お金の不安

男性30代 nanohana_hifさん 30代/男性 解決済み

昨今はコロナウィルス感染症という事も起きて今までに経験をしたことがない事が起きました。すべての人が何かしらの影響を受けたのではないのでしょうか。私自身も少なからず影響を受けた一人だと思います。新しい生活様式という事を守りながらの生活をしているのですが、将来的な経済への不安は感じます。コロナウィルスの関係で臨時給付金というのはありましたが、消費税は10%に上がっていますし、金銭的に生活が楽になったとは思いません。むしろどんどん厳しくなっているような気がしますし将来的な不安もあります。ポイント還元事業が無くなってからは、やはり出費は控えないと苦しいなと思いますし、仕事的にも変化が起きており、この先はどのようになっていくのだろうとも考えます。今は貯金を継続的にしていくというのは難しくなってきています。貯金できる月もあれば、出来ない月もあるという感じです。10月からはタバコやお酒といった嗜好品が値上がりしました。国が値上げしやすいところから値段を上げているのかなという印象を感じます。年金受給者の皆さんからも年金の額が減ったというのを聞きました。臨時給付金やマイナポイント、地域商品券などの埋め合わせはどこかで来るんだろうなとは思っています。今のところ政府はこれ以上消費税を上げる事は無いと言っていますが、違う形で負担を強いられる事になるんだろうなとは思っています。私は田舎に住んでいるのですが、田舎では車なしでの生活は大変不便です。とはいえ、車を維持していくのも大変です。車を購入するのにも維持していくのにも消費税10%が凄く響いているのです。この先、車を維持していけるのだろうかとは思っています。車の車種を軽自動車などに変えて負担を軽減していく必要があるかなとは考えています。ハローワークの求人なども現在は減っています。コロナウィルスの関係で減っているとは考えられるのですが、ワクチンが出来たとしてもこの先、どのように世の中がなっていくのか想像もできません。将来的には年金もどうなっていくかは分かりません。生活費自体も電気代や水道代、ガス料金や暖房費はできるだけ節約しています。それでも微々たる額しか節約はできません。この先の人生に対してあまり明るい見通しはどうしても考えられません。FPさんには今でも生活費は余裕がないのに、そのことに加え将来的な不安もあり、現在できる節約もできる限りしています。そのような中でどのようにしたら、気持ちに余裕ができる生活ができるのか聞いてみたいです。少しでも将来に希望がもてるようになればありがたいと思います。

1 名の専門家が回答しています

山本 昌義 ヤマモト マサヨシ
分野 家計全般・ライフプラン・家計簿・節約
40代前半    男性

全国

2021/03/09

こんにちは、婚活FP山本です。ご質問の前に、未来のお金や展望についてお伝えします。まず先般、老後資金2000万円問題が話題になりましたが、むしろ2000万円で足りる方は少なく、一般的には倍の4000万円程度は必要です。準備不足のままで老後生活に突入すれば、最終的に貯金が尽きて少ない年金の範囲での生活を強いられます。その年金さえ今後は減額傾向にあるのですが、すでに十分に減額傾向にあり、現在においても高齢世帯のおよそ4割は老後破産状態です。この割合は、今後は普通に上がっていくことが予想でき、少なくとも大局的な視点では当面の改善はないと思われます。そしてこれはコロナ前の理屈であり、今後はさらなる悪化が予測できるのが実情です。厳しいと感じるでしょうが、これはこれで一つの確かな現実ですから、しっかり知って理解しておきましょう。
そのうえで、ご質問についてお伝えします。結論からいえば、「もっと稼ぐこと」が必要です。すでにお気づきの通り、支出は増える一方ですが、年金を含めた収入は簡単には増えない時代であり、この流れは上記の通り当面は変わりません。節約には限度もありますから、言い換えれば「ただとにかく働けば良い時代ではなくなった」といえます。一方で簡単ではないものの、今でももっと稼ぐことは不可能ではありません。たとえばあなた様なら、まずはどこかへ正社員として就職する方法があります。就職が厳しいなら、なんらかの「副業」をはじめるのもおすすめです。いっそ「フリーランス(自営業)」になり、自分で仕事を取ってきて稼いでいくのも良いでしょう。少なくとも、嘆くだけでは状況は延々と変わらず、むしろ悪化の一途です。最終的には確実に、上記の老後資金問題で追い詰められます。どうやったら状況を変えられるかを考え、変えるための行動を取っていきましょう。
さらに、ご質問についてお伝えします。上記の対策で少しは継続的に貯金ができるようになったら、次は「資産運用」に挑戦するのもおすすめです。たとえば上記の老後資金4000万円は、60歳までの25年で貯金だけで準備するとすれば一年あたり160万円、月々13万円程度も必要になります。しかし同じ4000万円を同じく25年かけて準備するのに年利5%の複利で運用できれば、一年あたり約84万円(月7万円)まで必要額を減らすことが可能です。仮に同条件で年利8%を実現できれば、一年あたり約55万円(月4.6万円)でも達成できることになります。少しは未来に希望が見えてきたでしょうか?あなた様の親世代の頃と比べて、厳しい時代になっているのは確かです。しかし嘆いていても状況は変わらないものの、対策方法を知って相応の努力を重ねれば今でも、今からでも十分に未来を明るくすることはできます。まだ若く、時間という最高の武器を持つあなた様なら尚更です。ぜひ改めて、今後の人生を明るくするための新しい第一歩を踏み出していきましょう。

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