定年後に困らないためには、今から毎月いくら貯金すべき?

女性50代 TARAOchanさん 50代/女性 解決済み

サラリーマンなので、定年後(推定65歳)のお金が本当にどれぐらい必要か、今から月、どれぐらい貯金した方がいいか?
貯金ができないとしたら、何か他で資産を増やす方法はあるか?
現在の家を売却したとしたら、どれぐらいになるか?それを元手に引っ越せる場所はあるか?
伺ってみたいです。

1 名の専門家が回答しています

山本 昌義 ヤマモト マサヨシ
分野 老後のお金全般
40代前半    男性

全国

2021/03/09

こんにちは、婚活FP山本です。まず定年後にいくらくらいのお金が必要かは、ご夫婦の生活水準や定年後に希望する暮らしによって違いますから、一概にはいえません。ただ一般論として、老後資金2000万円問題が上がりましたが、実際には倍の4000万円程度が必要になることが多いです。そしてこの貯金額を、仮に50歳から65歳までの15年で貯めようとすると毎年約267万円、毎月22万円程度の貯金が必要になります。これは多くの場合で、限界まで貯金に励んでもなお達成が厳しい金額です。このため、まずは貯金すべき金額を意識するのではなく、限界まで貯金に励むことをおすすめします。

上記を貯金で達成することが厳しい場合は、大きく「定年後も働く」「資産運用をする」が選択肢です。ただ、資産運用するには相応の元手が必要ですから、それがないうちは「定年後も働く」一択になります。一方で定年後も働くとはいえ、今まで通り働くだけでは働き口を見つけるだけで困難、仮に見つかっても年収半減が基本です。それでも働ければ、それだけ老後生活の始まりを遅らせられますが、それは最終手段としておき、まずは15年程度をかけて「定年後に独立できるほどの経験や技術」を身に着けておくことをおすすめします。そうして、実際に独立するかどうかはさておき、定年後も現役中と変わらない収入を得られるよう励んでいきましょう。

現在のご自宅を売却した際の価格は、申し訳ないのですが現在の情報からは分かりません。そして売却価格に関わらず、たとえば物価の割安な地方へ移住するようなことは可能かと思われます。ただし、大きなところでは地方は都心部に比べて家賃が割安な代わりに「車両費」がかさむことが多いです。高齢になれば車にも乗りにくくなり、さらにタクシー代などがかさむこともあります。都心の方には馴染みの薄い「ご近所付き合い」も大変になりがちです。なにより、地方ほど物価が割安な代わりに「年収」も割安な傾向にあります。けして、地方に移住しさえすれば老後も何とかなる訳ではありません。お金とともにお金以外のことにも目を向けて、総合的に定年後の生活や仕事を考えていきましょう。

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