教育費をどのように貯めればいいのか?

女性30代 かなままさん 30代/女性 解決済み

今現在4歳の娘がおり、また、第二子を妊娠中です。4歳の娘には3年ほど前に学資保険の代わりに私名義で終身保険を契約しましたが、第二子の学資保険(教育費)をどのように貯めればいいのか迷っています。また保険屋さんにて相談し、新しい保険を契約した方がいいのか、または今は投資の方がいいという情報もネットでちらほら見かけるので、投資にした方がいいのか、決めかねています。投資にしたとしても、何の知識もありません。ちなみに、現在貯金は夫婦合わせて100万円程です。毎月のお給料や、ボーナスはほとんどローンの返済や、家電の買い替え、或いは旅行など、好きなことに使用しています。主人は個人で積み立てニーサをしているようです。お金がいずれ足りなくなるのではないか等の心配自体はあまりしていないのですが、やはり教育費は別でしっかりと貯金しておいた方がいいよね、と夫婦で話をしています。助言いただければ幸いです。

1 名の専門家が回答しています

舘野 光広 タテノ ミツヒロ
分野 結婚・離婚・出産・教育・子育て
60代後半    男性

全国

2021/09/23

ご質問ありがとうございます。
FP事務所ブレイン・トータル・プランナーの舘野です。

文部科学省の平成30年度子供の学資調査によりますと、お子様お一人につき、幼稚園から大学までを全て国公立で卒業された場合で約1000万円、反して全て私立で卒業される場合には、約2400万円が必要となるとのデータが発表されています。

このデータをステージごとに見てみますと、全て私立による場合、幼稚園で約95万円、小学校で約960万円、中学校で約420万円、高校で約290万円、大学で約640万円となっています。この数値は校外学習費用も含まれていますので、各ご家庭ごとの教育方針で変わると思われます。公立となると高校までは、ほぼ無償化となっておりますので、必ず準備しておかなければならないのが、17歳迄の大学費用となります。

おそらく、校外学習費が高くなる傾向は、中学生の時であり、概ね年間50万円は公立でも必要となっているようですから、小学校時で年間30万円、高校で年間40万円を目途としておけばよろしいかと思わます。

日常的に必要となる校外学習費は、生活資金の中から支出されるとして、将来負担が大きいのが大学進学から卒業までの資金でしょう。従いまして、お子様お二人分として最低でも1300万円を準備されておくことで安心することが出来ます。更に、一人暮らしとなると年間100万円は負担が増えますので、教育資金は親御様にとっては住宅ローンに続く大型支出であるとも言えます。

さて、資金計画ですが、国から支給される子供手当を15歳迄貯蓄すると合計で約200万円とすることが出来ます。残りの900万円を17年間で蓄えるには毎月約44千円が必要となります。勿論、保険商品で運用することも良いとは思いますが、保険会社への事務コスト等を負担することを考えれば、長期に運用しても低金利の時代でもあることからメリットを享受することは出来ません。これは、学資保険などにおいても同様な傾向にあります。しかし、学資保険はご契約者様に御不幸が発生した時には、その後の積立が不要となることから、保険と同様にお考えになれば良いと思います。

更に国が推奨する制度として、NISA制度がありますが、教育資金や老後資金はなどは長期に運用するものから、つみたてNISAが資金計画に適しているでしょう。NISA制度のメリットは、運用益に所得税(約20%)が一切かからないということです。従いまして、年間40万円を積立上限として、大学進学迄の17年間(最長20年間)で680万円が資金を運用することが出来、金融庁が指定している投資信託等によって長期に積み立てることが出来、更に投資信託のメリットである分散投資も可能となります。

保険商品も、契約者からの保険料は運用することで利益を出しており、基本的な仕組みは変わりません。しかし、事務コストが多大であることから、つみたてNISAによる運用の方が、同じ運用実績であったとすれば、複利の効果は比べものになりません。

但し、投資には元本割れのデメリットもありますし、必ず利益が出来る保証はなく、且つ投資に関する手数料も必要となります。その点では、低リターンであるが解約返戻金が定められている保険商品との比較を御自身で決める必要があります。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

結婚ってしなきゃいけないの?

