を節約するコツをご教示頂ければ参考にさせていただきますので、アドバイスについてよろしくお願いします。

男性40代後半 MHさんさん 40代後半/男性 解決済み
松村 勝宜 1名が回答