子育て世代の住宅ローン返済

女性30代 のんさん 30代/女性 解決済み

マイホーム計画中です。夫と二人の子供がいて、私は現在専業主婦です。子供のための貯金は頑張っているのですが、万が一のときの生活防衛費や予備費をうまく貯めることができません。これから住宅ローンの返済が始まると思うと不安です。固定費の見直しをしようと思い、格安スマホにキャリア変更したり、利用回数の減ったサブスクサービスを解約したりしましたが、まだまだ無駄がある気がします。夫の生命保険も結婚当初に入ったものなので、見直しが必要なのかなと思うのですが判断が難しくてそのままになっています。ライフプランをふまえた専門家の意見を聞きたいです。

1 名の専門家が回答しています

舘野 光広 タテノ ミツヒロ
分野 家計全般・ライフプラン・家計簿・節約
60代後半    男性

全国

2021/09/11

ご質問ありがとうございます。
FP事務所ブレイン・トータル・プランナーの舘野です。

確かに住宅ローンは長期に返済が伴いますから、借り入れをする前に十分に検討することは非常に大切なことです。特に2人の御子様の教育費も待ったなしで負担増となってきますから、下のお子様が大学を卒業されるまでの資金作りも必要になります。そのように考えますと各ライフイベントに合わせた資金計画を作成する必要があり、且つ親御様の老後資金も検討しておかねばなりません。

まずは、現状の収支を診断するためにも、年間の支出を項目別に診断し、無駄があるようであればプランの変更などの検討も必要です。その点につきましては、既に着手されているようですから、まずは支出が大きい項目から見直すことをお勧めします。しかし、食費につきましては支出額も多く、見直すのに着手しやすい項目ですが、無駄を省くことは大切ですが、毎月の予算を削るようなことは見直しの最後とするようになされて下さい。なぜならば、食事は家庭における団らんの場であるため、家族の基本となる食事を削ることは楽しみを削る可能性があるからです。

そのように考えますと、住居費が一番経費率が高い項目ですが、住宅ローンは出来れば収入の15%~20%程度に抑えることで、将来の収入変化に対応することが可能となります。勿論、現在の収入から教育費等の経常支出や、積立金を除いた残額にもよりますが、ある程度の余裕を持ちながら、ライフプランを設計することが寛容です。

最後に、資産形成の準備としまして、3つの口座を活用される方法を記載しておきます。1つ目の口座は毎月の家計費を入れておく口座で、極力口座の中で支出を抑えるようにされて下さい。収入から家計を除いた残額を、緊急用口座と長期に貯蓄(もしくは運用)する口座に分散しておけば、冠婚葬祭や疾病等による入院、家電などの故障による入れ替えには、緊急用口座からの支出することが可能となります。

長期の貯蓄口座は、あまり無理をしない金額で出来る限り自動に貯蓄するようにしておけば、意識をしないで資産形成をすることが出来るでしょう。もし、運用益を計画されるのであれば、つみたてNISAやiDeCoなどの税制効果が高い口座を選択されて下さい。

お子様の教育資金がピークとなるのが18歳~22歳の大学生の4年間ですが、卒業までに650万円(自宅通学)は必要となりますので、お二人で1300万円を準備されることが理想です。この資金は優先度が高い資金となりますので、極力長期貯蓄(もしくは運用)口座で自動に積み立て出来るようにされ、残りで家計支出を設計されることとなります。

いずれにせよ、ライフプランをシミュレーションし、見える化をしておけば迷うことなく人生100年計画を安心して過ごせるでしょう。

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