今どきの保険は本当にお得か

ご質問いただきありがとうございます。そのだFP事務所の園田と申します。
必要な民間保険はあるのか、一つだけ入るとすれば何の保険が良いのかということですね。
まず最後のご質問ですが、年収で保障額の上限は細かい制限がございますが、いくつという契約数に制限はございません。保険会社も複数社で契約が可能です。
質問者様が書いておられる通り、日本では国の保険がございますので、必要性という部分で見れば民間保険に入らなくてはいけないというわけではございません。民間保険がなくても生活レベルが低くなる可能性があるだけと言っても過言ではないと思います。医療費については支払い義務がありますので、支払える能力は最低限必要です。よって、支払えるのであれば民間保険は必要ないという考え方になります。そして何より考え方に大きく左右されると思います。ほとんどの方は現状の生活レベルを維持したいと思われるでしょう。そして貯蓄等で対応できる方というのはごくわずかな人です。つまり、考え方で必要がどうかは変わるということです。学資保険と死亡保険のどちらをという質問ですが、学資保険と類似した商品に終身保険という商品がございます。昨今では学資保険の利率が低くなっていることもあり、終身保険で代用される方もいらっしゃいますので、どちらという回答は現実的ではないと思いますので割愛させていただきます。保険選びで一番大切なことは目的をハッキリとさせることです。その目的に合った保険商品があれば、加入を検討し、なければ、他の方法を考える。このプロセスを飛ばさないことが商品選びに失敗しないコツです。学資保険の必要性を感じられているということであれば、なぜ必要と感じているかどうかをハッキリとさせることです。もしかすると学資保険より終身保険が合っているかもしれませんし、他の金融商品の方が良い可能性もあるということです。