子供を大学まで行かせるために必要な節約と投資

女性40代 ykmk0922さん 40代/女性 解決済み

子供を大学まで奨学金なしで生かせる場合、私立大学に行かせる、下宿なしと想定した場合、学資保険など定番なお金の貯め方以外にどのような方法でお金を貯めていけば良いのか、また、どの程度お金がかかるのか、中学、高校でどのくらいかかるのかまた、いくらくらい貯めたら良いのか子供の教育費がかかると言われている中でどうしていけば良いのか聞いてみたいです。親の経済力と子供の学力が比例していると言われている中でどんなふうに子供にお金をかけて、自分たちの老後資金も貯めていけるのか節約の方法、投資の方法を長いビジョンを踏まえて聞きたいです。また、子供を大学まで奨学金なしで行かせている家計の家計簿の例など一般家庭のお金の出入りを聞いてみたいです。他の人がどんなふうに生活しているのかも聞いてみたいです。

1 名の専門家が回答しています

舘野 光広 タテノ ミツヒロ
分野 家計全般・ライフプラン・家計簿・節約
60代後半    男性

全国

2021/03/09

ご質問ありがとうございます。
埼玉県のブレイン・トータル・プランナーの舘野です。
東京地区私立大学教職員組合連合会「2019年私立大学新入生の家計負担調査」から、世帯の税込年収は自宅通学者の世帯で950万円です。有所得者数が2人以上の世帯は全体の70%を占めていますから、家計に対する妻の貢献がない限り「かなり厳しい」世帯が多いようです。もし、ご質問者様がお考えのように、家計=学力であるのならば、老後資金を増やしながら大学を卒業させる為には、大学入学時で最低でも1000万円以上の税込年収が必要になります。なぜならば、自宅通学者で受験から入学までの費用が160万円かかります(初年度授業料込み)。文系と理系によって金額が違いますが、この金額の負担を「重い」と感じている家庭は93%となってなっています。
従って、2年から3年間の授業料が年間100万円とした場合、4年間は老後資金を増やすまでの余裕はないと考えます。65歳までに継続して老後資金を長期に積み立てるのであれば、お子様が17歳までに500万円の学資資金を貯めておく必要があります。
教育費を長期に俯瞰すると、保育園~高校(公立)までの学費は実質無償化がスタートしています。2020年4月からは私立高校の平均授業料くらいまで支給額があがります。但し、支給には年収の制限があり、年収590万円までは実質的な無償化、年収910万円未満までは金額差はありますが支援を受けられます。この制度により私立高校までは学費の負担は少なくなります。
しかし、ご家庭の方針によって変わりますが、学校外の教育費(塾等)の負担増もあり、この点では家計=学力という考えには異論はありません。
一つの例として、当事務所のお客様で学資保険の代わりに生命保険会社が運用している「外貨預金」と「生命保険」のあわせ商品で積立をなされていた30代前半のご家庭があり、年収500万円程度で次第に支払が厳しく、ライフプランをシュミレーションした結果、奥様が将来10万円ぐらいの仕事を持たれ、且つ祖父母様が学資保険の積立金を支援される事でバランスが保てるようにライフプランをシュミレーションの組み換えをしました。結果として、老後資金も2000万円貯める計画が出来2人のお子様を大学迄卒業しても、65歳で退職金とあわせてライフプランをシュミレーションした結果、100才プランで収支が0となる結果が出ています。このご家庭の場合は既に住宅ローンを組まれていましたので、毎月の支出を極力減らせるようにし、大きな散財が無いように家計管理をしています。
プランと現実では同じ結果とはならないとは思いますが、将来の収支をシュミレーションすることで
改善すべきことと将来の夢の実現のバランスがはっきりと見えるはずです。

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