こんにちは、婚活FP山本です。結論からお伝えすると一般論として、万一の時の生活資金を生命保険だけで大丈夫と考えるのは「極めて危険」といえます。どのような保険にどの程度加入されているかにもよりますが、満額を補填するような契約なら、その分だけ極めて高額な保険料になりがちです。それに、お金が必要な時期と保険金の支払い時期がズレることもありますし、万一のことが起こった事情によっては想定していた保険金が支払われない可能性もあります。保険を信じすぎるのは極めて危険です。
また、保険に加入しすぎで貯蓄が少ないようですが、「万一のことが何も起こらなかったら」人生は大丈夫でしょうか?今は老後資金2000万円問題も騒がれている時代です。妻子がいなくても十分な貯金が必要ですし、むしろ未婚なら将来的な年金も一人分しか入りませんから、より準備が必要になります。今は同時に人生100年時代ですが、とても「死ぬまで働く」ことは現実的ではなく、よくて80歳程度が限界です。最低でも人生の最後20年、長ければ定年後の40年、働かなくても生きていけるだけの貯金はできそうですか?ぜひ現在のリスクだけでなく、先々の長生きリスクも見越して必要な保障を考えましょう。
少しご質問とはズレますが、ご結婚は考えておられますか?婚活FPとして言えば、結婚は「したほうが幸せになれる」ものではありませんが、少なくとも共働きを前提にすれば、結婚は「したほうが経済的に得」なことが多いです。現役中の収入は二馬力になり、万一の時にも支え合え、老後の年金も二人分になりますからね。人間を相手にするので不都合や不満も起こりがちですが、独身より幸せになれることもあります。相手があることなので、したくてもできない事情があることもありますが、願望や希望が少しでもあるのなら、結婚での対策も考えてみるのはいかがでしょうか。
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