アプリ開発をして独立起業したいですが、注意点はありますか

Question

私は30代の年齢の会社員で、妻と小学生の子供の3人暮らしです。年収は600万円で、賃貸マンションで生活しています。いまは不景気で、自分の年収もこれから増えていくのか否か不安を感じています。
そこで、プログラミングのオンラインスクールでアプリ開発の方法について勉強し、独立してビジネスを始めることを考えています。いままで発売されておらず、しかもサラリーマンや主婦の必需品となるようなアプリを開発すれば、ヒット商品となるのではないかと考えています。しかも、アプリ開発であれば少額の資本金で始めることができ、なおかつヒット商品となれば数億円の売上高を得ることができます。
しかし、私がビジネスを始めるにあたっては不安要素もあります。それは、アプリ開発のような知的財産に関係するビジネスに携わった経験がないことです。
ここで相談なのですが、どのようなプロセスで他人が持つ知的財産に抵触すると、どの程度の金額を相手方に支払うことになるのでしょうか。例えば他社が開発した地図ソフトを使用するといった事案です。アドバイスいただきたいです。

舘野 光広 · Answer

ご質問ありがとうございます。FP事務所ブレイン・トータル・プランナーの舘野です。明らかに他人が開発されたプログラムを無断使用することは出来ません。もし、開発者から使用停止や損害賠償を要求された場合には、数千万円となるケースもあるでしょう。そのような判例等は弁護士の知識の範疇であり、ＦＰとして断言でるようなレベルを超えています。このご相談に回答するとすれば、アプリ開発費用はその内容によって開発費に開きがあるようですが、外部に発注した時には、100万円～2000万円が支払われおり、平均すると250万円が外注費用であるようです。大会社であれば、自社開発として専用のプログラマーを派遣してもらい、一人1日単位で数万円のコストをかけています。当然に誰かが開発されたプログラムを無断使用することはありません。また、御相談者が言われているようなアプリが開発出来たとすれば、資産価値は高まるとは思いますが、それを使って事業化することとは当然に違います。いずれにしましても、他人のプログラムを無断で使用することは権利の侵害となりますから、開発費と慰謝料を含めまして莫大な請求を要求される可能がありますから、使用料を相手側に確認されて契約で対応されるしかないでしょう。

お金の専門家

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