ご質問ありがとうございます。保険とは病気やケガ、長期の就業不能、死亡といったリスクに対して経済的な保障を備えることが目的の金融商品です。まずは自分がどんなリスクに備える必要があるかを考えてみるところからはじめてみてはいかがでしょうか。
たとえば「生命保険」は死亡に備える保険ですが、基本的に保険金を受け取るのは自分ではなく遺族です。ということは自分に万が一のことがあったときに経済的に困る家族がいる場合は必要ですが、独身でお金を残すべき人がいないのであれば必要ないかもしれません。
また病気やケガによる入院治療費等に備える保険として「医療保険」や「ガン保険」などがありますが、比較的軽い病気で短期間の入院であればある程度の貯蓄があれば十分です。しかしながらガンやその他の重たい病気で長期間の入院や治療に備えるのであれば、特に金融資産が少ない人ほど保険に加入しておいた方が安心かもしれません。また病気やケガで働けない状態が長く続くと、傷病手当金や障害年金などの公的保障だけでは収入減少をカバーできない可能性もあります。そのようなリスクに備えるための保険として「就業不能保険」などと呼ばれる保険も最近は増えてきています。
このように保険には様々な種類があり、人によって必要とする保険は違います。自分はどんなときに経済的な保障が必要かを考えてみて、それに対応する保険を探してみてください。
なお、生命保険や医療保険には比較的保険料が割安な掛け捨てタイプの保険と、満期や解約時に一定のお金が戻ってくる貯蓄性タイプの保険があります。これも悩むポイントで、なんとなく「掛け捨ては損」と思ってしまいがちですが、お金が戻ってくるタイプの保険はそのぶん保険料が高くなりますので、金利が低い現状では保障と貯蓄は切り分けて、保険は保障に特化した掛け捨てタイプを選んだ方が合理的かもしれません。
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