2021/08/23

生命保険に加入する必要性を保険のプロはどのように考えているのか

男性40代 chankatさん 40代/男性 解決済み

私は現在生命保険や収入補償保険、医療保険に加入していますが、周りにはこれらの保険に加入する必要はないと考える人間が少なくありません。
最近は医療技術が進み長期の入院というのはケースとしてほとんどないため、保険金を支払うくらいなら毎月その金額を貯蓄や投資に回したほうが良いという考え方。
保険に加入していて保険金がいざ必要となった場合に保険適用外と認定されてしまうケースも多く加入していてもいざというときに使えないという考え方。
日本は健康保険制度がしっかりしているため多額の医療費などがかかった場合は医療費控除を申請することで賄えてしまうという考え方。
以上のような理由から生命保険、収入補償保険、医療保険に対して疑問を抱いています。
保険会社が商売として成り立っている時点で補償金の支払い以上の保険料の支払いがあることはわかりますが、例えば年収の額で保険に加入すべき年収額、加入不要の年収額の目安というのはあるのでしょうか?また年収額に応じて加入すべき保険の種類などがあれば教えていただけると参考になります。

1 名の専門家が回答しています

佐藤 元宣 サトウ  モトノブ
分野 保険全般
40代前半    男性

全国

2021/08/24

質問内容を一通り確認させていただき、今回の質問者様の疑問は「ご自身にとって、保険の必要性を明確にすること」によって解決できます。

はじめに、質問内容より質問者様は各種生命保険に加入していることを確認し、保険に対するさまざまな考え方があることによって、ご自身が加入している各種保険に対し、疑念を抱いていることがわかります。

ここからわかることは、少なくとも、質問者様は多くの情報を得たことによって、何が自分にとって望ましく、何が望ましくないのか判断することができなくなっていることが予測できます。

ちなみに、質問内容に記載されている生命保険のさまざまな考え方は、どれも誤った考え方とは言えないと回答者は感じており、だからこそ、「ご自身にとって、保険の必要性を明確にすること」がとても大切になるわけです。

たとえば、質問者様が加入している「収入保障保険」は、ご自身が死亡や所定の高度障害になった場合に、家族のこれからの生活資金を確保するための目的で加入する生命保険です。

つまり、質問者様が、万一の場合に心配があるのであれば、収入保障保険は必要、心配がないのであれば不要といったシンプルに保険の必要性を判断することができます。

これは、どの生命保険でも考え方は同じで、保険加入の目的とご自身のニーズが合っているのかどうかが明確になっていれば、少なくとも、加入している生命保険に対して疑念を抱くことはないはずです。

このような理由から、質問者様は、現在加入している各種生命保険について、改めて何のためにその生命保険に加入したのか?を再確認していただき、ご自身にとって、保険の必要性を明確にされることで、現在抱えている疑念は解決されることになります。

最後に、質問には「年収の額で保険に加入すべき年収額、加入不要の年収額の目安というのはあるのでしょうか?また年収額に応じて加入すべき保険の種類などがあれば教えていただけると参考になります」とあり、そのようなものや考え方は基本的にありません。

ただし、生命保険に加入する上で、公的保険や公的年金の制度を考慮し、これらの制度で不足になる部分を生命保険で補うといった考え方を持つことがとても大切です。

たとえば、収入保障保険に加入するのであれば、少なくとも、公的年金から支給される遺族年金を踏まえた上で、足りない分の保障を確保するような保険加入が望ましいといえます。

また、医療保険であれば、少なくとも、公的保険で保障される「高額療養費制度」を踏まえた上で、自己負担することになりそうな医療費の保障を確保するような保険加入が望ましいでしょう。

上記、公的保険や公的年金の制度で保障を受けられる金額というのは、その人が置かれている状況や収入(所得)金額をはじめ、家族構成などによってすべて異なります。

つまり、型にはまってシンプルに考えることはできず、仮に、そのような考え方で生命保険に加入しますと、無駄な保険料負担や過大な保障が付いた保険に加入してしまうデメリットが生じます。

そのため、質問者様が、現在疑念を抱いている各種生命保険について、どのように加入したのか?その経緯を改めて振り返っていただき、仮に、公的制度を考慮した保険加入をしていない場合、見直しをすることによって、ご自身が思い描いている生命保険の加入と保障の確保を実現できるきっかけになることでしょう。

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