今年で社会人4年目、26歳になる者です。20代も半ばに入り、周りの友だちや知人から結婚の報告を受けることが多くなりました。自分はというと、結婚に対するあこがれがあまりなく、独身でも幸せならそれでいいと考えています。一方で、親や親族から「早く結婚した方がいいよ」と言われたり、周りの友だちから結婚の報告を受けたりするたびに焦りを感じている自分もいます。また、私は子どもが大好きなので、いずれ自分の子どもがほしいとも思っています。ただ、そうなると誰かしらと結婚しなきゃいけないいんだろうなとも思います。シングルマザーとして育てていく自信はないので。結婚願望が全くないわけではないのですが、結婚に対してどうしても前向きになれない私はどうすればいいでしょうか?アドバイスいただけたら幸いです。

女性20代後半 kakakary31さん 20代後半/女性 解決済み
松山 智彦 1名が回答

子育て費用の貯金について

30代女性、離婚経験ありです。子供はおらず、現在は独身、単身で暮らしています。現在お付き合いしている彼がおり、結婚も視野に入れています。現在の年収は400万円程度で、独身で暮らしている分には金銭的に特に困っていることはなく、月収の20%を継続して貯金、NISAなどを活用した投資にもお金を回せている状況です。しかし将来的に子供が欲しいと希望しており、子供が生まれた時のことを考えるとどのくらい貯金があればよいのか、いくらを目標に毎月貯金をしていけばよいかわからず、とても不安です。一度離婚経験があることから、今の彼と結婚することになったとしても、何があるかわからないので、自分の収入と貯金で子供が育てていけるような貯金計画を立てたいと思っています。毎月どのくらいの金額を目標に貯金をしていけばよいか、また保険なども活用したほうがよいか、アドバイスをお願いします。

女性30代後半 crowd.workerさん 30代後半/女性 解決済み
小松 康之 1名が回答

結婚費用を安く抑えるためには?

今年の夏に妊娠を機に籍をいれました。もともと、結婚する予定ではありましたが時期は来年、再来年辺りにしようと思っていたので想定外のことになりました。今年の8月末までは共働きだったので、年収1000万前後はあると思いますが、来年は出産、引っ越し控えており出費がかさむことに加えて、夫の一馬力となるために年収は600万程になります。9月から現在において私の貯金の切り崩しもしていますし、夫も資格試験に来年は100万使うこと、また生活費を2人で計算した結果貯金できるお金が今後は月々0円となりました。もちろん、結婚式をする予定ではいるのですが、結婚式費用を貯める余裕がありません。一般的に400万前後かかると言われていますが、どうしたらその金額を抑えられるでしょうか?式の内容に妥協はしたくありません。

女性20代後半 maoj08さん 20代後半/女性 解決済み
山本 昌義 1名が回答

出産から子育てまでの費用っていくらかかるの?

現在は、子供がいない30代の夫婦です。これから、子供について考え出す時期にきているのですが、最近身近で出産し子育てを経験されている方が居らず、それぞれが育った30年前の費用でしか検討がつかないのですが、現在は色々と地域に寄ってバラつきはありますが、昔よりも子育てをしやすい環境が整っていると思います。そこで、現在の子育て(出産から大学まで)にかかる一般的な家庭の費用や、大きく出費が発生するタイミング、活用出来る子育て制度、子育て世代のお金の相談をできる場所があれば詳しく教えていただきたいと思います。将来に備えて、今のリアルな生活についての現状把握をしたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。

女性30代前半 Ma1puさん 30代前半/女性 解決済み
山本 昌義 1名が回答

子供の教育資金

現在子供が2人いるのですが、もう1人ほしいと考えています。ですが、子供たちの将来のお金が心配です。子供達みんながいくつも習い事をしたいと言ったらやらせてあげられるのか。みんなが大学に行きたいと言ったら、行かせてあげられるのか。と。収入を増やすのが1番とは思うのですが、普通のサラリーマン、OLですと稼げる限界があるのかなと思います。今後の生活、子供たちの将来のためにお金を貯めたいです。

女性30代前半 あめちゃんさん 30代前半/女性 解決済み
山本 昌義 舘野 光広 2名が回答